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「大阪市人権だよりKOKOROねっと」第44号 web版

2024年2月29日

ページ番号:518205

KOKOROねっと44号の表紙の画像。SDGsの目標1〜17までのロゴマークが散りばめられたデザインの表紙。

大阪市人権だより「KOKOROねっと」第44号
human rights & diversity magazine
令和2(2020)年12月発行 No.44

《特集》 SDGs(エスディジーズ)を考える
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
世界を変えるための17の目標

目次

1面、2面 あなたの行動がより良い世界を次につなぐ 青柳 仁士さん


いま世界は、新型コロナウイルス感染症がもたらした不安に揺れています。
毎日の生活が一変してしまったなかで、人類と地球の未来のためにSDGsが掲げる目標を考え、身近なところでどのように行動すればよいのか、その手がかりを、元・国連職員(SDGs担当)の青柳仁士さんに解説していただきました。

青柳仁士さんの写真

人類と地球の目標SDGs まずは身近な課題を見つけ出す

 近ごろ、「エスディージーズ(SDGs)」という言葉を聞いたり、目立つカラフルな17色のリングのロゴマークを目にしたりしたことがないでしょうか?社会人であれば企業のウェブサイト・パンフレット・商品、学生であれば教科書や試験問題、それ以外にもテレビ・新聞・雑誌や街中でもよく見かけます。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会や、2025年大阪・関西万博においても、シンボルとして使われています。

 SDGsとは、「2016年から2030年までの人類と地球の目標」のことです。正式にはSustainable Development Goalsといい、日本語で「持続可能な開発目標」という意味です。2015年に、193ヵ国という世界のほぼ全ての国の総理大臣や大統領によって合意されました。貧困・不平等・気候変動・資源・平和といった社会課題に対する17個のゴールと169個のターゲットでできています。また、「誰一人取り残さない」という理念を掲げ、最も見過ごされがちな人々や遅れている部分への支援を最優先することを原則としています。

 SDGsは、その名が示す通り、世界を持続可能にするための目標です。つまり、裏を返せば今私たちが生きているこの世界は持続不可能であることを意味しています。今の世界が持続不可能であるという状況は、様々な側面で表れています。例えば、人々の貧富の格差は広がり続けており、世界の上位26人のお金持ちが世界の富の半分を持つ一方で、下位半分の人々は社会保障すらなく、7億人は絶対的貧困下で暮らしています。世界のほとんどの都市では許容量を超えた人口の増加と流入が続いています。天然資源の消費量の伸び率は人口や経済の増加率を超えている状況にあります。

 SDGsの前の時代、2001年から2015年にはMDGs、ミレニアム開発目標という世界の目標があり、15年­間で「世界の貧困を半減する」という目標を達成しました。その原動力は世界が一つの目標を掲げ、バラバラだった人や組織の活動を統合したことでした。SDGsはMDGsよりも遥かに規模が大きく、たくさんの人や組織を巻き込み、強力な力を持つ統合行動です。これによって、人類の進歩の方向性を変えることで、持続可能な世界を実現する希望を見出すことができるのです。

 「人類の統合行動」というと、スケールがとても大きなイメージですが、個人の行動に落とし込んで考えてみると、もっと身近に感じることができます。例えば、手洗い・うがいを習慣にすることは、自分自身が健康でいることにより、医療サービスや社会保障費をもっと必要としている人々に譲ることができ、同時に感染症を予防して病人の数を減らすことにつながります。「すべての人に健康と福祉を」というゴール3へ貢献する行動となります。SDGsは、実際にやってみることで、それまで知らなかった課題を発見し、自分事として感じられるようになります。また、その行動とゴールの達成とのつながりを考える中で、より深い理解に至ることができます。

新型コロナウィルス感染症がもたらした社会と意識の変化

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、あらゆる潮流はコロナの影響なしに考えるのが難しくなりました。1990年代から続いてきた国際的潮流の中にあるSDGsも例外ではありません。SDGsの観点から見て、新型コロナウイルス感染症がもたらした社会の変化とは何でしょうか?最も重要な変化は、地球規模の課題に対する共感が一気に広がったことです。

 SDGsは世界が持続不可能であると主張してきました。しかし、そうした認識に対し、これまで頭では分かっていても、自分事として共感している人は多くありませんでした。なぜなら、貧困・環境・紛争といった地球規模の課題は、世界の多くの人々にとって「遠いどこかの話」であり、今、自分の身の回りで起きている事ではなかったからです。

 しかし、今回のコロナ禍では、ニュースで見ていた中国の風邪ウイルスの発生が、あっという間に自分自身の周辺にまで及び、毎日の生活スタイルを一変させてしまいました。また、限界を越えた世界とはどんなものかを身をもって知り、当たり前と感じていた普段の生活が実はとてももろい土台の上にあったことを実感するに至りました。

 コロナ禍とは、SDGsゴール3に含まれる感染症の問題であり、SDGsの示す社会課題そのものといえます。また、感染がこれほどまで拡大した背景には、発生源の地域の衛生環境、世界全体での都市の過密化、環境汚染による都市住民の免疫力低下、国際機関や各国の連携不足による水際対策の遅れなどがあります。これらは全て、SDGsに書かれている社会課題です。もしSDGsに対して適切な対策を以前から行っていたならば、今回のコロナ禍は起きなかったかもしれません。

