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令和5年度計画調整局運営方針

2024年12月2日

ページ番号:596273

令和5年度計画調整局運営方針について

 運営方針の進捗管理(振り返り)を実施しました。その結果について、「アウトカム指標の達成状況(定量評価)」、「自己評価(運営方針全体の定性評価)」及び「今後の方針」に反映しています。(令和6年6月10日)

目標(何をめざすのか)

  1. 都市機能の充実と地域の活性化を通じた持続的で活力あるまちづくりの実現
  2. 快適性を感じさせる高質で安全・安心な都市空間の形成を通じた都市格を備えたまちづくりの実現
  3. 広域的な交通ネットワークが充実し、都市活動を支える基盤が整備されたまちづくりの実現

使命(どのような役割を担うのか)

  1. 持続的で活力あるまちづくりの実現に向けたプランニング
  2. 都市空間や生活空間の高質化及び安全性の向上に向けた誘導
  3. 広域的・中長期的な都市基盤整備のマネジメント

令和5年度 所属運営の基本的な考え方(局長の方針)

 2025年大阪・関西万博開催を見据え、また、ポストコロナに向けた大阪の再生・成長を支える基盤の確立をめざして、以下のとおり取り組む。

  • 将来にわたって活力や魅力あるまちづくりを実現するため、地域特性を活かした都市機能の再編や民間主体の持続的な活動を推進する。
  • 大阪が地域の個性を活かし持続可能な都市となるよう、景観や環境・安全性に配慮したまちづくりを推進する。
  • 人・モノの円滑な流れを確保し、都市圏の発展と都市内の利便性を充実・強化するため、広域的・中長期的視点に立って的確な都市基盤整備のマネジメントを行う。

重点的に取り組む経営課題

【経営課題1】都市機能の充実と地域の活性化

【課題認識】

 持続的で活力と魅力あふれるまちづくりの実現のため、市内各地に点在する大規模な遊休地や駅前等重要性の高い用地を有効活用した都市機能の充実と、公共空間の活用による地域の主体的な活動の推進が必要である。

【主な戦略(課題解決の方策)】
  1. 民間開発の促進・誘導による地域特性を活かしたまちづくりの推進
  2. エリアマネジメント活動による持続的なまちづくりの推進
【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】
  1. 中之島・御堂筋周辺などの都心部のほか、市内における都市計画手法などの活用等を行った民間プロジェクトの件数:6件以上(令和4年度~令和8年度)
  2. 大阪市エリアマネジメント活動促進制度等を適用して公共的空間を活用した民間団体数:4団体以上(令和7年度末時点)
【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】
<令和5年度実績と達成状況> (注)A:達成 B:未達成
1.民間開発の促進・誘導による地域特性を活かしたまちづくりの推進:A

1件(計画期間累計5件)

