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避難カードを作ってみましょう!

2024年3月28日

ページ番号:544212

避難カードを作ってみましょう!

 避難カードとは、地震や津波、風水害などの災害が発生したときに、ご自身や家族などの命を守るための行動や必要となる情報などを記入しておくものです。

 災害が発生したときは、パニックになり、考えて行動することが難しくなる場合があります。
 避難するところや避難方法、やるべきことなどについて、あらかじめ避難カードに書いておきましょう。
 
避難カードに基づいて行動することで、スムーズに命を守る行動をとることができるようになります。

 避難カードは、住之江区役所(4階43番窓口)でお配りしています。
 また、ご家庭などで印刷していただくことも可能です。印刷する場合は、必ず「A3サイズ」「両面印刷」してください。

 全体で8ページあり、ページごとの書き方をまとめています。

 また、A3サイズで印刷・記入したあと、折りたためばA6サイズ(タテ約15センチ、ヨコ約11センチ)になり、持ち歩くこともできます。

避難カード(表面)
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避難カードのデータはこちら!

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PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

1ページ:地震発生から概ね30分間の行動

 1ページ目は「地震発生から概ね30分間の行動」をまとめています。

(注)記入するところはありませんが、身を守る行動揺れがおさまってからの対応について、あらかじめ確認しておきましょう。

1ページ:地震発生から概ね30分の行動

【身を守る行動の例】
 屋内にいるとき:机の脚を両手で持ちながら机の下に身を隠す!

 屋外にいるとき:カバンなどで頭を守る!

 エレベーターの中にいるとき:すべての階のボタンを押し、止まった階で降りる!

 地震による津波の状況に応じて、行動が変わってきます。
 なお、津波の発生が予想される場合は、地震発生の約3分後を目安として、スマートフォンや携帯電話に緊急速報メール(緊急エリアメール)が配信されますので、行動の参考にしましょう。

2ページ:津波がない場合の行動

 2ページ目は「津波がない場合の行動」をまとめています。

2ページ:津波がない場合の行動

【解説】
(注1)非常持出袋
 あらかじめ非常持出品(安全に避難するために必要最小限持ち出すもの)を入れておく袋です。

(注2)一時避難場所
 災害等の危険を避けるために一時的に避難する場所(公園や学校の運動場等)です。

(注3)災害時避難所
 浸水や倒壊等により自宅等で生活できなくなったときに避難生活を送るところ(学校の体育館や校舎等)です。

  1. 非常持出袋(注1)を持って、避難しましょう。
    なお、あらかじめ非常持出品を非常持出袋に入れておき、すぐに持ち出せる場所に保管しましょう。
     非常持出品のリスト
  2. 一時避難場所(注2)について、住之江区防災マップを参考にしながら、記入しましょう。
     住之江区防災マップ

    また、避難するところへの経路(避難経路)についても、あわせて確認しておきましょう。
  3. 自宅で生活できる場合を想定し、在宅避難(自宅での避難や車中泊による避難も考えておきましょう。
    また、自宅で避難生活を送るために必要な非常備蓄品を準備しておきましょう。
     非常備蓄品のリスト
  4. 親戚・知人宅が安全な場所にある場合は、事前に相談しておき、避難場所として記入しましょう。
  5. 災害時避難所(注3)について、住之江区防災マップを参考にしながら、記入しましょう。

3ページ:津波がある場合の行動

 3ページ目は「津波がある場合の行動」をまとめています。
 南海トラフ巨大地震が発生した場合、住之江区には5.1mの津波が110分(1時間50分)後に到達すると想定されています。

3ページ:津波がある場合の行動

【解説】
(注4)津波避難ビル(水害時避難ビル)
 津波、高潮や河川氾濫などの水害から避難するところ(頑丈な建物の3階以上など)です。

  1. 自宅が津波の浸水想定地域にあるか、水害ハザードマップを確認しましょう。
     水害ハザードマップ(南海トラフ巨大地震による津波がある場合)
    浸水想定地域でない場合や、頑丈な建物の3階以上にある場合は、在宅避難(自宅での避難)も考えておきましょう。
    また、自宅で避難生活を送るために必要な非常備蓄品を準備しておきましょう。
     非常備蓄品のリスト
  2. 自宅が津波の浸水想定地域にある場合や、浸水想定地域からの避難(水平避難)が難しい場合は、頑丈な建物の3階以上へ避難(垂直避難)しましょう。
  3. 津波避難ビル(3階以上)(注4)について、住之江区防災マップを確認しながら、記入しましょう。
     住之江区防災マップ
  4. 災害時避難所(3階以上)について、住之江区防災マップを確認しながら、記入しましょう。
  5. 近くの高い建物(3階以上)について、記入しましょう。
  6. 親戚・知人宅災害時避難所について、「2ページ:津波がない場合の行動」の4、5を参考に記入しましょう。

4ページ:河川氾濫が発生した場合の行動

 4ページ目は「河川氾濫が発生した場合の行動」をまとめています。
 住之江区の南部を流れる大和川は、特に梅雨や台風など大雨が降る時期(出水期)には氾濫(注5)する可能性があるため、大和川の水位に注意しましょう。
  大和川の氾濫に備えて確認しましょう