 もっと感染力が高く致死率の高いウイルスであれば、人類は絶滅の危機に瀕していたかもしれません。コロナ禍を無事に抜けたとしても、そうしたリスクはこれからも存在し続けます。地球や人類といった大げさなことではなく、自分自身の生活を持続可能にするために、普段から社会課題に取り組むことが重要であると感じた人は少なくないのではないでしょうか。そうした共感の広がりは各国の政治や世界経済全体にも反映されてきており、国・企業・人々などの考え方と行動に様々な変化をもたらしています。

 SDGsの目標の中には、あなたにできることがたくさんあります。手洗い・うがいの他にも、使わない電気は消す、食べ物を捨てない、SNSで良い意見をシェアする、水筒を持ち歩く、投票へ行く、プラスチックをリサイクルする等々、持続可能な世界をつくる行動を、今日から始めてみてください。

青柳 仁士(あおやぎ ひとし)さん

社会起業家╱元・国連職員(SDGs担当)

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事。2001年から国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)、プライスウォーターハウス・クーパース株式会社(PwC)にて、日本、米国、アジア・中東・アフリカ諸国で社会課題解決型事業・ビジネスの実践に携わる。SDGsが始まった2016年にUNDP駐日代表事務所の広報官として日本の政府機関、民間企業、教育機関、メディア・市民社会等への初期のSDGs普及に従事。SDGsにビジネスで取り組むための国連初のプラットフォームを設立。2019年にSDGsアントレプレナーズを立ち上げ、社会起業家として活動。早稲田大学政治経済学部、デューク大学国際開発政策学修士卒。1978年生まれ。

SDGsの17の目標

SDGsの17の目標のうち、1.貧困をなくそうのロゴマーク

貧困をなくそう

SDGsの17の目標のうち、2.飢餓をゼロにのロゴマーク

飢餓をゼロに

SDGsの17の目標のうち、3.すべての人に健康と福祉をのロゴマーク

すべての人に健康と福祉を

SDGsの17の目標のうち、4.質の高い教育をみんなにのロゴマーク

質の高い教育をみんなに

SDGsの17の目標のうち、5.ジェンダー平等を実現しようのロゴマーク

ジェンダー平等を実現しよう

SDGsの17の目標のうち、6.安全な水とトイレを世界中にのロゴマーク

安全な水とトイレを世界中に

SDGsの17の目標のうち、7.エネルギーをみんなにそしてクリーンにのロゴマーク

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

SDGsの17の目標のうち、8.働きがいも経済成長ものロゴマーク

働きがいも経済成長も

SDGsの17の目標のうち、9.産業と技術革新の基盤をつくろうのロゴマーク

産業と技術革新の基盤をつくろう

SDGsの17の目標のうち、10.人や国の不平等をなくそうのロゴマーク

人や国の不平等をなくそう

SDGsの17の目標のうち、11.住み続けられるまちづくりをのロゴマーク

住み続けられるまちづくりを

SDGsの17の目標のうち、12.つくる責任つかう責任のロゴマーク

つくる責任つかう責任

SDGsの17の目標のうち、13.気候変動に具体的な対策をのロゴマーク

気候変動に具体的な対策を

SDGsの17の目標のうち、14.海の豊かさを守ろうのロゴマーク

海の豊かさを守ろう

SDGsの17の目標のうち、15.陸の豊かさも守ろうのロゴマーク

陸の豊かさも守ろう

SDGsの17の目標のうち、16.平和と公正をすべての人にのロゴマーク

平和と公正をすべての人に

SDGsの17の目標のうち、17.パートナーシップで目標を達成しようのロゴマーク

パートナーシップで目標を達成しよう

3面、4面 水害から命を守るために

気候変動によって多発する水害

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」のロゴマーク

 SDGsの17の目標の中の、目標13「気候変動に具体的な対策を」は、世界各地での気候変動やその影響を軽減する、世界を持続可能とするための目標です。

 現在、世界中で、さまざまな自然災害が増えています。その原因のひとつが「地球温暖化」です。地球温暖化による長期的な気温の上昇に伴い、近年では降水量が世界的に増加し、洪水などの水害の被害が大きくなっています。

 日本でも、河川や下水道の能力を超える豪雨が増えています。近畿地方では平成25年9月の台風18号で由良川や桂川が氾濫し、福知山市や京都市嵐山地区などで大規模な浸水被害が発生しました。大阪市でも、平成25年8月に発生した集中豪雨により梅田地区で内水氾濫が起こりました。また、平成23年3月の東日本大震災ではマグニチュード9.0の地震による大きな津波が発生し、甚大な被害をもたらしています。

河川が氾濫し、茶色く濁った川の水が住宅地に流れ込んでいる写真

河川氾濫
平成25年台風18号による嵐山地区の浸水被害状況
(平成25年9月)
(提供:国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所)

浸水した梅田地区を人や車が水に浸かりながら往来している写真

内水氾濫
梅田地区の浸水被害状況
(平成25年8月)
(提供:市民)

大阪市は水害に弱い地形

大阪市は、淀川、大和川、神崎川、寝屋川などの大きな河川と海に囲まれており、平坦な低地が広がっています。そのため水害に非常に弱く、大雨や津波が発生した場合、河川氾濫や内水氾濫、津波浸水が起こることが想定されています。


大阪市ではどんな水害が起こるの?


