「大阪市人権だよりKOKOROねっと」第41号 web版
2024年12月1日
ページ番号:485913
大阪市人権だより「KOKOROねっと」第41号
human rights & diversity magazine
令和元(2019)年12月発行 Winter No.41
「国際的人生」は、楽しい!
[しなやかパーソン]お笑い芸人・タレント・俳優
パトリック・ハーランさん
多文化共生
わかり合うとうれしい!お互いのこと!
大阪で学ぶ学生が行く ダイバーシティ 体験ルポ2
大阪市長居障がい者スポーツセンター
アンケートに答えて図書カード1,000円相当をゲットしよう!!

目次
「KOKOROねっと」バックナンバー
これまで発刊した「KOKOROねっと」のバックナンバーについて、大阪市ホームページに掲載しています(平成22(2010)年6月発行第5号より)。過去に特集した記事などで、ご参考になるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください。


Special Interview 「国際的人生」は、楽しい!
混ざり合いながら、自分のエネルギーにしてしまう。
しなやかパーソン Special Interview
パトリック・ハーラン Patrick Harlan
23歳で来日して、もう26年。
日本を拠点に活動するお笑いタレントのパックンこと、パトリック・ハーランさん。
バックボーンが異なるこの国で、舞台に司会にどんどん活躍の幅を広げ、
たくましく輝くパックン流の、異文化コミュニケーション術とは?

最初は「不思議」の連続!ストレスを感じたら「思考の転換」で乗り越える。

忘れられないカルチャーショックは?
いろいろあるけど、まず「ラジオ体操」。最初、専門学校で英会話の先生を始めたんだけど、職員が皆同じジャンパーを着て一斉に同じ体操をするのでビックリ!
その職場では休みをあまり取らないのも驚きました。有給休暇が20日あっても、すべて使い切っている人を見たことがありません。あと、あまり必要とは思えない会議が多い。仕事が終わっても帰らない人がいたり・・・。言い出したらキリがないですよ!
でも、それを「不満」と言ってしまうと、「ここは日本なんだから・・・。」ってなるから、自分では「不思議」と言うようにしていました。

外国人に対する「差別」を感じたことはありますか?
以前住まいを探してたら「ピアノ可、ペット可、外国人NG」と書いてあって、さすがに「なんで!?」と思いました。
ゴミの分別を間違えてないのに、ウチの前に分別できてないゴミ袋を置かれたこともありました。在日外国人は分別の仕方が分からないんじゃないかって思われたようですけど・・・。調べてみたら近所の日本人のものと分かりました。ちなみにその人は、引っ越すときもゴミの分別をしないままで、結局、僕が処分したんです。

これまでどうやって、多くの「不思議」をクリアしましたか?
お笑いタレントなので、笑い飛ばしたりネタに変えたりしてきました。
僕の好きな言葉に「思考の転換」というのがあって、「**しないといけない」は「させられてる」のと同じだから、「**したい」と考えて行動します。
たとえば外国人という理由だけで住宅ローンが組めないなら、組める銀行や不動産会社をとにかく探します。
「探さなければならない」のではなく「探したい」と考えるようにしました。
探した結果、断られた物件より条件の良いマンションが買えました。本当ですよ。
自分にとって「ハードル」と感じることを、一つひとつ乗り越える努力をしてだんだん味方を増やしていくと、必ず自分のためになります。相手を理解しようとすること、自分自身が人として大きくなろうと思うこと、それが大事です。


日本人は、学ぶ力や倫理水準が高い。でも、自分を表現するのは苦手かも・・・。

日本の教育と、アメリカとの違いは?
日本人の学力は世界のトップ5に入ると思います。しかも国民全体のレベルも高い。アメリカには突き抜けた人が多くいるけど、残念ですが格差が激しいですから・・・。
たとえば、日本人で地球温暖化を信じない人はほとんどいないでしょう。でもアメリカは違います。しかも、間違った思い込みにもかかわらず専門家のような口調で「自分は正しい」と言い張る人が結構いると思います。
それに日本人は、社会を守ろうとする倫理水準も高い。僕がそう感じたのは去年財布を無くしたときです。財布は、その日のうちに警察署に届けられていたんです。アメリカの電車で同じことがあったときは戻ってこなかったですね。警察に行っても「それで?」と、ぞんざいな対応をされただけでした。

大学では、若い人たちを教えていますね?
国際関係理論の講座を持っていますが、「僕は専門家ではないので間違ってたら言ってほしいし、おかしいと思ったら質問してほしい」と学生に伝えています。でも、発言の数が少ないので、「みんな手を上げて~。質問ない人下ろして~」という方法とっています。こうすると下げない人が何人かいて「ちょっと聞いていいですか」と質問が出てきますので。
期末にはレポート提出を求めるのではなく、全員参加でプレゼン大会をします。受講者をグループに分けて、 一人ひとりのプレゼンを順番に評価するのです。
そのやり方を僕は「建設的批判」と呼んでいるんですけど、批判というとネガティブなイメージが日本にはあるので、それぞれが褒め言葉を挟む「サンドイッチ批判」をします。まず良い点を挙げて「でも**が分かりづらい」とか、改善点をちゃんと伝え合います。
日本人はたしかに自己表現はあまり上手くないと思うけど、教育改革によって、表現力・コミュニケーション力・クリエイティビティの底上げをはかり、もっと突き抜けた人が増えるといいなと思います。

誰とでも、「こんにちは」から始めよう!

