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「大阪市人権だよりKOKOROねっと」第39号 web版

2024年2月29日

ページ番号:459531

大阪市人権だより「KOKOROねっと」第39号 
human rights & diversity magazine
平成31(2019)年2月発行 Spring No.39

特別号 いじめはしない・させない
みんな大切な友だちだから!

「SNSいじめ」について考えよう!

KOKOROねっと39号の表紙の画像

あなたのクラスや学校で「いじめ」はありませんか?
もし、「イヤだ」「やめてほしい」と思うことを言われたりされたりしたら、
それは『いじめ』です。スマホなどを使ったSNSの場合でも同じです。
みんな「オンリーワンの大切な人」だから、仲よく学校生活ができますように!

ご意見・ご感想をアンケートにお寄せください。(アンケートの受付期間は終了しました。)

「ある日の休み時間の教室」

ある日の休み時間の教室のイラスト

クラスの様子を見て、どう思いますか?


教室の前に「みんなでつくろう思いやりの“輪”」と標語が貼ってある。


教壇の横で外国にルーツのある子と楽しそうに話している2人の子がいる。


黒板に書かれた字を悲しそうに消している子。
それを「ヒドいよね!」と言いながら、消すのを手伝っている子。


一番前の端の席で、机にキチンと座っている子。


その隣で本を読んでいる子。


その後ろの席の机の上においてあるノートや筆箱がグチャグチャにされ、イスもたおされ、鉛筆が2本落ちている。


クラスの子のノートを取りあげて前の机の上ではしゃぐ子。


ノートを取り上げられ、返してもらえず困っている子。


その様子を3人が、見て笑ったり、はやし立てたりしている。


後ろの席の子が前の席の子に紙くずを丸め、投げつけている。
紙くずを丸めて投げつけている子に注意している子。


後ろの方の席でSNSいじめを受けた事を思い出して1人悲しくつらそうな顔をしている子。
その子に「どうしたの?」と心配して声をかけている子。


教室の後ろで、「あの子さ~」とヒソヒソとうわさ話をしている子。
それを「え~っ」と興味津々で聞いている子。


教室の後ろには車いすに座る子と、仲良く話をしている子がいる。

あなたが気づいたことを書いてみましょう!


 たとえば、その場のノリや自分がいじめられないよう、仲間と一緒(いっしょ)にいじめに加わったり、いじめを見ても見ていないふりをしている人もいるかもしれません。このクラスの人たちを見て感じたことや思ったことは、どんなことですか?


自分がされたらイヤなことは?



自分がイヤなことをされたら、みんなにどうしてほしい?



自分がLINEなどのSNSで悪口を書かれたり仲間はずれにされたらどう思う?


 自分が「イヤ」と思うことは、他の人もイヤなはず。いじめられている人が「もし自分だったらどう思うか」を想像してみましょう。そして、いじめを見たり聞いたりしたら、ちょっとだけ勇気を出して「いじめている人に注意する」「困っている人に声をかける」「先生に相談する」など、どうしたら「いじめ」をなくすことができるか考えてみましょう。


スマホ(インターネット)の使い方については、「もっと知りたい!!」でもお伝えします。
※「もっと知りたい!!」についてくわしくは後半へ。

もしかして、「いじめられているかな?」って思ったら


 自分が「いじめられている」かどうかなんて、はっきりとは分かりませんよね。ただ、自分がイヤだと思ったらそれは「いじめ」かもしれません。ひとりで悩(なや)まず、すぐに誰(だれ)かに相談してみましょう。先生や家族、周りの人に相談するのが恥ずかしかったり、ためらったりする場合は、次の相談窓口に気軽に相談してみましょう。話を聞いてもらうだけで解決することもありますよ。

それは「いじめ」かもしれませんよ!


 みんながいじめているからというだけで、一緒に「いじめ」ていませんか? 何となく気に入らない・むかつく…そんなことは理由にはなりません。見て見ないふりをしている人も「いじめ」ているのと同じです。また、SNSで誰かの悪口を書いたり、仲間はずれにするのも「いじめ」です。もし、いじめられている人がいたら「おはよう」「大丈夫(だいじょうぶ)?」とそっと声をかけたり、誰か大人に話しましょう。

家族や周りのみなさんへ


 もし「学校に行きたくない」と言いだしたら、無理に行かせようとする前に、子どもさんとゆっくり話をしてみましょう。もしかしたら、学校でいじめがあって行きたくないのかもしれません。「うちの子は大丈夫」と思っているかもしれませんが、ちょっとした言動や表情の変化はありませんか?気づいてあげることが大切です。また、スマホなどのインターネットは、子どもと一緒にルールを決めて使いましょう。もし問題が起きたときは、担任の先生や学校関係者、相談機関等の第三者機関などに相談しましょう。

相談窓口

大阪市こども相談センター(電話教育相談)

いじめや学校に関わる悩みの相談をお受けします。
〈こども専用〉 電話 06-4301-3140
〈保護者専用〉 電話 06-4301-3141
月曜日~金曜日 午前9時~午後7時(祝日、年末年始は除く)

大阪市人権啓発・相談センター

市民の方のさまざまな人権相談をお聞きします。
人権相談専用電話 06-6532-7830(なやみゼロ)
午前9時〜午後9時(月曜日~金曜日)
午前9時〜午後5時30分(日曜日、祝日)
(受付は30分前まで)
ファックス 06-6531-0666
※土曜、年末年始(12月29日〜1月3日)、施設点検日は休業
電子メールによる相談もできます!
電子メールによる相談はこちら別ウィンドウで開く


24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)

いじめなどの悩みをいつでも電話で相談できます。
フリーダイヤル 0120-0-78310(なやみいおう)(全国共通)
※一部のIP電話ではつながりません。

子どもの人権110番(法務省)

ひとりで悩まないで!まずはお電話ください。
フリーダイヤル 0120-007-110(全国共通)
※一部のIP電話ではつながりません。
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分(祝日、年末年始は除く)

子どもの人権SOS-eメール(法務省)

ホームページの相談フォームに相談したい内容を入力して送信すると、メール、電話または面談で悩みにお答えします。(すぐに相談したい時は子どもの人権110番へ)
法務省インターネット人権相談受付窓口はこちら別ウィンドウで開く

子どもの人権SOSミニレター(法務省)

全国の小・中学校に配付。身近な人に相談できない悩みを書いてポストに入れるだけで、悩みにお答えします。

大阪市人権啓発・相談センターLINE@

大阪市の人権に関する取り組みや人権問題のトレンド・クイズなどを掲載しています。
週1回配信しています!

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または、次の二次元コードから

「KOKOROねっと」バックナンバー

 これまで発刊した「KOKOROねっと」のバックナンバーについて、大阪市ホームページに掲載しています(平成22(2010)年6月発行第5号より)。過去に特集した記事などで、ご参考になるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

大阪市人権啓発・相談センター

 大阪市では、多様な人権問題に対応する総合的な拠点施設として、「大阪市人権啓発・相談センター」を開設しています。
 人権問題で困ったときや、人権問題について学びたい方は、ぜひご利用ください。

大阪市人権だより KOKORO(こころ)ねっと
human rights & diversity magazine
平成31(2019)年2月発行 /Winter No.39
【発行】大阪市人権啓発・相談センター
    〒550-0012 大阪市西区立売堀4-10-18
電話 06-6532-7631  ファックス 06-6532-7640
【制作協力】株式会社 アド・エモン

〔法務省委託事業〕

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