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アルコール

2025年3月1日

ページ番号:104368

健康に配慮した飲酒に努めましょう

アルコールによる健康への影響

 アルコールは血液を通じて、全身の臓器に影響を及ぼします。不適切な飲酒は、様々な健康障害を引きおこします。

アルコールによる健康への影響

アルコールの影響は個人差がある

年齢性別体質等の違いによって個人があります。
  • 年齢:高齢になると若い時より少ない量で酔いやすくなる。
  • 性別:女性ホルモンの影響や、男性よりアルコール分解酵素の働きが弱いため、女性は男性よりアルコールの影響を受けやすい。
  • 体質:アルコールを分解する酵素の強さは、個人差が大きい。

生活習慣病のリスクを高める飲酒量

 1日当たりの平均純アルコール摂取量※1)が、男性40g以上※2)女性20g以上※2)で、生活習慣病のリスクが高まることが示されています。そのため、飲酒量だけではなく、純アルコール摂取量を意識することが大切です。

※1)純アルコール摂取量:お酒に含まれるアルコールのみの量
※2)これらの量は個々人の許容量を示したものではありません

純アルコール20gの目安(いずれか1種類)

純アルコール20gの目安

アルコール摂取量を計算してみよう

 お酒に含まれる純アルコール量は、「純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)」で計算することができます。 

 例)アルコール度数5%のビール500mlの場合の純アルコール量
 ⇒ 500×0.05×0.8=20g

  • 飲酒チェックツール 「アルコールウォッチ」
     飲んだお酒を選ぶと、自動で純アルコール量お酒の分解にかかる時間が計算されます。ぜひ計測してみましょう!
厚生労働省 依存症の理解を深めるための普及啓発事業特設サイト
別ウィンドウで開く

妊娠・授乳中の飲酒は絶対にやめましょう

妊娠中の飲酒

 アルコールは胎盤を通って、直接おなかの赤ちゃんに運ばれます。おなかの赤ちゃんの臓器は未発達のため、アルコールの影響をうけやすいです。そのため「少量」でも、「たまに」も飲酒はやめましょう。また、早く禁酒すればするほど、おなかの赤ちゃんへの影響が少ないです。妊娠が分かった時点ですぐに禁酒しましょう。

・お産への影響 :流産や早産のリスクが高まる。
・おなかの赤ちゃんへの影響 :胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)
  詳細は「厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト別ウィンドウで開く」をご覧ください。

授乳中の飲酒

 体内に吸収されたアルコールのほとんどは母乳に移行します。アルコールが入った母乳を飲んだ赤ちゃんは、成長が遅れることが知られています。

禁酒は、なにより周囲の協力が大切

 一番身近な家族が飲酒していると、つい飲んでしまいがち。家族も一緒に禁酒するなど、禁酒している妊婦さんやお母さんにぜひ協力しましょう。

お酒をやめるコツ

□ お酒を飲みたくなる状況を振り返り、その状況を避けるようにする
□ お酒以外の楽しみを見つける
□ お酒を飲む場所にはいかない
周囲に禁酒を宣言する

参考情報

お問い合わせ

 アルコール関連問題等に関する相談は、各区保健福祉センターで行っています。またアルコール依存症についての酒害教室を大阪市内12か所の保健福祉センターで実施しています。お問い合わせは、各区保健福祉センター地域保健活動業務担当、またはこころの健康センターまで。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局健康推進部健康づくり課

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

電話:06-6208-9961

ファックス:06-6202-6967

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