パックン流は「相手の話を聞く」こと、からですね。
そうですね。分からないこと、理解できないことは、物おじせずになんでも聞きます。もちろん自分の常識と相手の常識に違いがあることも多い。日本語の「違う」という言葉には「異なる」と「間違ってる」の2つの意味があって、僕は「間違ってる」ではなく「異なる」と受け止めています。つまりオープンマインド。心を開いて相手を理解しようとします。相手を大切に思い、愛を持って接することが大切と思います。
僕は誰に対しても、どこに行っても、相手への接し方はまったく同じです。
まず人の話をしっかり聞く、そして相手に興味を持つ、それが秘訣です。
「名前は?」「ここでは何がおいしいの?」とかですね。相手がシャイな人でも、そうやって一歩ずつ対話を重ねていくと必ず仲良くなれます。

ご近所づきあいは積極的な方ですか?
はい。休日にはPTAのソフトボールとか卓球とか、いろいろ誘ってくれます。皆うまいですよ。お祭りになると、近所の神社にパックン・マックンの提灯がぶら下がります!近所の家族とバーベキューやピザパーティーの後で子どもたちと花火を楽しんだり・・・。日本語的には「ご近所となじむ」ってことでしょうけど、僕は「混ざりあえばいい」と思うのです。無理して溶け込まなくてもいい、でも混ざりあわないともったいない。

構えずに、ふれあうってことですね。
外国人への最初のあいさつは「ハロー」じゃなく「こんにちは」でいい、「ハロー」は固定概念の象徴と思います。相手は観光客ではなく、日本に長く住んでる人かもしれないし、英語圏以外の人かもしれないんですよ。そして、かしこまらずに話すこと。「スポーツやる?」とか「出身地の自慢は?」だけでも30分くらい話せます。

最後に、若い人たちへのメッセージを。
大阪の皆さんも「地球人の一人だ」と自覚を持って、「外国人と日本人」ではなく「人と人とのつき合い」をして、人生を豊かにしてほしいです。
バックボーンの違った人と会い、交流するのは、その大きなチャンス。視野が広がるし価値観も変わるから、自分が抱えてる問題の解決につながるかもしれません。いろんなバックボーンを持った人たちとつながる「国際的人生」は、楽しいものです。

パックン (パトリック ハーラン)
1970年、米国・コロラド州出身。93年ハーバード大学比較宗教学部を卒業、同年来日。福井で英会話教師をした後、東京へ。97年吉田眞とパックンマックンを結成。「爆笑オンエアバトル」で頭角を現し、個人出演した「英語でしゃべらナイト」も人気を博す。お笑い芸人の枠を超え、司会、コメンテーター、俳優など幅広く活躍中。12年から東京工業大学非常勤講師。近著は『パックンの「伝え方・話し方」の教科書 世界に通じる子を育てる』(大和書房)、『「日本バイアス」を外せ!』(小学館)など。2児の父。


多文化共生 わかり合うとうれしい!お互いのこと!

大阪市と世界のつながり
大阪市民のおよそ20人に1人が外国人住民です。これは政令指定都市の中で、最も高い割合です。
国籍別にみた場合、「韓国及び朝鮮」が最も多く、次いで「中国」「ベトナム」「台湾」「フィリピン」の順となっており、約140もの国や地域の人が暮らしています。大阪市は世界と深いつながりを持った街です。

大阪市に住む外国人住民の数

最近、街を歩いていても外国人をよく見るよねー
そうだねー。いったい、どれくらいの人たちがいるんだろうね?

