令和4年度ダイオキシン類環境調査結果
2023年7月25日
ページ番号:603723
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調査結果の概要
大気、水質、地下水質及び土壌の全ての調査地点で環境基準を達成しましたが、底質では一部の河川において環境基準を超過していました。
項目 | 調査地点数 | 環境基準超過地点数 | 濃度範囲 | 市内平均値 | 環境基準値 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
大気 | 3地点 | 0地点 | 0.037~0.044 pg-TEQ/m3(注) | 0.039 pg-TEQ/m3 | 0.6 pg-TEQ/m3以下 (年間平均値) | ||
公共用水域 | 水質 | 河川 | 21地点 | 0地点 | 0.082~0.99 pg-TEQ/L(注) | 0.28 pg-TEQ/L | 1 pg-TEQ/L以下 (年間平均値) |
海域 | 2地点 | 0地点 | 0.070~0.084 pg-TEQ/L | 0.077 pg-TEQ/L | |||
底質 | 河川 | 21地点 | 1地点 | 0.72~270 pg-TEQ/g | 47 pg-TEQ/g | 150 pg-TEQ/g以下 | |
海域 | 2地点 | 0地点 | 17~24 pg-TEQ/g | 21 pg-TEQ/g | |||
地下水質 | 1地点 | 0地点 | 0.034 pg-TEQ/L | 0.034 pg-TEQ/L | 1 pg-TEQ/L以下 (年間平均値) | ||
土壌 | 2地点 | 0地点 | 0.25~0.50 pg-TEQ/g | 0.38 pg-TEQ/g | 1,000 pg-TEQ/g以下 |
(注)濃度範囲は、各地点における年間平均値の最小値から最大値です。
環境基準超過に係る対応
底質では河川の1地点[船町渡(木津川運河)]において環境基準を超過しました。
環境基準を超過している水域については、河川管理者等により、しゅんせつ等の対策が順次実施されています。
今後も、環境基準の達成・維持に向け、ダイオキシン類対策特別措置法に基づく環境濃度の把握や施設の設置者に対する排出基準の遵守指導等を継続するとともに、関係機関と連携して取り組みます。
令和4年度ダイオキシン類環境調査結果
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用語の解説
1. ダイオキシン類
ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB)の総称であり、化学物質の合成過程、燃焼過程などで非意図的に生成される。PCDDには75種類、PCDFには135種類、コプラナーPCBには10数種の異性体が存在する。(このうち、毒性があるとされているのはPCDDで7種類、PCDFで10種類、コプラナーPCBで12種類の計29種類)
2 . 毒性等量(TEQ)
ダイオキシン類は種類が多く、毒性の強さがそれぞれ異なる。このため、ダイオキシン類による毒性の強さを表す方法とし て、最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)を基準にした濃度に換算することが一般的に行われる。
換算方法は、それぞれのダイオキシン類の検出濃度に2,3,7,8-TCDDを基準にした係数(毒性等価ファクター:TEF)を乗じ、その合計値を求める。なお、2,3,7,8-TCDDの係数は1としている。
3 . 単位の説明
ピコグラム(pg):1兆分の1gを表す単位
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