消火器の事故防止
2025年3月28日
ページ番号:369435

概要
消火器の破損事故が発生しています。消火器は高圧ガスを使用して、消火粉末や消火液を放出する構造になっています。容器に錆びや傷があると破損する危険性があります。
消火器は、設置する場所や管理状態により異なりますが、安心して使用できる期間または期限が設定されています。消火器本体ラベルまたは説明書に「耐用年数」、「維持管理方法」および「使用上の注意」について明記されていますので確認してください。耐用年数の過ぎた消火器は、計画的に交換してください。

事故事例
平成21年9月15日(火)に大阪市東成区において、屋外に長年放置された消火器が破裂し、小学生が重傷を負う事故が発生しました。
この事故を受け、大阪市消防局では同種の事故の再発防止を図るため、消火器の販売、点検又は設置時等に消費者に対し、点検や維持管理の重要性及び腐食した消火器の危険性や適性な廃棄方法について説明するなど、製造又は販売元として、あるいは点検実施者として適切な措置を講じるよう関係業界団体※に申し入れを行いました。
関係業界団体
一般社団法人 日本消火器工業会、一般財団法人 大阪府消防防災協会、大阪消防設備協同組合

次のことに注意してください。
- 水のかかる場所、湿気のある場所に設置しない。
- 時々点検し、錆びや傷がないか確認する。

破損事故の多くは、古くなった消火器を処分する前に、訓練や練習に使おうとして発生しています。傷や錆びのある消火器は破損の危険性がありますので、専門の業者(消防設備業者など)に点検や、処分を依頼してください。
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消防局 予防部 規制課(建築・設備)
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