第1回「大阪市性の多様性尊重大賞」表彰式を開催しました。
2024年4月4日
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大阪市は、第1回「大阪市性の多様性尊重大賞」表彰の募集をしておりましたが、この度、受賞団体を決定し令和2年11月20日(金曜日)に表彰式を行いました。
大阪市は、大阪市人権尊重の社会づくり条例の趣旨に基づき、誰もが生きやすい社会の実現に向けた取組の促進を目的に、性の多様性を尊重し、LGBTなどの性的マイノリティが直面している課題等の解消、あるいは広くSOGI(注)差別解消に向けた様々な活動について、特にその功績が顕著であると認められる個人・団体・学校または事業者を対象として「大阪市性の多様性尊重大賞」の選考を行い、第1回目である今回は、4団体を表彰しました。
(注)SOGI
LGBTは特定の「人」を指す言葉ですが、すべての人がもつ性のあり方の多様性に焦点をあて、性的指向と性自認(Sexual Orientation and Gender Identity)の頭文字をとってSOGI(ソジ)という言葉が使われることもあります。なお、「SOGI差別」とは、性的指向や性自認に基づいて差別や偏見の対象とするものを指します。
受賞者
大賞
特定非営利活動法人 関西GICネットワーク
選考理由
15年の長きにわたって、性別違和をもつ方々が、全国どこでも同じ治療を安全に受けられるよう、講演会や、「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」に沿った適応判定会議を定例的に開催しており、GID(性同一性障害)医療の適切な提供・向上のため、非常に有意義な活動である。医療以外の側面への理解も持ち合わせている点についても評価できる。
優秀賞
新設Cチーム企画
選考理由
ジェンダーバイアスという点から、LGBT等の性的少数者、SOGIの教育について、教員が気軽に取り組めて、子どもたちにも馴染みやすい教材を制作している。教員と当事者が連携して波及効果をのぞめる活動を継続的に行っている点が高く評価できる。
入賞
日本生命保険相互会社
選考理由
LGBT等の性的少数者に関する責任部局を設け、LGBT等の性的少数者/SOGIの理解浸透に向けて、人権研修において継続的な啓発を行っている。また、ALLY(理解者・支援者)を見える化しALLYの輪を広げる取り組みを展開するなど、幅広い取り組みを地道に継続的に行っていることが評価できる。
レインボー3710
選考理由
LGBT等の性的少数者をはじめとする様々な人々を対象に、地元重視で行政と協力して交流会やイベントを行っている。グループは小さいが、LGBT等の性的少数者だけでなく、聴覚障がいをもつ、いわゆるダブルマイノリティの存在についても理解し、対応しようとする試みが評価できる。
表彰式概要
1 日時
令和2年11月20日(金曜日)15時30分~16時
2 場所
大阪市役所本庁舎5階市長公室(大阪市北区中之島1丁目3番20号)
3 出席予定者
受賞団体
大阪市長 松井 一郎
大阪市市民局理事 田丸 卓嗣
大阪市市民局ダイバーシティ推進室長 福岡 弘高 ほか
4 式次第
- 開式
- 表彰状授与
- 大阪市長あいさつ
- 受賞者コメント
- 記念撮影
- 閉式
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