2.エリアマネジメント活動による持続的なまちづくりの推進:A

3団体

<前年度実績>
1.民間開発の促進・誘導による地域特性を活かしたまちづくりの推進

4件

2.エリアマネジメント活動による持続的なまちづくりの推進

2団体

【経営課題2】高質で安全安心な都市空間の創造

【課題認識】

 都市空間の高質化に向けて、魅力ある景観形成や環境・安全性等に配慮した持続的なまちづくりが必要である。

【主な戦略(課題解決の方策)】
  1. 都市景観の形成と建築物の安全性の向上
  2. 安全で快適な交通環境の充実
【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】
1.都市景観の形成と建築物の安全性の向上
  1. 大阪市のまちなみ・景観が10年前と比べてよくなったと答えた市民の割合 65%以上(令和7年度)
  2. 建築環境総合性能評価システム(CASBEE)における環境性能の格付けがAランク(大変良い)以上の建築物:年間20件以上
  3. 老朽危険家屋の是正を継続的に実施:年間100件以上
2.安全で快適な交通環境の充実
  1. 民間鉄道事業者の計画に基づいた耐震補強事業等が実施された状態(鉄道耐震補強:令和6年度、ホーム柵:令和7年度)
  2. ユニバーサルデザインタクシーが、市内タクシー台数の25%まで普及している状態(令和6年度)
  3. 重点整備地区25地区において、交通バリアフリー基本構想に基づき、各事業実施者によるバリアフリー化整備等に係る取組が推進されている状態(令和7年度)
  4. 万博開催時における空飛ぶクルマの実装に向けた環境整備や自動運転バスによる会場アクセス等の実現
  5. 万博や観光情報等と連携した民間事業者(鉄道7社)によるMaaSの実現
【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】
<令和5年度実績と達成状況> (注)A:達成 B:未達成
1.都市景観の形成と建築物の安全性の向上:A
  1. 未測定(参考:R2年度47%。魅力ある景観形成に向け、建築物の建築等における景観誘導を継続的に実施している。)
  2. 33件
  3. 155件
2.安全で快適な交通環境の充実:A
  1. 【鉄道耐震】6箇所整備実施。【ホーム柵】1駅整備実施
  2. 15.1%
  3. ・基本構想の変更等に関する意見聴取等を行うための協議会を4回開催・交通バリアフリー基本構想変更骨子(全地区共通)のとりまとめ・5地区について、現地確認を含む地区ワークショップによる当事者意見を聴取のうえ、変更に向けたパブリック・コメントを実施
  4. 【空飛ぶクルマ】空飛ぶクルマの会場外ポート(中央突堤)事業者の公募手続きに際し、関係局と連携して地元調整を実施。【自動運転】万博開催時の実装に向けてバス車両の調達、改造および実証実験を実施
  5. 鉄道7社によるKANSAI MaaSアプリがリリース(9月)
<前年度実績>
1.都市景観の形成と建築物の安全性の向上
  1. 未測定
  2. 44件
  3. 115件
2.安全で快適な交通環境の充実
  1. 【鉄道耐震】3箇所整備実施。【ホーム柵】2駅整備実施
  2. 8.8%
  3. 基本構想の変更等に関する意見聴取等を行うための協議会を開催(4回)

【経営課題3】広域交通機能の強化に資するインフラ整備

【課題認識】

 大阪の国際競争力強化のため、都市活動を支える基幹的な都市基盤を拡充する必要がある。

【主な戦略(課題解決の方策)】
  1. 広域交通ネットワークの充実・強化
【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】
  1. 淀川左岸線延伸部の本体工事着工
  2. リニア中央新幹線および北陸新幹線の事業化に向けた協議
  3. なにわ筋線全3駅部の工事実施
【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】
<令和5年度実績と達成状況> (注)A:達成 B:未達成
1.広域交通ネットワークの充実・強化:A
  1. 本体工事に係る土留工事(茨田西小学校付近)の実施
  2. ・北陸新幹線早期全線開業実現大阪大会の開催(7月)・三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会の開催(12月)・国等への要望活動を実施
  3. ・整備主体が工事説明会を実施(C工区:5月、1工区:1月)・道頓堀川左岸(8工区)の工事に着手(4月)・南海新難波駅(C工区)の工事に着手(6月)
<前年度実績>
1.広域交通ネットワークの充実・強化
  1. 本体工事に係る土留工事(茨田西小学校付近)の開始
  2. ・北陸新幹線早期全線開業実現大阪大会の開催(8月)・三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会の開催(9月)・国等への要望活動を実施
  3. ・整備主体が工事説明会を実施(1工区:10月、8工区:2月)・地元説明会の開催(D工区:3月)・浄正橋交差点(2工区)の工事に着手(7月)

(注)令和3年度に(仮称)中之島駅部、(仮称)西本町駅部に着手済み

自己評価(運営方針全体の定性評価)

 令和5年度の1年間においては、「都市機能の充実と地域の活性化」「高質で安全安心な都市空間の創造」「広域交通機能の強化に資するインフラ整備」の3つの経営課題に対し、5つの戦略に沿って取り組んだ結果、5つの戦略すべてにおいてアウトカム指標を達成できており、総じて目標を着実に推進することができたと認識している。

今後の方針

 3つの経営課題に対する戦略の5項目の全てが順調に進捗しており、いずれの戦略もアウトカム指標を達成していることから、継続して推進していくべきものと認識している。今後も、事業遂行上の課題に適切に対応しながら、局の目標の実現に向け経営課題の解決が図られるよう事業を着実に進めてまいる。

令和5年度計画調整局運営方針

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策定経過

過去の計画調整局運営方針

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このページの作成者・問合せ先

計画調整局 企画振興部 総務担当
電話: 06-6208-7821 ファックス: 06-6231-3751
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所7階)