4ページ:河川氾濫が発生した場合の行動

【解説】
(注5)氾濫
 川の水などが増え、あふれ出ることです。「はんらん」と読みます。

 大阪市は、水害時における避難情報を警戒レベルにより発信します。
 特に大和川が氾濫した場合は、洪水の到達時間に応じて、区域ごとに避難情報を発信します。
  警戒レベル(行政からの水害時における避難情報の伝え方)

5ページ:大和川氾濫時の浸水想定区域

 5ページ目は「大和川氾濫時の浸水想定区域」をまとめています。
  水害ハザードマップ(大和川が氾濫した場合)
  大和川氾濫時の浸水想定(区域別)

(注)記入するところはありませんが、自宅や親戚・知人宅がどの区域にあるか、あらかじめ確認しておきましょう。

5ページ:大和川氾濫時の浸水想定区域

【区域A】
 安立(1丁目は長居公園通より南側の範囲)、北島、新北島、住之江、西住之江、浜口西3丁目、浜口東3丁目、平林南2丁目、御崎5~8丁目、南加賀屋2~4丁目、泉
【区域B】
 南加賀屋1丁目、東加賀屋4丁目、粉浜3丁目、粉浜西3丁目、御崎1~4丁目、浜口西1,2丁目、浜口東1,2丁目、安立1丁目(長居公園通より北側の範囲)、平林南1丁目
【区域C】
 柴谷、緑木、北加賀屋、西加賀屋、中加賀屋、東加賀屋1~3丁目、粉浜西1,2丁目、粉浜1,2丁目

災害時お役立ちサイト

(注)大和川の水位(国土交通省)、Twitter、Facebookのリンク先サイトは、「Internet Explorer」ではご覧いただけません。「Google Chrome」、「Microsoft Edge」、「Safari」などからアクセスし、ご覧ください。

6ページ:台風や高潮が発生した場合の行動

 6ページ目は「台風や高潮が発生した場合の行動」をまとめています。
  水害ハザードマップ(大和川が氾濫した場合)
  水害ハザードマップ(高潮が発生した場合)

(注)記入するところはありませんが、台風や高潮が発生した場合の避難行動について、あらかじめ確認しておきましょう。

6ページ:台風や高潮が発生した場合の行動

【解説】
(注6)高潮
 台風や発達した低気圧が接近・上陸する際に、海面(潮位)が大きく上昇することです。海岸や堤防などを超えた場合に、浸水の被害が発生します。

台風

 台風は気象情報により進路や強さ(大きさ)、接近・上陸までの日数を知ることができるため、事前に準備したり、避難したりすることができます。
 特に雨が多く降る台風の場合は、河川氾濫にも注意し、避難行動を考えましょう(「4ページ:河川氾濫が発生した場合の行動」「5ページ:大和川氾濫時の浸水想定区域」を参照してください)。

高潮

 高潮の発生に伴い、市域が浸水する恐れがある場合にも、避難情報を警戒レベルにより発信します。
  高潮避難に関する周知チラシ

参考(マイタイムラインの活用)

 マイタイムラインとは、災害時における避難に備え、あらかじめ自分自身がとる防災行動を時系列的に整理し、まとめるものです。
 気象情報などにより、予測ができる災害(台風や大雨など)への備えとして有効とされています。

 住之江区広報紙「さざんか」令和3年6月号の2ページ、3ページで、台風に備えるマイタイムラインの作り方を特集していますので、ご参考ください。
  「さざんか」令和3年6月号2ページ(マイタイムラインの概要)
  「さざんか」令和3年6月号3ページ(記入用紙)

 また、災害ごとのマイタイムラインについては、「参考(災害ごとのマイタイムライン)」をご覧ください。

7ページ:自分や家族などの情報

 7ページ目は「自分や家族などの情報」をまとめるスペースです。

7ページ:自分や家族などの情報

(注)「家族の連絡先」とありますが、友人や近所の方などの連絡先を記入しても構いません。

8ページ:コロナ禍での避難行動

 8ページ目は「コロナ禍での避難行動」をまとめています。

(注)記入するところはありませんが、新型コロナウイルス感染症がまん延している状況での避難行動についてあらかじめ確認しておきましょう。

8ページ:コロナ禍での避難行動

【解説】
(注7)分散避難
 災害時避難所以外のところへ分散して避難することです。

 新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、災害時避難所などに多数の方が集中して避難すると、感染リスク拡大の可能性が生じます。
 在宅避難(自宅での避難)親戚・知人宅への避難、車中泊などの分散避難(注7)を検討しましょう。

 また、分散避難ができない場合は、災害時避難所へ避難しましょう(検温・健康チェックを実施し、一般スペースと療養スペースに区分しています)。コロナ禍において、災害時避難所へ避難する場合は、アルコール消毒液、体温計、上履き(スリッパなど)を持ってくるようにしましょう。

折りたたみ方

避難カードの折りたたみ方

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参考(災害ごとのマイタイムライン)

津波

河川氾濫

台風による高潮

この取組がめざす主なSDGs

貧困をなくそう
産業と技術革新の基盤をつくろう
住み続けられるまちづくりを
気象変動に具体的な対策を
パートナーシップで目標を達成しよう

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大阪市住之江区役所協働まちづくり課(防災)
住所: 〒559-8601 大阪市住之江区御崎3丁目1番17号(住之江区役所4階)
電話: 06-6682-9974 ファックス: 06-6686-2040

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