大阪市では、大雨が降ったり、台風や低気圧が接近した場合、地震による津波が発生した場合の浸水が想定されています。
想定されている水害は、河川氾濫、内水氾濫、高潮、津波浸水の4種類です。

河川氾濫
長時間雨が激しく降ると、河川の増水により堤防が壊れたり、堤防から水があふれ出して浸水します。
堤防が決壊し、住宅地に水が流れ出しているイラスト
内水氾濫
水路や下水道の排水能力を超える大雨が降ったり、河川の水位上昇により十分に排水できなくなると、雨水があふれ、住宅地や道路などが冠水します。
マンホールや排水溝から水があふれ出しているイラスト
高潮

台風や発達した低気圧が通過するとき、潮位が大きく上昇することがあり、これを「高潮」といいます。高潮は、主に以下の2つのことが原因となって起こります。

吸い上げ効果

台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げるように作用する結果、海面が上昇します。

吹き寄せ効果

台風や低気圧に伴う強い風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が上昇します。 この効果による潮位の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります。

台風や低気圧による「吸い上げ効果」によって海面が上昇。さらに沖から海岸に向かって吹く強い風に伴う「吹き寄せ効果」により、海岸に近づくにつれて海面が大きく上昇し、海水が堤防を越えようとするイラスト。
津波浸水

海底下で発生した地震の断層運動により海底が隆起もしくは沈下します。これに伴って海面が変動し四方八方に伝達するものが津波です。

津波は引き波で始まるとは限らず、最初に大きな波が押し寄せる場合もあります。

  1. 地震により海底・海面が隆起・沈降
  2. 海面変動が大きな波となり四方八方へ伝播→沿岸へ来襲
地震の発生により断層に動きが生じ、海底と海面の隆起が起こっているイラストと、海面変動が津波を引き起こし、大きな波が沿岸へ来襲する様子のイラスト。

避難の情報が出たら!どうする?


避難が遅れると生命に危険を及ぼす可能性があります。できるだけ早めの避難を心がけましょう。

警戒レベル1

【心構えを高める】 災害への心構えを高める。

警戒レベル2

【避難行動の確認】 避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認する。

警戒レベル3

【危険な場所から高齢者等避難!! その他の人避難準備】 避難に時間を要する人(ご高齢の方、障がいのある方、乳幼児等)とその支援者は避難する。その他の人は、避難の準備を整える。

警戒レベル4

【危険な場所から全員避難!!】 速やかに避難※する。 避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難する。

警戒レベル5

【災害発生】 既に災害が発生している状況 命を守るための最善の行動をとる

※避難先は、公的な避難場所に限りません。近くの家族や親戚、知人宅への避難について日頃から相談しておいてください。

避難行動で気をつけること


安全に避難する
動きやすく安全な格好で避難
  • ヘルメットや防災頭巾などで頭を保護し、すべりにくい靴を履きましょう。裸足や長靴は危険です。
  • 荷物は最小限に、両手がふさがらないようにしましょう。
スニーカーを履きながら、不安そうな子どもに「大丈夫よ!」という母親のイラスト
浸水している状況では近くの高い建物に避難
  • 既に浸水しているなかの避難は非常に危険です。
  • 真っ暗闇ですでに浸水している場合など、避難所へ行くのが困難な場合は、近くの3階以上の建物に一時避難しましょう。
深さに注意
  • 浸水時は50cm、津波は30cm以上の深さになると歩いて避難できなくなります。
  • くるぶし程度の浸水でも、流れが激しい場合は歩行せず高いところで救援を待ちましょう。
足元に注意
  • 水面下にはふたの外れたマンホールや側溝などの危険な場所があります。
  • 長い棒などを杖代わりにして足元の安全を確認しながら歩きましょう。
協力し合って避難する
一人で行動しない
  • 隣近所に声をかけて集団で避難しましょう。
  • はぐれないように体の一部をロープで結ぶとよいでしょう。
子どもや高齢者などへの配慮
  • 高齢者や病人、子どもなど、避難に援護が必要な方の安全確保など、避難に協力しましょう。
男性3人が協力して、車椅子の女性を避難させているイラスト。
避難に車はできるだけ使わない
  • 車で避難することはできるだけ控えましょう。
  • 避難する車で狭い道路が渋滞して、緊急車両が通れなかったり、津波にのみこまれて命を落とす危険があります。
  • アンダーパスなどが浸水していると、立ち往生して脱出できなくなる可能性もあります。
車で避難しようとする女性を「車はやめた方がいいですヨ」とアドバイスする親子のイラスト。

地下や路面の低い場所での被災にご注意ください!