約140カ国 138,016人
全市民のうちおよそ20人に1人が外国人住民!
※平成31年(2019)3月末現在
※( )内の%は全外国人住民に占める割合
出典:大阪市/「大阪市住民基本台帳人口・外国人人口」より抜粋
韓国及び朝鮮 66,217人(48.0%)
中国 34,791人(25.2%)
ベトナム 13,707人(9.9%)
フィリピン 3,942人(2.9%)
台湾 5,080人(3.7%)
ネパール 1,944人(1.4%)
アメリカ 1,665人(1.2%)
インドネシア 1,366人(1.0%)
タイ 1,148人(0.8%)
ブラジル 950人(0.7%)
そのほかの国々 7,206人(5.2%)

大阪市の外国人住民数は5年間で約18%増加
(各年12月末現在)
※2019年については3月末現在
2014年 116,859人
2015年 120,544人
2016年 125,443人
2017年 131,582人
2018年 137,467人
2019年 138,016人
大阪市の外国人住民数の推移
出典:大阪市/「大阪市の外国人住民数の推移」より抜粋
大阪市に住んでいる外国人は急激に増えているんだね。

2018年に大阪を訪れた外国人旅行者数は1,142万人
来阪する外国人旅行者数の推移
※2018年については速報値
2014年 376万人
2015年 716万人
2016年 940万人
2017年 1,110万人
2018年 1,142万人
出典:大阪府/「来阪外国人旅行者数」より抜粋
2025年には大阪で万博も開かれるから、外国人旅行者はもっと増えるだろうね。


多文化共生ってなに?
外国人住民が増えてきたことによって、国籍や民族の異なる人々との出会いや交流が、地域、職場、学校など、さまざまなところで見られるようになっています。「多文化共生」とは、国籍や民族などの異なる人々が、お互いの文化的な違いを認め、尊重し合い、対等な関係を築きながら、共に生きていくことです。
違いを学び、共に変化する関係づくりを!
国籍や言語、宗教、その他の風習や文化、生活のスタイルの違いにより、外国人や外国にルーツを持つ人は日本で暮らしていく上で、不自由を感じることがあります。お互いの文化や習慣などの違いを認め合い、尊重しあう人間関係を築くことで、私たちの暮らしはより豊かになります。

マンガ 例えばこんなシーン

違いを知る
外国人の社員 「う~ん。」
日本人の社員 「どうしたの?」
外国人の社員 「食べられないメニューがあるんです。」
日本人の社員 「えっ!?そうなんだ!」
「味が嫌いなの?」

理解し合う
外国人の社員 「味ではなく宗教の戒律で食べられないメニューがあるんです。」
日本人の社員 「なるほど~!」
【コメント】
同じ宗教でも宗派によって異なる場合がありますが、イスラム教は「豚肉」ユダヤ教は「馬肉」や「豚肉」ヒンドゥー教は「牛肉」などの食事制約があります。
日本人の社員 「それじゃあ、これからは皆さんが食べられるメニューを増やしていこう!」

共に見つける
外国人の社員 「そうしたらみんな一緒に食事が楽しめますね!」
日本人の社員 「そうだね!」
解決していくには周囲の協力を必要とする場合が多くあります。


大阪で暮らす留学生に聞いてみました
Q.1 日本に来て驚いたことは?
Q.2 日本で暮らしてみて、困ったことは?
Q.3 日本で自分らしく過ごすためには、なにが必要?


困ったときに助けてくれて、みんな親切
ソウ・シーチンさん [台湾]
I LOVE OSAKA

A.1
台湾では言いたいことがあれば相手にストレートに伝えるけど、日本は「推し量る」文化ですね。後からその人の本心がわかって「えー、そうだったんだ!」と戸惑うことがあります。

A.2
大阪にはおいしい食べ物がいっぱいあるけど、野菜と果物の値段が高くて台湾の2倍くらいします。だから、野菜をあまり食べられないし、外食も高くてあまり利用できないです。

A.3
みんなで何かしようとする時に事情があって参加できないだけなのに、後になってコミュニティからハズされてしまうことがあります。みんな「いつも同じでないとイケナイ」ではなくて、自由につながりたいです。

ワタシの友だちづくり
ソウ・シーチンさん
「台湾には素敵な名所がたくさんあるのよ!」
日本人の友だち
「台湾のお菓子も美味しいね!」


欲しいものが何でもそろう街
ブリトニー・マーシーさん [アメリカ合衆国]
I LOVE OSAKA

A.1
アメリカでは移動にクルマを使うことがほとんどですが、日本の人はとてもよく歩きますね。梅田や難波で、最初はとまどったり疲れたりしたけど、健康にはグッド!

