男女共同参画の視点からの防災に関する取組み
2025年3月18日
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近年の震災や災害経験をふまえ、男女共同参画の視点からの事前の備えや避難所運営などに取り組む必要があります。
防災活動に女性の参画が少ないことは、災害対応において女性のニーズが配慮されないことにも繋がりかねません。
本ページでは、男女共同参画の視点から見た災害対応に役立つ情報をご紹介します。


「男女共同参画と防災」啓発動画
下記リンクにて、「男女共同参画と防災」啓発動画を公開しておりますのでご覧ください。


防災と男女共同参画に関するイベントのお知らせ


防災における女性参画の重要性
東日本大震災をはじめとするこれまでの災害においては、様々な意思決定過程への女性の参画が十分に確保されず、女性と男性のニーズの違いなどが配慮されないといった課題が生じており、防災会議や避難所運営に女性の参画が求められています。
例えば、女性の参画が十分でないと避難所において、
・ 更衣室が男女別に分かれていない
・ 授乳室がない
・ 生理用品や下着を男性が配っていて受け取りづらい
・ 粉ミルクと哺乳瓶はあるが、殺菌消毒する方法がない
といったことが起こるかもしれません。
これらの課題に対応するためには、防災活動においても男女共同参画を推進し、高齢者・障がい者・多様な性によるニーズの違いなど、多様な視点で考えることが重要です。


災害への備え
災害が起こった際に持ち出す防災リュックは準備していますか?
大災害発生時には、公的機関の支援が届くまでに3日はかかると言われています。大切なことは、それまで「自分の力で生き延びること」です。男女を問わず全ての人に必要となる「食料・水・懐中電灯」などの基本品目をできれば1週間分備えるのに加え、必要に応じて「1周期分の生理用品」や、寒さ対策だけでなく着替えの際の目隠しとしても活用できる「ストール」なども準備しましょう。
災害はいつ起こるか分かりません。日ごろから、次のホームページなどを参考に十分に備え、どう行動したらよいのかを考えておきましょう。


災害発生時の対応
災害の種類によって、発生した時の対応は異なります。
いざという時に慌てないために、あらかじめご自身やご家族の状況に合った対応方法や避難所を確認しておきましょう。
災害時の安否確認には次のサービスを活用することもできます。


女性と防災に関するアンケート調査
地域防災活動への女性参画促進に向けた具体手法の検討のため、実態把握の調査を市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課及び大阪市立大学(現・大阪公立大学)大学院生活科学研究科生田英輔研究室で実施しました。調査は令和3(2021)年12月25日から令和4年(2022)年2月15日にオンラインにより実施し、主な結果は次のとおりとなりました。
・ 参加している地域活動の中で、「防災活動・災害救助活動」と回答した女性は5.8%でした。
・ 防災活動への女性の参加状況は「参加しにくいけれど、参加したいと思う」と回答した女性が最も多く27.0%でした。
・ 女性が地域活動に参加していない・企画段階から関わっていない理由は「情報が得られない」が一番でした。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所4階)
電話:06-6208-9156
ファックス:06-6202-7073