地下街・地下鉄・地下室

 大雨時、道路にあふれた水が地下街や地下駅、地下室を襲うことがあります。

 地下にいるときは、安全と思い込まず、外で何が起きているのかを把握するようにしましょう。

 階段を流れ落ちる水の勢いは強く、地上への避難は困難になりますので、地下への浸水が予想される時には早めに避難しましょう。

 また、出入口に設置した止水板を越えて浸水してくることがありますので、係員や従業員の指示に従って避難してください。

地下室にいる男性のイラスト。頭の横にはクエッションマーク。

地下室では、外の様子が判りません!

地下に水が流れ込んできて、流されそうになっている男性のイラスト。

地上に冠水すると一気に水が流れ込んできます

地下室の外が冠水し、水圧で開かなくなったドアを必死に開けようとする男性のイラスト。

水圧でドアは開きません

停電になった地下室でおびえる男性のイラスト。

浸水すると電灯が消えます。エレベーターは使えません。

アンダーパス

鉄道など、路面が低くなっている部分は、水がたまる恐れがあります。

大雨の時には十分な注意を心がけてください。

アンダーパスの路面が低くなっている場所に水がたまり、車が冠水しているイラスト。

非常持ち出し品チェックリスト(大人2人分の目安)

基本品目32点

※は救急袋の中に入れておく。

  • 非常持ち出し袋[1個]
  • 缶入り乾パン(110g)[2個]
  • 飲料水(500mlペットボトル)[6本]
  • 懐中電灯[2個]
  • ローソク[2本]
  • ライター[2個]
  • 携帯ラジオ[1台]
  • 十徳ナイフ[1本]
  • 軍手・手袋[2組]
  • ロープ 5メートル~[1本]
  • 救急袋[1枚]
  • 毛抜き[1本]
  • 消毒液[1本]
  • 脱脂綿[適当量]
  • ガーゼ(滅菌)[2枚]
  • ばんそうこう[10枚~]
  • 包帯[2巻]
  • 三角巾[2枚]
  • マスク[2枚]
  • 常備薬・持病薬など[適当量]
  • レジャーシート[1枚]
  • サバイバルブランケット[2枚]
  • 簡易トイレ[2枚~]
  • タオル[4枚~]
  • ポリ袋[10枚]
  • トイレットペーパー[1ロール]
  • ウェットティッシュ[2個]
  • 現金(公衆電話用の小銭)[約50枚]
  • ガムテープ(布製)[1個]
  • 油性マジック(太)[1本]
  • 筆記用具[1セット]
  • 生理用品

※コロナ禍においては、体温計、マスク、アルコール消毒液、ハンドソープなども用意しておきましょう。


災害を防ぐことは難しくても、被害を少なくすることは可能です。日ごろから、自分の住む地域、働く地域の弱点を知り、災害時にどう行動するのかをあらかじめ決めておくなど、いざという時のためにしっかり備えましょう。

5面~7面 ダイバーシティ体験ルポ 大阪で学ぶ学生は今

プラスチック製買い物袋の有料化で、生活はどう変わった!? 私が感じたこと、考えたこと。

SDGsの12「つくる責任 つかう責任」のロゴマーク

SDGsの社会課題としても取り上げられている「資源」の問題。
プラスチック製買い物袋の有料化は、私たちが「資源」について考えるきっかけとなったのではないでしょうか?
そこで、今回は「プラスチック製買い物袋」の有料化を体験し、感じたこと・考えたことなどを学生のみなさんに聞いてみました。

プラスチック製買い物袋を持って歩く人の写真

今回お話をお聞きした、関西大学の7名の学生の皆さん

  • 文学部 2回生 弓場 裕香(ゆみば ひろか)さん
  • 文学部 2回生 坪井 菜央(つぼい なお)さん
  • 文学部 2回生 田邊 爽佳(たなべ さやか)さん
  • 文学部 3回生 山下 桜花(やました さくら)さん
  • 社会学部 2回生 三島 彩香(みしま あやか)さん
  • 社会学部 2回生 杉村 桜(すぎむら さくら)さん
  • 社会学部 3回生 堀井 昭宏(ほりい あきひろ)さん

Q1 7月からプラスチック製買い物袋が有料化されましたが、このことで皆さんの生活に何か変化が起きましたか?


弓場さん

今まではスーパーなどで食材を買う時は意識的にエコバッグを使うようにしていましたが、外出する時に鞄に入れておくようになりました。

坪井さん

アルバイト先でのお客様への対応が大きく変化しました。私はテイクアウト式の飲食店に勤めているのですが、エコバッグに直接食べ物を入れると汚れてしまうため、有料袋を利用されない方の商品は透明の無料袋で包まなくてはいけなくなり、正直手間だし、私のアルバイト先ではビニール袋は有料化以前よりも使用する機会が増えたような気もします。

田邊さん

今までは食料品を買うときだけ買い物袋を持参していたんですけど、買い物袋が有料化されてからは外出するときに必ずマイバッグを持つようになりました。

山下さん

少しですが変化があったと思います。外に出る時、これまでは小さいカバンを持っていくことが多かったんですけど、有料化されてからはトートバッグなど少し余裕のあるもので出かけるようになりました。家の近くのコンビニに行くときも、財布だけとかだったんですけど、必ずエコバッグを持っていくようにしています。

