ページの先頭です
メニューの終端です。

ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)

2024年4月1日

ページ番号:366430


「ヨドネル」とは~事業の概要

 淀川区は、区を挙げて子どもの睡眠習慣の改善に取り組んでいます。
 区内小中学校で、それぞれに睡眠の指導や啓発を実施。区は、様々な取組でその後方支援を行います。

 なお、当該取組は、「分権型教育行政」「官学連携」「ICTを活用した啓発アプローチ」等、新たな手法を活用した取組として、多数メディアでも取り上げられています。

ヨドネル事業イメージ図

事業開始の経緯

「子どもたちの睡眠がいま、危ない」

 淀川区が睡眠習慣改善に向けた取組を検討し始めたのは、平成26年度に区内の保護者からこのような声があがったことがきっかけでした。スマホやゲームなど、現代の子どもたちの身の回りには、睡眠を阻害するものがあふれています。こういった現代の子どもの睡眠にかかる問題意識を、区内の保護者や小中学校長等の教育関係者と共有してきました。

 平成27年度には、分権型教育行政が本格的に開始したことに伴い設立された「淀川区教育行政連絡会」(区内小中学校長と区長との会議の場)や「淀川区子ども教育会議」(保護者・地域の方、有識者等と区長との会議の場)の会議等において、睡眠習慣改善のための対策の具体化を検討してきました。

 平成28年度からは、区内小中学校でそれぞれ睡眠習慣改善の取組を行い、各校の運営に関する計画にも盛り込むほか、淀川区として子どもの睡眠習慣改善を支援するために、子どもの睡眠習慣改善支援事業(ヨドネル)として、学校の取組の後方支援をしています。

 淀川区は、このような取組を通じ、「子育て世帯が住み続けたいと思うまち」の実現をめざしています。

取組の紹介

ヨドネル6000人調査

 平成28年・29年に、大阪市立大学(現 大阪公立大学)との連携により、睡眠等の生活習慣から疲労、学習意欲に至る詳細調査を実施。調査分析は、同大学特任准教授(当時)の水野敬氏のチームが担当しました。

調査概要

  • 調査時期:平成28年6月~7月(1回目)、平成29年6~7月(2回目)
  • 調査対象:淀川区内の市立小中学校に通う小学校4年生から中学校2年生までの児童生徒(学年は調査時点)
  • 回収調査票数:5,285通(1回目)、5,223通(2回目)

「ヨドネル6000人調査 結果報告会」

講師の水野敬氏

 調査の結果から見えてきた区内の子どもたちの睡眠の実態について、脳科学の観点から分析し、その傾向や改善策を広く区民向けに解説。データに基づいた啓発の取組として、多くのメディアでも紹介されました。
(平成28年11月1日/平成29年11月20日に開催)

各学校の分析結果のフィードバック

 調査を行った区内23小中学校ごとの結果分析を行い、各学校へフィードバック。その結果を、各学校の取組に生かしていきます。

調査結果を活用したすいみん啓発

 ヨドネル6000人調査の分析をもとに、子どものすいみん啓発のための動画や冊子を作成しています。

  • すいみん啓発のための動画や冊子

    調査結果の報告「淀川すいみん白書」や、巻物のようなリーフレット「ネムリのヒミツ」・「ネムリヒミツラボ」などたくさんあります!

LINE@を活用した啓発「がんこおやじ 夢さんのLINE夜回り」

 子どもたちの睡眠とスマホ使用習慣改善に向け、区で「すいみんのオキテ」等を設定。

 オリジナルキャラクター「がんこおやじ 夢さん」を創作し、LINE@アカウントを活用して啓発を行いました。


がんこおやじ 夢さん

LINEで「がんこおやじ 夢さん」が早寝を呼び掛け
配信期間:平成28年から平成30年
配信日時:毎日午後9時

厚生労働省「第6回 健康寿命をのばそう!アワード 受賞

表彰式の様子

 平成29年の11月に「ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)」が、厚生労働省の主催する「第6回 健康寿命をのばそう!アワード<母子保健分野>」において、子ども家庭局長賞 自治体部門優良賞を受賞しました。

 本アワードは、厚生労働省が、母子の幸せで健康な暮らしを支援するための健康増進を目的とする優れた取組を行っている企業、団体、自治体を表彰し、これを広く国民に周知することにより、あらゆる世代の健やかな暮らしを支える良好な社会環境の構築を推進することを目的として実施されています。

 選考においては、先進性や独創性、好事例としての普及が期待できるかという点や、地域の様々な主体との連携、取組の継続性等の点が考慮されました。

セレッソ大阪の水沼選手に小学生がインタビュー!

 令和元年11月24日(日曜日)に、舞洲の「セレッソ大阪クラブハウス」において、セレッソ大阪のMF(ミッドフィルダー)水沼宏太選手にインタビューを行いました。


インタビューの様子(手前:水沼選手、奥:山本 元区長)


サインありがとうございます!


水沼選手(中央)と山本 元区長と加島SCの子どもたち

インタビューのようす


別ウィンドウで開く

水沼宏太選手へのインタビュー動画公開中!

画像をクリックでYouTubeへリンクします。

インタビューの詳細や他の質問はこちら

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

その他 取組関連ページ

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市淀川区役所 保健福祉課(保健福祉センター)こども教育担当(教育支援)

電話:06-6308-9414

ファックス:06-6303-6745

このページへの別ルート

表示