「矢倉緑地プラスチックごみゼロアクション」で水環境啓発事業を実施しました（令和6年3月27日）

　西淀川区の西端にある矢倉緑地公園は、コンクリート護岸がなく、大阪湾の海水面と接する公園で、野鳥や水辺の生物の観察、潮だまりでの水あそびなどで自然とのふれあいの場として利用されていますが、干潟や磯には淀川、神崎川や大阪湾からごみがたくさん漂着しています。令和6年3月27日に、矢倉緑地において、漂着するプラスチックごみなどの現状を知り、漂着しているごみを清掃する環境美化イベントが西淀川区役所により開催され、環境局からは海洋プラスチックごみについて説明を行いました。

　イベントでは、干潟の清掃活動を行い、53袋のごみを回収することができました。海洋プラスチックごみを減らすためには、今回のイベントのように身近な場所で清掃活動を行うことや、マイバックやマイボトルなどを使い、使い捨てのプラスチックを減らしていくことが大切です。そして、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けては、世代を問わず行動を起こすことが重要です。 一人ひとりの小さな心がけが、海洋プラスチックごみを減らす大きな力になります。美しい海を守るためにできることからひとつずつ始めましょう。

令和6年3月27日（水曜日）

矢倉緑地公園（西淀川区西島2丁目1付近）

14名（事前申し込みによる）、そのほか当日に若干名参加いただきました

• 野鳥探索
• 干潟で生き物探し
• 海洋プラスチックごみについての説明
• クリーン大作戦in矢倉緑地

　私たちの身近な道路や公園などに捨てられたプラスチックごみは、雨風で流されたり飛ばされたりし川に入り、いずれ海に流れてしまいます。一度海に流れてしまったごみを回収することは非常に難しいことから、陸域で回収することが大切ですが、何より可能な限りごみを発生させないライフスタイルへ転換することが求められます。