三島さん

バイト先のレジ袋が有料になり、袋を購入するかお客様に聞かなくてはならず、手間が増えたように感じます。また、バイト先の店長はレジ袋有料化に伴い、万引きが増加したようだと言っています。万が一、商品が万引きされたとしても、エコバッグを使うことが一般的になったため、万引きを疑うことが出来ないのを不安に感じます。

杉村さん

これまではスーパーへ買い物に行くときにしか持ち歩いていなかったエコバッグを、外出時には欠かさず持っていくようになりました。

堀井さん

私はレジ袋をそのまま日常使用するゴミ袋として利用しているので、あまり変化はありません。強いて言えば、買い物へ行く頻度を減らしてまとめることで、ゴミ袋に利用しやすい大きなサイズを購入するようになりました。また、新型コロナウイルス感染症が拡大する中でのエコバッグの利用は、使いまわしのため衛生的にかなり不安です。


Q2 プラスチック製買い物袋有料化の目的の一つには、プラスチックの海洋ゴミ問題があります。皆さんにとって、このいわゆる「レジ袋の有料化」が、環境問題を考えるきっかけになりましたか?


弓場さん

今回のことがきっかけでメディアによく取り上げられるようになったため、海にどれだけのビニール袋が廃棄されているかを知りました。廃棄されたビニール袋を魚が食べてしまっていることを知った時に、自分達の生活の仕方が本当にそれで良いのかと改めて考えるようになりました。

坪井さん

「レジ袋有料化」によってSNSやメディアなどで環境問題についての意見を目にする機会が多くなり、自然と自分でも環境問題について考える機会が増えました。

田邊さん

レジ袋が有料化されることがメディアで取り上げられる度に、環境問題も同時に取り上げられていたので、意識せずともその問題を耳にすることは増えました。でも、プラスチックの海洋ゴミ問題はそれまでもずっと言われていたことだったので、レジ袋の有料化が環境問題を考えるきっかけになったとはあまり思わないです。

山下さん

これ以前にテレビとか、授業とかで海洋ゴミ問題に触れることがあったので、その環境問題の存在は知っているんですけど、そのことと「レジ袋の有料化」が関連しているとは知りませんでした。ただ単に「有料化」になり、それが何でなのかまでは考えていませんでした。

三島さん

改めて、プラスチックが環境を汚染するのだと認識するきっかけになりました。近年は、異常気象など環境問題を実感する機会が多いので、今まで以上に環境のことを考えるべきだと思います。

杉村さん

メディアの特集を見たり、家族との会話の中でも話題に挙がったりしたことで、海洋生物だけでなく海の産業やわたしたちの人体へも多くの悪影響を与える環境問題の一つであると改めて認識し、これまで以上に問題を深刻に捉えるようになりました。

堀井さん

環境問題を考えるきっかけにはなりました。ただ、レジ袋の有料化が海洋ごみ問題の解決をもたらすかには疑問を持っています。私以外の人がこれまでレジ袋をどのように扱ってきたのかはわかりませんが、少なくとも私はゴミ袋に転用してゴミと一緒に焼却されていますし、海洋ごみの原因の多くはポイ捨てされたゴミや漁業用の設備などと言われています。「レジ袋はポイ捨てを防ぐ面でも有用なのではないでしょうか。」というように、環境問題を考えるきっかけになっているのは確かですね。


Q3 皆さんが関心を持っている環境問題はどんなものですか?


弓場さん

異常気象についてです。夏が異常に暑かったり、台風の進路が今まで通ったことのないところを通ったりするために、毎年熱中症での死者や大雨が降ることで自然災害が引き起こされるなど、私達の生活を脅かすようなことが起きているので心配に思います。

坪井さん

地球温暖化です。以前からずっと言われ続けてきた問題ですが、ここ数年夏の暑さが異常になったり、自然災害が増加したりと日本でも大きな影響を感じるようになりました。いつか自分も自然災害に遭うのではないかと今後の生活が心配になります。

田邊さん

異常気象です。ここ数年は夏の暑さが異常ですし、大雨が続いて毎年どこかで自然災害が発生していると思います。このような気象がこれからも続いたら100年後は一体どうなってるんだろうと心配になります。

山下さん

私は大気汚染に関心があります。何年か前に香港に旅行に行ったとき、また韓国に留学に行ったときに大気汚染によるPM2.5の深刻さや悪影響を、身をもって感じたためです。目で見てわかるほど空がかすんでいたり、外出注意報が出ていたり、外にいるのにすっきりした気持ちになれないことも多かったです。

三島さん

異常気象です。年々、平均気温が上昇したり、大きな災害が発生したりして、数十年後には地球がどうなっているのか不安に感じます。しかし、関心を持っているだけで、実際には環境問題解決のための行動に移せていないのが現状です。

杉村さん

地球温暖化による気候変動です。日本でも、降水量の増加や年々上がる一方の気温などからその影響は著しいと感じています。特に、四季を感じられることが魅力の一つでもあるはずのこの国で、春や秋ならではの過ごしやすさを体感し辛くなってきたことはとても残念ですし、なんとか食い止められないものかという思いです。

堀井さん

やはり地球温暖化問題に最も関心を寄せています。ただでさえ多い温室効果ガスの発生量ですが、今後も世界では人口の増加が予想されており、途上国もどんどんと発展を続けています。では、この現在の便利で豊かな生活を放棄して、空調もPCも自動車もない生活をというわけにもいかないところに、この問題の難しさがあると思います。


Q4 皆さんが自分自身で環境のためにしていることや、していきたいと思っていることなどはありますか?