A.2
日本人と顔立ちがずいぶん違うので、ジロジロ見られることが多いです。電車やエレベーターの中は、特にそう。異質な人間と思われているようで緊張してしまい、気分がふさがって辛い時があります。

A.3
授業やグループワークで日本人はあまり意見を出さないです。私が意見を述べると、なんとなく浮いてしまいがち。それぞれがどんな意見でもしっかり述べて議論して、オープンマインドで接し合いたいです。

ワタシの友だちづくり
ブリトニー・マーシーさん
「日本のアニメが大好きだし、ファッションにも興味があるの!」
日本人の友だち
「アメリカの雑誌もステキね!」


京都や奈良にも近く、歴史や伝統に触れられる街
イ・ヨンジンさん [韓国]
I LOVE OSAKA

A.1
自転車が多いのにびっくり。韓国では街であまり自転車を見かけません。雨の日は自転車に乗りながら傘をさして歩道を猛スピードで走ってくるので、怖い時があります。

A.2
韓国ではそれぞれがコーヒーなどを持って、打ち解けた雰囲気で授業を受けます。日本でそれをすると「お行儀が悪い」って思われます。でもこれは日本の習慣だから、大切にするようにしています。

A.3
複数の日本人とシェアハウスに住んでいますが、自分の部屋にこもってしまう人が多いです。一緒にテレビを見たり料理をしたり、たくさん会話をして交流を持つことができるといいと思います。

ワタシの友だちづくり
イ・ヨンジンさん
「これは家庭の味なの・・・。でも地域が違うと味つけも変わるのよ!」
日本人の友だち
「そうなんだ~。日本と同じだね!」
「へぇ~♪」


外国で暮らしたことがある人に聞いてみました
森 華希子(もり はなこ)さん
父の故郷・台湾に生まれ、9歳で母の故郷・日本に移住し、その後アメリカ留学を経験。外国にルーツを持つ子どもたちに、日本での「居場所」をつくる活動をしている。
三崎 一貴(みさき かずき)さん
中国では多国籍の人が一緒に暮らす寮生活を経験。ロシア、セネガル、ルワンダ、韓国の人たちとの交流を、今も大切にしている。

外国で暮らして最初に感じたことは?
森:私が暮らしたアメリカの街は、昔から保守的な土地柄で「白人が一番」って思っている人が多くいます。アジア人をさげすむしぐさを受けた人もいたりして、最初は疎外感を感じていました。そんなマイナーな気分を乗り越えることができたのは、日本の文化に興味を持ってくれている人とつながることができたから。その人の友だちが、また自分の友だちになり…というふうに、人の輪が広がっていきました。
三崎:中国の瀋陽で暮らして、心のハードルを感じたのは、コミュニケーション。ズバリとものを言ってくる人が多く、衝撃を受けました。中国でも若い人たちは日本に関心を持っている人が多く、特にアニメやマンガが大好きで、そんな接点からいろんな会話ができるようになりました。友だちになれば、一緒に食事をするというのが現地のしきたりです。日本のように割り勘定で済まさずに、互いにおごり合います。相手に対して使ったお金の大きさで、感謝の大きさを伝える国民性があるようです。

理解し合うには何が大切?
森:「気づかい」や「思いやり」の心は、どの国の人の心にも絶対あると思います。ただ、その表現の仕方や場面が違うだけです。アメリカでは知らない人どうしでも目が合えば、お互いにっこり微笑む習慣があります。その国のスタイルを知って自国流にとらわれなければ、人としての温かみを感じることが、きっとできるんじゃないかなと思います。
三崎:自分が「外国人」として暮らしてみて思うんですけど、その国が嫌いで住んでいる人はあまりいないと思います。日本に住む外国人も、日本のことをもっと知りたいとか、友だちをつくりたいって願っているはずです。だから僕は積極的に交わるようにして、同時に相手の国の歴史や文化を教えてもらいます。バックグラウンドの違いを尊重しながら、長所を吸収することで自分も成長できますから。

どんな社会になればいい?
森:お互いを認め合えば自分をとりまく人間関係に多様性が生まれます。多様性がなくて同質の人たちばかりのチームや社会は、これからは伸びないと思います。
三崎:一人ひとり個々のつながりを大事にして友だちになり、外国にルーツを持つ人たちが、「いつまでも日本にいたいな」と思ってくれたらいいですね。

情報収集・相談場所

大阪法務局(外国語人権相談ダイヤル)
英語、中国語、韓国語、フィリピノ語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語、スペイン語、インドネシア語、タイ語
電話 0570-090911
時間 月曜日~金曜日(祝日・年末年始除く) 9時~17時
問い合わせ 大阪法務局人権擁護部
大阪市中央区谷町2-1-17 大阪第2法務合同庁舎
電話 06-6942-9496

大阪市人権啓発・相談センター
人権相談専用ファックス 06-6531-0666
面談での相談(要予約)
※三者通話により英語、中国語、韓国・朝鮮語、ベトナム語、フィリピン語での相談に対応
時間 月曜日~金曜日 9時~21時 日曜日・祝日 9時~17時30分
※土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)・施設点検日は休業

大阪国際交流センター(外国人のための相談窓口)
市政・生活情報の提供:英語、中国語、韓国・朝鮮語、ベトナム語、フィリピン語
電話 06-6773-6533
時間 月曜日~金曜日 9時~19時
土曜日・日曜日・祝日 9時~17時30分 ※年末年始(12月29日~1月3日) 休み
問い合わせ 公益財団法人大阪国際交流センター インフォメーションセンター
大阪市天王寺区上本町8-2-6
電話 06-6773-8989
ファックス 06-6773-8421


ダイバーシティ 体験ルポ2 大阪で学ぶ大学生が大阪市長居障がい者スポーツセンターを訪ねました

大阪市長居障がい者スポーツセンターって、どんなトコ?

