舞洲スラッジセンター(下水汚泥処理場)
2022年12月10日
ページ番号:10364

(舞洲スラッジセンター航空写真)
施設概要
敷地面積 | 約33,900平方メートル |
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施設規模 | 地上6階、地下1階 ○建築面積:約17,000平方メートル ○延床面積:約40,000平方メートル |
主要設備 | ○汚泥溶融設備…750トン/日(150トン/日×5基)(現在) 900トン/日(150トン/日×6基)(計画) ○汚泥脱水設備…300立方メートル/時(60立方メートル/時×5台)(現在) 360立方メートル/時(60立方メートル/時×6台)(計画) ○排ガス処理設備 ・集塵装置(ばいじん対策) ・脱硫装置(硫黄酸化物対策) ・脱臭・脱硝装置(臭気・窒素酸化物対策) ○煙突 高さ:約120メートル、直径:約14メートル |
舞洲スラッジセンターがめざすもの
- 下水汚泥を効率的に安定して処理
- 下水汚泥の輸送をトラックからパイプへ
- 下水汚泥の処分を埋立処分から有効利用へ

下水処理の流れ

下水処理場には汚水を処理する『水処理施設』と、汚水を処理するときに発生する汚泥を処理する『汚泥処理施設』があります。
家庭や工場から出た汚水や雨水は下水道管を通り下水処理場へ集め、処理し、川に放流します。
下水処理を詳しく知りたい方はこちら→おおさかエコキッズ「下水道探検隊~下水処理のしくみ~」

汚泥処理とは
- 汚水を処理するときに発生する汚泥は、濃縮⇒消化⇒脱水⇒溶融又は炭化しています。
- 消化は汚泥を安定・減量化し、汚泥の処理(脱水・溶融又は炭化)を低コストで行うために必要な処理です。大阪市では独自の消化技術を開発し、汚泥を半分程度に減量しています。また消化槽で発生した消化ガスはメタン(CH4)を多く含み、発電や消化槽の加温(温水器)の燃料として利用しています。
- 溶融は脱水された汚泥ケーキを1,200度から1,400度で燃焼し、溶融炉で生成する溶融スラグは埋戻し材等として有効利用を図ります。
- 炭化は脱水された汚泥ケーキを固形燃料化し、石炭の代替燃料として火力発電で全量有効利用しています。
汚泥処理には大阪市が独自に開発した技術がいっぱい!!


(注)文字をクリックすると、上記画像の拡大図が見られます。
舞洲スラッジセンターの効果
下水汚泥有効利用の促進
溶融スラグは管渠の埋戻し材等として有効利用されています。
トラック運搬からパイプ輸送への切替による周辺環境対策
- 臭気が軽減
- トラックの排気ガス減少
舞洲スラッジセンターのデザイン
舞洲スラッジセンターは、環境保護の視点に立った環境保護芸術家として有名な、オーストリアの故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザインしました。
下水道整備初期は早く全市域に下水道を整備するため、施設の外観にあまり費用をかけることができませんでした。近年は、建設後50年以上を使用されることから、新たに造る施設は色彩検討やデザイン検討を行い、周辺環境との調和をめざしています。