弓場さん

出来るだけ長く使える物を探して買うようにしています。一度きりで捨ててしまうのでは必要のない生産や廃棄につながってしまうように思うので、繰り返し使えるものやそうでない物でも出来るだけ丁寧に長く使うようにも心がけています。

坪井さん

長く使える良いものを、よく考えて買うように心がけています。大量生産、大量消費の生活は、生産する過程、ごみを処理する過程など、どこを取っても環境に良くないと思うので、むやみにものを買いすぎたり、すぐ捨ててしまったりしないように気をつけています。

田邊さん

日本では食糧が大量に廃棄されていると思うので、私は買ったものを無駄にすることがないよう食べ切れる分だけ食べ物を買うことにしています。また、食べるときも残飯がでないように、最後まで美味しく食べられる調理を意識しています。

山下さん

ペットボトルをなるべく使わないように、タンブラーや水筒に水を入れて持ち歩くようにしています。少し前までは荷物になるなって思ってたんですけど、レジ袋有料化に伴って少し大きめのカバンで外に出るので今は気にならないです。それに、お金の節約にもなるし、水は身体にもいいし、いいことばかりかなって思ってます。

三島さん

レジ袋はなるべく購入しないようにしています。また、資源をリサイクルしている商品があると、それを選ぶようにしています。

杉村さん

資源をなるべく無駄にしないよう心掛けて生活しています。電気や水の使用は最小限に留めたり、繰り返し使えるものを意識的に購入したりするといった比較的挑戦しやすいことばかりですが、そういった少しの行動を継続していくことは、環境問題への意識を緩めないことにも繋がると思っています。

堀井さん

私が実際に行っていることとして、例えばエアコンの使用では、30分や1時間程度の外出では付けっぱなしにするようにしています。「付けっぱなし?もったいなくない?」と思うかもしれませんが、エアコンは起動時と部屋を冷やす際に電力を多く消費するため、短い時間の外出であれば付けっぱなしの方が、環境に良いのです。


プラスチック製買い物袋の有料化は、皆さんの普段の生活の中にいろいろな形で影響を及ぼしているようです。「自分の考え」をしっかり持っておられる皆さんに、とても魅力を感じました。
また、皆さんは、いろいろな環境問題にも関心を持っておられ、「自分ができること」に取り組んでおられます。大きなことでなくても、「自分ができること」を日々実践していくことはこの地球が「持続可能」となるためにはとても重要なことです。今回お話を聞いた皆さんのように「自分にできること」を実行していく人が一人でも増えてほしいです。

8面 つくる責任 つかう責任

SDGsの12「つくる責任 つかう責任」のロゴマーク

ここでは、SDGsの17のゴールのうち、12番目のゴール 「つくる責任 つかう責任」 について、大阪市の取り組みを紹介します。

大阪市は、プラスチックごみゼロをめざし、次に掲げる具体的な行動を実施します。

  • 庁舎・関連施設における使い捨てプラスチック使用削減及びプラスチックごみの適正処理の一層の推進
  • 職員による使い捨てプラスチック使用削減及びプラスチックごみの適正処理の取り組みの徹底
  • 環境イベント・ホームページ・チラシなどによる府民・市民への意識啓発
  • 河川や海岸・道路・公園等の清掃活動の推進
  • エコバッグを常に携帯する運動の推進(大阪エコバッグ運動)
  • 地域・事業者との連携による新たなペットボトル回収・リサイクルシステムの構築
    (みんなで取り組むペットボトル循環プロジェクト)
  • 国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)と連携し、プラスチック資源循環など環境分野における大阪市の取り組みを世界に発信
  • 友好都市(上海市)と廃棄物分野の都市間協力による3R(発生抑制・再使用・再生利用)と適正処理の確保

おおさかプラスチックごみゼロ宣言

プラスチックゴミを食べてしまい、苦しそうなウミガメのイラスト

 2019年には、大阪府と大阪市は共同でプラスチックごみゼロに向け、使い捨てプラスチック削減のさらなる推進を行うことなどを盛り込んだ「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を行いました。

