自衛消防訓練ガイド
2024年3月18日
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自衛消防訓練を実施しよう!
このページは、消防訓練を実施される皆様をサポートするためのものです。
訓練に関する疑問や、消防署に提出する書類の様式や提出方法などをご紹介します。
いざという時に皆様の大切な生命や財産を守り、被害を少なくすることができる消防訓練を、ぜひ実施しましょう!
自衛消防訓練って、どういうもの?
火災はどんな建物にも発生する可能性があります。いざというときのために、日頃から訓練をしておくことが大切です。
消防法では、一定規模以上の建物は防火管理者を定めるとともに、消防計画を作成し、その消防計画に基づく消火、通報及び避難訓練(以下「自衛消防訓練」という。)を定期的に実施しなければならないこととされています。
また、不特定多数の方が利用する建物(劇場、百貨店、病院、飲食店、旅館など)については、消火訓練及び避難訓練を年2回以上実施するとともに、訓練を実施する場合は、あらかじめ、その旨を消防機関に通報しなければなりません。
万が一、火災が発生した場合のためにも、自衛消防訓練を適正に実施するようお願いします。
具体的にどのようなことをするのか等、詳しくは以下のページをご参照ください。
自衛消防訓練って、どれくらい効果があるの?
消防訓練を実施している事業所においては、初期消火実施率が高く、焼損面積も小さい傾向にあります。
消防訓練を実施している事業所と、実施していない事業所では、焼損面積に約2倍の違いがあります。
詳しくは以下のページをご参照ください。
自衛消防訓練Q&A
自衛消防訓練に関して、中央消防署に多く寄せられている質問と回答をまとめました。
これらの回答はあくまでも中央消防署の見解であり、管轄の消防署によって指導が異なる場合があります。
詳しくは管轄の消防署にお尋ねください。
Q1 自衛消防訓練には、消防職員の立会いが必要ですか?
A1 いいえ。事業所の皆様だけで実施していただけます。
Q2 何人以上参加しなければならないという決まりはありますか?
A2 決まりはありませんが、できるだけ多くの方が参加できるよう調整してください。
Q3 消防訓練通報書を提出するのは、訓練の前ですか?後ですか?
A3 消防訓練を実施する前にご提出ください。
実施済みでも受付が可能ですので、事後になっても必ず通報書を提出してください。
Q4 消防訓練通報書には、どの様式を使えばいいですか?
下記のリンクより、消防訓練通報書の様式をご確認ください。
- 自衛消防訓練通報書(大阪市消防局ホームページ)
こちらより届出様式の確認ができます。
Q5 消防訓練通報書の提出の仕方は?
A5 担当区域を管轄する消防署の窓口にご持参下さい。お越しいただくのが難しい場合はFAXの提出でも結構です。
なお、中央消防署は「中央消防署本署」と「中央消防署上町出張所」で担当区域が分かれております。ご来署前に必ず担当区域をご確認ください。
FAX番号 中央消防署 本署 06-6942-5745
中央消防署 上町出張所 06-6764-6940
(FAX番号の間違いにご注意ください。)
Q6 提出したら、控えはもらえますか?
A6 控えをご希望の場合は、中央消防署の窓口に通報書を2通ご持参ください。1通を控えとしてお返しします。
FAX提出の場合、控えのお渡しはしておりませんので、あらかじめご了承ください。
自衛消防訓練に関する資料
訓練を実施していただくうえで参考となるリーフレットや通知などをまとめました。
ぜひご活用ください。
- 「防火管理、消火・通報・避難訓練」多言語解説動画
多言語で訓練を解説
- 教養型消防・防災訓練を実施しよう!
何らかの事情で集合型訓練が実施できない場合にご活用ください。
- 英語版!消防訓練に使える動画資料(教養型にも!)
消火・避難・通報訓練動画の英語版です。英語の教養型消防訓練のリーフレットと理解度チェックも掲載しています。
- 動画で学ぶ 消火・通報・避難要領
アパホテル株式会社の消防訓練をもとに、それぞれの活動のポイントをご紹介する動画です。防火管理者さんが行う消防訓練のヒントになる要素がきっとあるはずです!
- 災害時に効果抜群!フリップボード!
災害時の避難誘導など、情報伝達に使っていただけるフリップボード用フリー素材です。印刷してぜひご活用下さい。
- 自衛消防訓練に関するリーフレット(大阪市消防局)
自衛消防訓練実施の手順や流れ、具体的な訓練方法が記載されています。
- 小規模ビル避難等訓練マニュアル(総務省消防庁)
平成13年9月に発生した新宿区歌舞伎町ビル火災を踏まえた小規模ビルの自衛消防訓練実施に関するマニュアルです。
- 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導のあり方等に関するガイドライン」の手引き(総務省消防庁)
外国人や障がいをお持ちの方に配慮した、効果的な災害情報伝達や避難誘導に関するガイドラインの解説です。
- 多言語対応訓練ガイド(前編)
外国人や障がいをお持ちの方に配慮した災害情報伝達や避難誘導に関するポイントを解説した動画(前編)です。
- 多言語対応訓練ガイド(後編)
外国人や障がいをお持ちの方に配慮した災害情報伝達や避難誘導に関するポイントを解説した動画(後編)です。