舞洲スラッジセンターはオープンから10年間で約21,300人の方に見学にきていただきました。
下水の汚泥処理施設(舞洲スラッジセンター)見学のご案内
施設の一部開放(予約の必要はありません)
下記の一部施設については開放をしています。
- 建物周辺の緑地、せせらぎは常時開園しています。
せせらぎ沿いの散策やフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏デザインの建築物外観をお楽しみください。
ただし、現在せせらぎは3密緩和のお願いを引きつづきしていますが、通水は再開しました。
- 1階エントランスホールもフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインによるものです。
月曜日から金曜日(年末年始、祝日は除く)の9時から17時自由にご覧いただけます。
(注) 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3つの密を避けてソーシャルディスタンスを確保いただき、マスクの着用と手洗いの徹底にご協力いただきますようお願いいたします。
汚泥処理施設の建物内の見学(事前のお申し込みが必要です)
汚泥処理施設の見学可能日時
毎週月曜日・水曜日・木曜日・金曜日
第3土曜日(祝日と重なっている場合は、第4土曜日)
- 4月の土曜日見学は中止とさせていただきます。
(火曜日、日曜日は見学できません。また、見学可能曜日でも、年末年始、祝日と重なっている場合も見学ができません。)
時間帯:10時からと13時15分から
所要時間は、約2時間で集合時間を含んでいます。
汚泥処理施設の見学受入人数
当分の間、見学は各回、平日10人、土曜日5人までの1グループとさせていただきます。
ただし、小学校の社会見学行事等は、ご相談させていただきます。
申込方法
汚泥処理施設の見学を希望される方は、事前(見学希望日が、平日の場合は10日前まで、土曜日の場合は20日前まで)にお申込みが必要です。
(事前のお申し込みがない場合、建物内の見学はお受けできかねますのでご了承ください。)
見学お申し込みは、舞洲スラッジセンター(電話:06-6460-2830)まで予約状況をお問い合わしていただき、メールまたはファックスで所定の見学依頼書を送付してください。その後、受領確認したのち、こちらから予約完了のお返事をさせていただきます。
(メールで見学依頼書を送付する場合は、Excel・PDF・JPEG形式のいずれかを添付して送付願います)
見学の予約は3か月先まで可能で、先着順に受付けます。
- 見学希望日が平日の場合、希望日の10日前(閉庁日にあたる場合は、その直前の開庁日)までに予約してください。
- 見学希望日が土曜日の場合、希望日の20日前(閉庁日にあたる場合は、その直前の開庁日)までに予約してください。
- 業務・施設の都合や、気象状況(気象庁による台風や警報の気象情報等)により、見学できない場合もあります。また、見学受付後でも、業務・施設の都合により、見学ができなくなる場合もありますので、ご了承ください。なお、見学ができなくなった場合には、申込時にいただいた連絡先に、連絡をさせていただきます。気象情報により、見学を中止する場合は、前日の17時までに、申込時にいただいた連絡先に、連絡させていただきます。
- 人数によっては、お受けできない場合があります。 (当面の間、各回見学は、平日10人、土曜日5人までの1グループとさせていただきます。)
- 学校教育法による学校の見学については、見学受入人数についてご相談させていただきます。
- 移動に車椅子をご使用の方をはじめ、ご配慮の必要な方が見学者の中にいらっしゃる場合は、申込時にお知らせ、ご相談いただきますよう、お願いします。
- 見学中は、案内員の指示に従って見学いただくようお願いします。見学ルートから外れて勝手に行動する場合、また案内を妨げるような大声を出す等の迷惑行為をされた場合には見学を中止し、退所していただくことがあります。
当センターの見学終了後、アンケートを記載していただいた方に、ご希望される場合おひとり様につき1枚マンホールカードを配布しています。
様式
見学依頼書(一般用)(XLSX形式, 17.11KB)
見学依頼書(一般用)(PDF形式, 99.03KB)
見学依頼書(学校関係)(XLSX形式, 15.32KB)
見学依頼書(学校関係)(PDF形式, 95.58KB)
健康確認表(XLSX形式, 11.52KB)
健康確認表(PDF形式, 3.16KB)
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
申込先
舞洲スラッジセンター
電話:06-6460-2830 ファックス:06-6460-2052 メール:la0095@city.osaka.lg.jp
〒554-0041 大阪市此花区北港白津2-2-7
受付時間:月曜日から金曜日(年末年始、祝日を除く)9時から12時、13時から17時
新型コロナウイルス感染防止にあたってのお願い
- センター内では、必ずマスク等を着用してください。
当センターでは、マスクの予備はありませんので、代表者で予備マスクを必ず準備しておいてください。
フェイスガードをお持ちの方は着用し見学も可能です。 - 体温が37.5度以上の方は、見学できません。また、発熱や咳・のどの痛みなどの症状がある方も、入所できません。
- 上記1から2項目を記入した見学者全員の健康確認表を見学当日に提出してください。
- 見学者の方は、集合時間に1階エントランスでソーシャルディスタンスを確保し、お集まりください。
- 集合時に1階トイレで手洗いをしていただきます。
- エレベータの利用は、最大定員4名とさせていただきます。
- 見学時には、センターで用意した軍手を着用してください。
- センター内で食事する場所の提供はできません。
- 見学時等で発生したごみがあれば、お持ち帰りください。
- 大阪コロナ追跡システムへのメールアドレス登録にご協力ください。
- 厚生労働省「接触確認アプリ」のダウンロード、登録にご協力ください。
- 見学者の方が、見学後2日以内に発症した場合は、必ず上記の申込先までご連絡ください。
(注)以上の項目の厳守にご協力いただけない場合は、見学をお断りする場合もあります。また、見学途中であっても、遵守されない場合は見学を中止する場合もあります。
海外からの見学対応
海外からの見学については、原則として海外の政府・自治体職員の視察やJICA等の技術研修の一環としての見学依頼について受付しています。ご希望される方は、およそ1か月前までに大阪市建設局下水道部調整課(水環境担当)(電話:06-6615-7675)にお問合せください。(日本語での対応となります。)
舞洲スラッジセンターの来場について
無料駐車場もあります。

公共交通機関を利用される場合
- JR大阪環状線「西九条」駅から大阪シティバス81系統乗車約20分→「アミティ舞洲」下車徒歩2分
- JRゆめ咲線「桜島」駅から北港観光バス「舞洲アクティブバス」乗車約7分→「環境施設組合前」下車徒歩5分
時刻表は各ホームページでご確認ください。
貸切バス・自家用車を利用される場合
- 阪神高速道路5号湾岸線「湾岸舞洲出口」から約5分
- 国道43号「梅香」交差点を西へ約20分
下水道のしくみと働きや大阪市の下水道の特徴を学んでいただける参加体験型の施設として「大阪市下水道科学館」が、あります。こちらもご利用ください。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局北部方面管理事務所舞洲スラッジセンター
住所:〒554-0041 大阪市此花区北港白津2丁目2番7号
電話:06-6460-2830
ファックス:06-6460-2052