日本初 障がい者が仲間と一緒にスポーツを楽しめる場所
大阪市長居障がい者スポーツセンターは、1974年に日本で初めて設立された障がい者のためのスポーツ施設です。障がいのある人がスポーツを通して、体力の維持・増進・身体機能の回復や向上を図るほか、精神的にも自信と勇気を養い、社会参加の機会を増やし、豊かな日常生活を送ることをめざして設立されました。一人で来館しても、指導員や仲間と一緒にさまざまなスポーツが楽しめる環境が整っており、これまでに1,000万人以上の人が利用しています。

利用の目的
- 身体機能を少しでも向上させ、日常生活の充実を図る
- さまざまなスポーツを通して健康・体力を維持増進する
- 目標に向かって仲間と努力し、スポーツの喜びを味わう
- 仲間とトレーニングを積んで自らの技能を上達させる
- 施設内の交流を通して、少しずつスポーツに興味をもつ

訪問してわかった 長居障がい者スポーツセンターのここがスゴイ!

45年の歴史を持ち、さまざまなイベントも充実!
ここが、日本初の障がい者スポーツセンターと聞いて驚きました。来年パラリンピックが開催される東京ではなく、大阪が障がい者スポーツ振興の先駆けだと知って誇らしい気持ちです。施設の運営だけでなく、夏まつりや出張スポーツ教室といった地域に根ざした取り組みの継続も、年間約36万人というたくさんの利用者につながっているんだと思いました。

ボウリングもプールも! いろんなスポーツができる充実の設備
施設内では、「水泳」「バスケットボール」「卓球」「アーチェリー」「ボウリング」など多彩なスポーツが楽しめます。たとえばプールの壁には、視覚障がい者用のタッチ板が設置されていたり、誰もが安全に楽しめるようさまざまな配慮がされています。身体が動かなくてもできるスポーツを考案したり、ルールを改定しているところもすごいです。「残った機能を活かしてスポーツを楽しむ」という言葉が心に響きました。

仲間や指導員さんがいるから、いつ一人で来てもスポーツが楽しめる!

卓球 ・ ボッチャ ・ 車いすバスケットボールを体験!

卓球(視覚障がい者用)
サーブ側が「いきます」、レシーブ側が「はい」と応えると試合スタート。金属粒の入った球から出る音を聞きながらラケットを動かし、ネット下に球をくぐらせてラリーを行います。卓球台のサイド一部とエンドに高さ1.5cmのフレームがあり、球がフレームを飛び越えたらアウト。球がフレームに当たって台のなかに戻ったらポイントになります。
球の音に集中すると次第に球の場所や距離感がわかってきます。打てるようになって、一気に楽しくなりました。

ボッチャ
最初に白ボール(ジャックボール)を投げ、つぎに赤・青各6個のボールを投げたり転がしたりして、白ボールにいかに多くのボールを近づけるかを競います。カーリングに似ていますが、的となる白ボールも途中でボールを当てて動かすことができます。気軽にできるスポーツとして人気が広がっています。
体が思うように動かせない人でも取り組めるスポーツです。誰もが一緒に楽しめるスポーツだと思いました。

車いすバスケットボール
専用の車いすにはブレーキがなく、ダッシュ、ストップ、ターンすべてを自分の手で操作。後方への転倒防止のためにリアキャスター、足元には、衝突しても安全なようにバンパーがあります。バスケットボールと同様、ボールをもっているときは2回しか手でこぐことができません。2020年2月に女子の国際大会(2020大阪カップ)が大阪で開催されます。
タイヤの回転を利用して落ちているボールを拾ったり、座ったままシュートするのがとても難しかったです。

訪問してみて

山下 桜花(やました さくら)さん
障がい者スポーツは想像していた以上に難しかった!
ボッチャを体験して、これは障がいのない人も障がいのある人も一緒に楽しめるスポーツだと思った。

