私たちの未来のためのSDGs

　現在、人々は貧困、気候変動、格差、生態系の異常など、たくさんの課題に直面しています。そんな世界を変えよう、未来をよりよいものにしようという思いから生まれたのが「SDGs（エスディージーズ）」です。これは、2030年に向けて、世界の解決すべき課題を17つにまとめた、全世界共通の目標であり、2015年の国連サミットで採択されました。

　SDGsは持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、「誰一人取り残さない」社会の実現をめざし、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むものです。

　SDGsは、世界レベルでの幅広い課題の解決に向けた取組みと思われがちですが、実は私たちの生活に密接な関わりがあるのです。

　住之江区では、“みんなで続ける　「ありがとう」があふれるまち　住之江区をめざして”　をスローガンに、「子育て・教育環境の整備」や「防災力の強化」など、さまざまな取組みを進めています。

　2025年に開催される大阪・関西万博は、SDGsを2030年までに達成するためのプラットフォームとなり、さらには、その先の未来を描き出すと期待されています。

　住之江区では、「住之江区SDGsビジョン」を策定し、区民のみなさまを主役にSDGsの達成をめざします。

　2025年大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」はまさにSDGsが達成された姿であり、万博開催都市である大阪はSDGsの実現に貢献していくことが求められています。万博に向け府民や府内企業・団体など、あらゆるステークホルダーにSDGsを知ってもらい、自分事化していただくため、大阪府において「大阪SDGs行動憲章」が策定されました。（令和3年1月22日策定）

　大阪市もこの趣旨に賛同し、あらゆるステークホルダーとの連携によりSDGsの推進に取り組んでいきます。