第2回「大阪市性の多様性尊重大賞」表彰式を開催しました
2024年4月4日
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大阪市は、大阪市人権尊重の社会づくり条例の趣旨に基づき、誰もが生きやすい社会の実現に向けた取組の促進を目的に、性の多様性を尊重し、LGBTなどの性的マイノリティが直面している課題等の解消、あるいは広くSOGI(注)差別解消に向けた様々な活動に対して、特にその功績が顕著であると認められる個人・団体・学校または事業者を「大阪市性の多様性尊重大賞」として表彰しています。
本年、第2回「大阪市性の多様性尊重大賞」表彰者を募集し、6団体からご応募いただきました。選考の結果、次のとおり、令和3年10月27日(水曜日)に表彰式を行いました。
(注)SOGI
LGBTは特定の「人」を指す言葉ですが、すべての人がもつ性のあり方の多様性に焦点をあて、性的指向と性自認(Sexual Orientation and Gender Identity)の頭文字をとってSOGI(ソジ)という言葉が使われることもあります。なお、「SOGI差別」とは、性的指向や性自認に基づいて差別や偏見の対象とするものを指します。
受賞者及び選考理由
大賞
- イケア・ジャパン株式会社 IKEA鶴浜
入社応募時のエントリーシートから性別記載をなくし、個性を重視した採用を行うなど、すべての従業員が自分らしくいることができるフラットで風通しの良い組織風土を作り出し、ダイバーシティ&インクルージョンが社内で実現している。また、レインボーカラーで彩られた商品の展開とリンクさせた啓発活動を行うなど、LGBTをはじめとする性的マイノリティの存在を社会に広める活動を幅広く行っていることが評価できる。
入賞
- アストラゼネカ株式会社
LGBTなど性的マイノリティ当事者から話を聞くオンラインセミナーや、当事者同士が安心して話をすることができる場として、社内SNSにおいて、当事者のみが入ることができる非公開グループおよびアライ(支援者)が入ることができる公開グループを作成するなど、ディスカッションを進める取組を行っている。また、婚姻の平等に賛同を表明するとともに、知見の共有などにより他企業への理解促進にも努めるなど、性の多様性への理解促進に向けて段階的に取組を進めていることが評価できる。 - 大阪市立桃谷中学校
「性・生教育」として、毎年2年生を対象にLGBTなど性的マイノリティに関する学習に取り組むとともに、他校の養護教諭の見学の受け入れや教材の提供など他校への啓発活動に取り組んでいる。また、学校の統合に伴い標準服を変更する際、男女問わず標準服を選べるようにするなど、様々な取組を継続的に行っていることが評価できる。
(五十音順)
表彰式ダイジェスト映像
表彰式の様子をダイジェストでご覧いただけます。
表彰式概要
日時
令和3年10月27日(水曜日)15時30分~16時
場所
大阪市役所本庁舎5階市長公室(大阪市北区中之島1丁目3番20号)
出席者
- 受賞団体
- 大阪市副市長 朝川 晋
- 大阪市市民局長 西原 昇
- 大阪市市民局理事 山本 功人 ほか
式次第
- 開式
- 表彰状授与
- 大阪市副市長あいさつ
- 受賞者コメント
- 記念撮影
- 閉式
表彰式の様子
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