 おおさかプラスチックごみゼロ宣言

 プラスチックは、安価で使いやすいことから、20世紀半ば以降、我が国においても急激に普及し、現在、私たちの生活は大きく依存したものとなっています。その一方、不用意にごみとして捨てられるプラスチックなどが、河川などを通じて海へ流れ込み、海洋環境や生物に深刻なダメージを与えていることが、近年、地球規模で問題となっており、細分化されたマイクロプラスチックによる生態系への影響も懸念されています。
 2019年G20大阪サミット及び2025年大阪・関西万博の開催地として、SDGs(持続可能な開発目標)先進都市を目指す大阪は、プラスチックの資源循環を推進し、プラスチックごみによる河川や海洋の汚染の防止に率先して取り組み、国際社会に貢献していく必要があります。
 このため、府民・市民や企業等と連携し、海洋プラスチック汚染の実態の正しい理解を深めるとともに、使い捨てプラスチックの削減や3R(リデュース、リユース、リサイクル)のさらなる推進、プラスチックごみのポイ捨ての防止、紙等のプラスチック代替品の活用など、プラスチックごみゼロに向け、自ら不断の取組みを行うことをここに宣言します。

2019年1月28日 大阪府知事 松井 一郎
           大阪市長 吉村 洋文

9面、10面 大阪市からのお知らせ

新型コロナウイルス感染症に関連した人権問題について


 新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者・濃厚接触者、懸命に社会生活を支えている医療従事者など特定の業種の方々に対して、感染に対する不安な気持ち等により、誤解や偏見に基づく差別を行うことは許されません。
 公的機関の提供する正確な情報を入手し、思いやりや支えあいの気持ちをもって、冷静な行動をこころがけましょう。

人権に関するご相談について

新型コロナウイルス感染症に関連した不当な差別、いじめ等のさまざまな人権問題に関する相談を受け付けています。
プライバシーには十分配慮していますので安心してご相談ください。

大阪市人権啓発・相談センター

電話 06-6532-7830(なやみゼロ)
ファックス   06-6531-0666

大阪市西区立売堀4-10-18  大阪市阿波座センタービル1F
相談時間 : 月曜日~金曜日 9時~21時 日曜日・祝日 9時~17時30分 ※土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)は休業

人権について学ぼう!

 人権問題に対する正しい理解と認識を深め、差別のない明るい社会・職場づくりを推進するために、人権啓発教材の貸出しを行っています。
 ここに掲載したものの他にもさまざまなビデオやDVDがあります。
 貸し出しを希望される方は、事前に電話等で貸し出し状況を確認のうえ仮予約していただき、速やかにファックスまたは電子メールで申込書をお送りください。
 貸出方法等、詳しくは大阪市ホームページ「ビデオ・DVDで学ぼう!」をご覧ください。

タイトル
マタハラのない職場づくりのために [第1巻] マタハラ防止の基礎知識~問題になる言動とは~
ジャンル
男女共同参画に関わる課題

タイトル
情報モラルを身につけよう! [1巻] 自分も相手も傷つけないために
ジャンル
子どもをめぐる課題

タイトル
発達障害の対処法~当事者からのメッセージ~
ジャンル
障がいのある人をめぐる課題

タイトル
外国人と人権 違いを認め、共に生きる
ジャンル
外国籍住民をめぐる課題

タイトル
シリーズ映像でみる人権の歴史 [第7巻] 水平社を立ち上げた人々~人間は尊敬すべきものだ~
ジャンル
同和問題(部落差別)

タイトル
みんなの情報モラル4 アニメーションで学ぶ! スマホにかくれた闇
ジャンル
個人情報の保護

タイトル
お互いを活かし合うための人権シリーズ2 ハラスメント・しない、させないための双方向コミュニケーション
ジャンル
職場・企業における課題

問い合わせ

大阪市人権啓発・相談センター(月曜日~金曜日 9時~17時30分)
電話 06-6532-7631
ファックス 06-6531-7640

考えよう人権のこと 12月4日~10日は人権週間です!!

「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」
(世界人権宣言第一条より抜粋)

 人権週間は、国連で昭和23(1948)年12月10日に「世界人権宣言」が採択されたことを記念して定められたものです。人権とは私たちが幸せに生きるための権利で、人種や民族、性別などの違いを超えて一人ひとりに備わった権利です。一人ひとりがお互いを認め、お互いの人権を守ることが大切です。すべての人の人権が尊重されるまちを、私たちみんなで築いていきましょう。

世界人権宣言


 20世紀、世界を巻き込んだ戦争が二度も起こり、特に第二次世界大戦中においては、特定の人種の迫害、大量虐殺等、人権の侵害や抑圧が横行しました。かつては、人権問題はそれぞれの国の国内問題と考えられていましたが、このような経験から、人権問題は国際社会全体に関わる問題であり、人権の保障が世界平和の基礎であるという考え方が主流になってきました。
 そこで、昭和23(1948)年12月10日、国連第3回総会において、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として、「世界人権宣言」が採択されました。この宣言は、すべての人々が持っている市民的・政治的・経済的・社会的・文化的分野にわたる、多くの権利を内容とし、前文と30の条文から成っており、世界各国の憲法や法律に取り入れられるとともに、様々な国際会議の決議にも用いられ、世界各国に強い影響を及ぼしています。

特設人権相談を開設します

 日常生活の中で生じるさまざまな人権問題について、人権擁護委員が無料で相談に応じます。秘密は厳守いたします。無料。当日直接会場へお越しください。

日時 令和2年12月4日(金曜日)10時~16時
会場 大阪市役所1階(南側) 市民相談室
(最寄駅:Osaka Metro・京阪本線「淀屋橋」駅 1番出口、京阪中之島線「大江橋」駅6番出口)
対象 市内在住・在勤・在学の方

人権擁護委員とは?