松田 龍治(まつだ りゅうじ)さん
障がい者スポーツを体験して親しみがわいたので、これからは積極的に観戦して応援したい。

竹村 ゆり子(たけむら ゆりこ)さん
ルールを変えたり、必要な道具を使えば、障がいのある人もスポーツが楽しめることがわかりました。

ちょっと まめ知識
東京2020パラリンピック競技大会
パラリンピックは、障がいのあるトップアスリートが出場できるスポーツの祭典です。4年に1度、オリンピック競技大会の終了後に同じ場所で開催されます。「東京2020パラリンピック競技大会」は、22競技540種目が21会場で実施され、史上最多4,400人の選手による白熱した戦いが、2020年8月25日の開会式翌日から9月6日の閉幕まで、12日間にわたり繰り広げられる予定です。
※開催競技:アーチェリー/陸上競技/バドミントン/ボッチャ/カヌー/自転車競技/馬術/5人制サッカー/ゴールボール/柔道/パワーリフティング/ボート/射撃/シッティングバレーボール/水泳/卓球/テコンドー/トライアスロン/車いすバスケットボール/車いすフェンシング/車いすラグビー/車いすテニス

大阪市長居障がい者スポーツセンター

大阪市長居障がい者スポーツのホームページはこちら
住所 大阪市東住吉区長居公園1−32
連絡先 電話 06-6697-8681 ファックス 06-6697-8613
開館時間 平日・土曜日 9時~21時(利用受付は20時30分まで)、日曜日・祝日 9時~18時(利用受付は17時30分まで)
※プールおよびボウリング室以外は、12時15分から13時まで閉室
休館日 毎週水曜日および第3木曜日(祝日の場合は開館)、12月29日~翌年1月3日
※この記事の作成には、関西大学フリーペーパー制作団体「Lin:ku」の皆さんに協力をいただきました。


インフォメーション INFORMATION

2019第35回 にし人権展
西・大正・浪速・港区4区合同開催
「ダイバーシティ~社会でこどもを守りはぐくむ~」
入場無料・手話通訳あり・要約筆記あり・一時保育あり *事前予約が必要
日時 12月6日(金曜日)~9日(月曜日)10時~20時(9日は17時まで)
場所 西区民センター(大阪市西区北堀江4-2-7)
内容 講演・イベント、パネル展示、DVD上映、西区小中学生の「人権啓発標語・ポスター」展示ほか

記念事業「人・愛・ふれあいプラザ」
定員150名(当日先着順)
人権落語家 桂 七福(かつら しちふく)氏による講演落語
「ケチャップマヨネーズ?」コンサート
日時 12月7日(土曜日)14時~16時

講演・イベント
定員各150名(当日先着順)

スマホ・ネットの現状と対策~子どもたちをネットの被害者にも加害者にもさせないために~
講師 竹内 義博(たけうち よしひろ)氏

未来を紡ぐ!子どもたちに笑顔を~相談事例をふまえて~
講師 水流添 綾(つるぞえ あや)氏

太鼓集団「怒」による講演と演奏

なくそう貧困。命の水を!アジアンフェスティバル

守ろう!こどもの心~そしてまずは大人の心から~
講師 島田 妙子(しまだ たえこ)氏

外国にルーツをもつ子どもへの包括的支援~支援者に必要な三つの力をのばす~
講師 金 香百合(きむ かゆり)氏
※手話通訳・要約筆記・一時保育の事前予約については、11月29日(金曜日)までに次の問合せ先へお申し込みください。
問い合わせ 西区役所総務課(教育担当)
電話 06-6532-9743 ファックス 06-6538-7316
※このほか、さまざまな催しがあります。

人権週間講演会 ジェフ先生のおトクなお話!!~異文化コミュニケーションのすすめ~
ジェフ・バーグランドさんは日本に住んで50年近くになります。当初は、自分の常識が常識ではない驚きだらけの毎日。その中で、新しい自分をつくるというプロセスを楽しみ、多くのことを学んでこられました。今では、中央区でも多くの外国人を見かけます。自分とは違う文化や背景を持つ人とどう付き合うか?お互いおトクな関係をどう創るか?文化の違いを受け入れ認め合い一人ひとりの個性を尊重することの大切さや、他者へのコミュニケーションのあり方についてお話してもらいます。
日時 12月10日(火曜日)14時~15時30分(開場13時30分)
場所 J:COM中央区民センター2階ホール(大阪市中央区久太郎町1-2-27)
定員 300名(当日先着順)
※定員に達した場合は、お入りいただけないこともございます。
参加費 無料
申込 不要 ※手話通訳あり
問い合わせ 中央区役所市民協働課(市民活動支援課)
電話 06-6267-9743 ファックス 06-6364-8283

ひと・愛・ふれあいシアター&講演会
生野区では、毎年人権週間に様々な人権をテーマに講演会等、イベントを実施しています。今年は、障がい者の人権をテーマに講演会と映画上映会を実施します。
内容
講演 (講師:大阪市障がい者相談支援研修センター所長)
「障がいについて~あいサポート運動~」(約30分)
映画 「こんな夜更けにバナナかよ」(約120分)
日時 12月8日(日曜日)14時開始(13時30分開場)
場所 リゲッタIKUNOホール(生野区民センター内)
対象 どなたでも
定員 300名(当日先着順)
問い合わせ 生野区役所 地域まちづくり課
電話 06-6715-9734 ファックス 06-6717-1163

