医療的ケア児の災害への備えについて
2025年8月12日
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はじめに
災害時に医療的ケアを必要とするお子さんとその家族は、さまざまな困難に直面することが考えられます。災害が発生すると、避難、電源の確保、医療・福祉機関等との連携、必要な物品等の確保等が必要になります。
大阪小児科医会において作成されました、災害対策にかかる啓発動画「備えあれば憂いなし」をご覧いただき、普段から災害時を想定した準備をしておきましょう。
【大阪小児科医会作成】災害対策啓発動画「備えあれば憂いなし」
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
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平常時の備えについて

1.お住まいの地域の災害想定を知りましょう
想定される災害と危険性を知ったうえで、平時から避難について考えておくことが大切です。お住まいの地域の「ハザードマップ」や「災害想定」等を確認し、自分が住む地域にどのような災害の可能性があるか、また災害によってどのような影響を受けるかをイメージしましょう。

2.防災情報を確認しましょう
災害時は、避難するタイミングを見極めることが重要です。医療的ケアを必要とする方にとって、自宅を出て避難することは決して容易なことではありません。災害に関する情報を十分に把握し、避難するかどうかの判断をしましょう。
災害状況をはじめ、浸水想定図、避難場所、避難ビルなどの情報、避難時の注意点、避難してからの安否確認や避難生活情報などの役立つ情報が入手できます。大阪府下の避難所情報、地震・津波情報、台風情報等が確認できます。

3.避難について考えましょう
災害時に的確に対応するために、事前に起こりうる災害を想定したうえで複数の避難先を考え、避難経路等を確認しましょう。避難の際に協力者が必要な場合は、協力が得られるようにしておきましょう。平時から、近所の方などに協力を得られるような関係づくりも大切です。
- 災害時の避難場所、避難所について
- 大阪防災アプリ(再掲) 災害状況をはじめ、浸水想定図、避難場所、避難ビルなどの情報、避難時の注意点、避難してからの安否確認や避難生活情報などの役立つ情報が入手できます。
- おおさか防災ネット
(再掲)
大阪府下の避難所情報、地震・津波情報、台風情報等が確認できます。

4.家の安全対策を確認しましょう
災害の状況によっては、自宅が最も適切な避難場所になることもあります。自宅避難する場合は、事前に自宅の環境整備をしておく必要があります。

5.災害時に必要な物品を準備しましょう
ライフラインの復旧に時間がかかる場合に備えて、1週間程度の物品を備え、平時から「災害発生時に備えての準備」を活用し、物品のチェックをしておきましょう。
特に災害時には停電が発生する可能性が高くなるため、人工呼吸器等の電源確保が不可欠です。機器を使用している場合、災害が起きる前から、使用している医療機器や自宅の状況に合わせて、複数の外部電源を確保しておきましょう。

6.災害時の連絡手段を確認しましょう
災害が発生した際には、主治医、訪問看護ステーション、支援機関等に安否や状態を連携する必要があります。医療機関や事業所等の緊急時連絡先をまとめておきましましょう。
災害時には携帯電話や固定電話等はつながりにくくなることがありますので、SNSの活用も含め複数の連絡手段の確保に努めましょう。

7.災害時の備えについて確認しましょう
ご家庭の災害時の備えについて、チェックリストを使って事前に点検してみましょう。災害が発生した時を想定し、何をどのように備えるべきか、具体的に把握しましょう。
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