 人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づいて地域住民の中から広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方を市町村長が推薦し、法務大臣が委嘱した民間ボランティアです。
 さまざまな分野から選出された委員が、人権相談を受けたり人権の考えを広めるなど、積極的に人権擁護活動を行っています。

問い合わせ
大阪法務局・大阪第一人権擁護委員協議会
電話 06-6942-1489
ファックス 06-6943-7406

11面 大阪市人権啓発・相談センターについて

専門相談員による人権相談

ひとりで悩んでいませんか?

 大阪市にお住まいの方で、人権に関することでお悩み、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。まずはお電話を!
 専門の相談員が対応します。
 プライバシーには十分配慮しています。安心してご相談ください
 電子メールによる相談もできます!
 電子メールによる相談はこちら別ウィンドウで開く

電子メールによる人権相談へリンクする2次元コード

またはこちらの2次元コードから

相談専用電話番号
電話 06-6532-7830(なやみゼロ)
相談専用ファックス番号
ファックス 06-6531-0666
相談時間      月曜日〜金曜日/9時〜21時
日曜日・祝日/9時〜17時30分
※土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)は休業
※人権相談の受付は、相談時間終了の30分前までです。

人権啓発事業に関するお問い合わせ

 人権相談のほか、人権に関するパンフレットの提供や人権啓発ビデオ・DVDの貸し出しも行なっています。
 研修会などにぜひ、ご活用ください。

人権啓発事業に関するお問い合わせ
電話 06-6532-7631
ファックス 06-6532-7640
開設時間 月曜日〜金曜日/9時〜17時30分
※土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は休業

大阪市人権啓発・相談センター LINE@


大阪市の人権に関する取り組みや人権問題の今日的なテーマやクイズなどを掲載しています。週1回配信しています!
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「KOKOROねっと」バックナンバーのお知らせ

 これまで発刊した「KOKOROねっと」のバックナンバーについて、大阪市ホームページに掲載しています(平成22(2010)年6月発行No.5より)。過去に特集した内容やインタービュー記事などで、ご参考になるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

KOKOROねっとバックナンバーはこちら

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編集後記


SDGsは世界的な目標ですが、私たち一人ひとりにもできることがあります。
今号が、持続可能な世界をつくるための取り組みのきっかけになれば嬉しいです。次号は2月発行です。ぜひご覧ください。

KOKOROねっと 読者アンケート

ウェブサイトからも次のアンケートにお答えいただくことができます。専用フォームに入力するだけで簡単に応募できます。

KOKOROねっとNo.44 アンケートはがき
次の事項のあてはまる番号を○で囲むか、必要事項をご記入ください。

質問1
この情報誌を、どこで入手されましたか?
(その他の場合は具体的な場所をご記入ください)

  1. 駅構内
  2. 市役所・区役所
  3. 図書館
  4. 学校、職場
  5. 大阪市ホームページ
  6. デジタルブック
  7. その他(                         )

質問2
この情報誌のなかで興味・関心を持った記事はありましたか?(複数回答可)

  1. あなたの行動がより良い世界を次につなぐ。青柳 仁士さん(P.1~2)
  2. 水害から命を守るために(P.3~4)
  3. ダイバーシティ体験ルポ(P.5~7)
  4. つくる責任 つかう責任(P.8)
  5. 大阪市からのお知らせ(P.9~10)

質問3
あなたは、人権について関心がありますか?

  1. 関心がある
  2. すこし関心がある
  3. あまり関心がない
  4. 関心がない

質問4
この情報誌を読んで人権への興味・関心がわき、理解に役立ちましたか?

  1. とても役に立った
  2. 役に立った
  3. あまり役に立たなかった
  4. 役に立たなかった

質問5
今後もこのような情報誌を読んでみたい(発行したほうが良い)と思いますか?

  1. そう思う
  2. どちらかといえばそう思う
  3. どちらかといえばそう思わない
  4. そう思わない

質問6
あなたの年代をお聞かせください。

  1. 10代
  2. 20代
  3. 30代
  4. 40代
  5. 50代
  6. 60代以上

質問7
この情報誌を読んだ感想やご意見、今後掲載してほしい内容やご要望をお書きください。

◆次回のKOKOROねっとNo.45は、令和3年(2021)年2月発行の予定です。
主な設置・配付場所:市役所、区役所、大阪メトロ駅構内、市立各図書館等
点字版の設置場所:市役所、区役所、市立中央図書館等
大阪市人権だより KOKORO(こころ)ねっと
human rights & diversity magazine
 No.44 /令和2年(2020)12月発行
【発行】大阪市人権啓発・相談センター
〒550-0012 大阪市西区立売堀4-10-18 電話 06-6532-7631  ファックス06-6532-7640
【制作協力】株式会社 ITP
〔法務省委託事業〕

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ご注意

  1. こちらはアンケートのため、ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市人権啓発・相談センター
住所: 〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目10番18号 阿波座センタービル1階
電話: 06-6532-7631 ファックス: 06-6532-7640

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