見えてる色は、それぞれ違う?!~パネル展示と色覚体験~
私たちの目に映る色の見え方は一人ひとり違います。色に溢れた現代社会では色の見え方が大きく違う場合、苦労や困難がつきまといます。是非、この機会に色の見え方について考えたり、体験してみてください。
体験日には、体験レンズで、色覚少数派の人がどのようにみてるかを、講師の解説を聞きながらパネルやDVDを見ることで疑似体験できます。
色覚少数派の人は講師の簡単な説明で、自分に合った機能性色覚レンズを見つけ、色覚多数派がどのように見えているかが体験できます。
日時 12月4日(水曜日)~10日(火曜日)(人権週間)
9時~17時30分
※12月6日(金曜日)のみ19時まで開催
体験日 12月4日(水曜日)9時~12時
12月10日(火曜日)13時~17時30分
場所 福島区役所1階ロビー
内容 色覚啓発パネル展示・色覚啓発DVD上映・色覚体験
主催 福島区人権啓発推進協議会
問い合わせ 福島区役所市民協働課(地域活動支援担当)
電話 06-6464-9743 ファックス 06-6264-9987


大阪市からのお知らせ 考えよう人権のこと

12月4日~10日は人権週間です!!
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」
(世界人権宣言第一条より抜粋)
人権週間は、国連で昭和23(1948)年12月10日に「世界人権宣言」が採択されたことを記念して定められたものです。人権とは私たちが幸せに生きるための権利で、人種や民族、性別などの違いを超えて一人ひとりに備わった権利です。
これを機会に私たち一人ひとりが人権の尊さ、命の大切さを考え、すべての人の「人権が尊重されるまち」を、みんなで築いていきましょう。

人権擁護委員による特設人権相談を開設します
日常生活の中で生じるさまざまな人権問題について、人権擁護委員が無料で相談に応じます。秘密は厳守いたします。無料。当日直接会場へお越しください。
日時 12月4日(水曜日)10時から16時まで
会場 大阪市役所1階(南側) 市民相談室
(最寄駅:地下鉄・京阪本線「淀屋橋」駅1番出口、京阪中之島線「大江橋」駅6番出口)
対象 市内在住・在勤・在学の方

人権擁護委員とは?
人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づいて地域住民の中から広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方を市町村長が推薦し、法務大臣が委嘱した民間ボランティアです。様々な分野の方が、人権相談を受けたり人権の考えを広めるなど、積極的に人権擁護活動を行っています。
問い合わせ 大阪法務局・大阪第一人権擁護委員協議会
電話 06-6942-1489 ファックス 06-6943-7406

犯罪被害への理解を深めましょう

犯罪被害は、いつ誰に起きるかわかりません。
犯罪被害にあわれた方やその家族・遺族の方(犯罪被害者等)が、被害から立ち直り、社会の中で再び平穏な生活ができるようになっていただくためには、地域の人々の理解と配慮、協力が必要です。
大阪市では、「犯罪被害者等支援のための総合相談窓口」を設置し、犯罪被害者等からの相談をお受けして、その方の状況に応じた大阪市の各種支援施策のご案内や関係機関のご紹介などを行っています。
犯罪被害にあわれてお困りの方や、身近な方が犯罪被害にあわれて支援を必要とされている場合は、ぜひご相談ください。

大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口
大阪市市民局ダイバーシティ推進室人権企画課(大阪市役所4階北側)
相談時間 9時~17時30分(土日・祝日・年末年始を除く)
電話 06-6208-7619 ファックス 06-6202-7073
また、大阪府公安委員会より犯罪被害者等早期援助団体に指定されている、認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンターでは、事件・事故の被害にあわれた方への相談、付添いなどの支援を行っています。
相談・支援は全て無料、秘密は厳守します。

認定NPO法人 大阪被害者支援アドボカシーセンター
相談電話 06-6774-6365 (月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)10時~16時)
全国共通ナビダイヤル 0570-783-554(年末年始を除く7時30分~22時、上記相談電話が稼働中の時間帯は、自動的に相談電話につながります)


大阪市人権啓発・相談センター

専門相談員による人権相談
ひとりで悩んでいませんか?
大阪市にお住まいの方で、人権に関することでお悩み、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。まずはお電話を!
専門の相談員が対応します。
プライバシーには十分配慮しています。安心してご相談ください
電子メールによる相談もできます!
電子メールによる相談はこちら
相談専用電話 06-6532-7830(なやみゼロ)
相談専用ファックス 06-6531-0666
相談時間 月曜日~金曜日/9時~21時
日曜日・祝日/9時~17時30分
※土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、施設点検日は休業
※人権相談の受付は、相談時間終了の30分前までです。

人権啓発事業に関するお問い合わせ
人権に関するパンフレットの提供や人権啓発ビデオ・DVDの貸し出しも行っています。
研修会などにぜひ、ご活用ください。
電話 06-6532-7631
ファックス 06-6532-7640
開設時間 月曜日~金曜日/9時~17時30分
※土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は休業

大阪市人権啓発・相談センター LINE@
大阪市の人権に関する取り組みや人権問題の今日的なテーマやクイズなどを掲載しています。週1回配信しています!
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編集後記
今号は「多文化共生」を特集テーマに取り上げました。東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、多くの外国人が日本を訪れます。また、2025年には大阪・関西万博が開催されます。国籍や民族などの違いにかかわらず、一人ひとりがそれぞれの違いを認め合える社会を築いていきたいですね。次号は2月発行です。ぜひご覧ください。


「KOKOROねっと」バックナンバーのお知らせ
これまで発刊した「KOKOROねっと」のバックナンバーについて、大阪市ホームページに掲載しています(平成22(2010)年6月発行No.5より)。過去に特集した内容やインタービュー記事などで、ご参考になるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

プレゼント付きアンケート!!
アンケートに答えて「図書カード」をゲットしよう!! No.41
プレゼント付きアンケート!!
ウェブサイトからも次のアンケートにお答えいただくことができます。専用フォームに入力するだけで簡単に応募できます。
(アンケートの受付期間は終了しました。)
KOKOROねっとNo.41 アンケートはがき
下記事項のあてはまる番号をまるで囲むか、必要事項をご記入ください。
楷書ではっきりとご記入ください。
ご住所 〒
お名前
年齢 歳
質問1
この情報誌を、どこで入手されましたか?
(その他の場合は具体的な場所をご記入ください)
- 駅構内
- 市・区役所
- 図書館
- 学校、職場
- 大阪市ホームページ
- その他( )
質問2
この情報誌のなかで興味・関心を持った記事はありましたか?
(複数回答可)
- しなやかパーソン・パトリック・ハーランさん(P.1~2)
- 多文化共生(P.3~6)
- ダイバーシティ体験ルポ2「大阪市長居障がい者スポーツセンター」(P.7~8)
- インフォメーション(P.9)
- 大阪市からのお知らせ(P.10)
質問3
あなたは、人権について関心がありますか?
- 関心がある
- すこし関心がある
- あまり関心がない
- 関心がない
質問4
この情報誌を読んで人権への興味・関心がわき、理解に役立ちましたか?
- とても役に立った
- 役に立った
- あまり役に立たなかった
- 役に立たなかった
質問5
今後もこのような情報誌を読んでみたい(発行したほうが良い)と思いますか?
- そう思う
- どちらかといえばそう思う
- どちらかといえばそう思わない
- そう思わない
質問6
この情報誌を読んだ感想やご意見、今後掲載してほしい内容やご要望をお書きください。
いただいた感想・ご意見等について、無記名の情報として、本誌や大阪市ホームページ上に掲載する場合があります。掲載に同意される場合はチェックを入れてください
はがきまたはスマートフォンなどからも応募できます。
アンケートの答えとはがき表面に必要事項(ご住所・お名前・年齢)をご記入の上、はがきについてはキリトリ線にそって切り取り、ポストに投函してください(切手不要。応募はいずれかお1人1回)。抽選で図書カード(20名様に1,000円相当)をプレゼントします。なお、当選発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
応募期限:令和2年(2020)1月31日(金曜日)
※個人情報の取扱いについて…アンケートから取得しました個人情報は、個人情報保護法及び大阪市個人情報保護条例等に基づき適切に取り扱います。ご住所・お名前についてはプレゼントの発送ために使用します。年齢については情報誌にかかる統計データ作成のために使用します。
◆次回のKOKOROねっとNo. 42は、令和2年(2020)年2月発行の予定です。
主な設置・配付場所:市役所、区役所、大阪メトロ駅構内、市立各図書館等
点字版の設置場所:市役所、区役所、市立中央図書館等
大阪市人権だより KOKORO(こころ)ねっと
human rights & diversity magazine
令和元年(2019)12月発行 /Winter No.41
【発行】大阪市人権啓発・相談センター
〒550-0012 大阪市西区立売堀4-10-18
電話 06-6532-7631 ファックス 06-6532-7640
【制作協力】株式会社 石田大成社
〔法務省委託事業〕
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市人権啓発・相談センター
住所: 〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目10番18号 阿波座センタービル1階
電話: 06-6532-7631 ファックス: 06-6532-7640