【検討終了】手話に関する理解促進及び環境整備事業
2022年7月27日
ページ番号:480631
概要
手話は、音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語で、ろう者の方々にとって大切なアイデンティティーであり、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報の獲得とコミュニケーションの手段として重要な役割を担っています。
手話を必要とするすべての人が、日常生活及び社会生活において、手話を通じて容易に必要な情報を取得し、十分なコミュニケーションを図ることのできる社会を実現するためには、市民一人ひとりが、手話がかけがえのない言語であることについて理解を深めるとともに、手話を普及し手話を使用できる環境を整備していくことが重要です。手話が言語であるという認識に基づき施策を推進し、手話を必要とするすべての人の社会参加の促進と安心して暮らせる地域社会を実現するため、平成28年1月15日に大阪市こころを結ぶ手話言語条例が議員提案され、同日に可決、同月18日に公布・施行されました。
これまでの取り組み
・平成28年1月18日に「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」が公布・施行されました。
・手話に関する施策を総合的かつ計画的に実施し、施策の推進方針を定めるために手話言語条例推進方針検討会議を設置しました。
・平成29年1月26日から2月24日までにパブリック・コメントを実施し、いただいたご意見を踏まえ、「大阪市手話に関する施策の推進方針」を策定しました。
・令和3年10月に「大阪市手話に関する施策の推進方針」を改訂しました。
・この方針に基づき、大阪市の全ての所属において、手話に関する施策を着実に進め、それが本市の施策全体に広がるよう、連携して取り組み、相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会の実現に寄与することを目指します。
今後の予定は?
・大阪市の各所属が条例の趣旨を踏まえた手話に関する施策の推進に取り組みます。
・推進方針は、ろう者、手話通訳者及びその他の関係者で構成する「大阪市こころを結ぶ手話言語条例推進方針検討会議」を設置して作成しており、今後も意見を聴きながら施策を推進してまいります。
・福祉局では、手話への理解の促進及び手話の普及をより一層積極的に実施し、市民一人ひとりが手話についての理解を深めるとともに、日常生活や社会生活の様々な場面で、手話を必要とする人が手話を利用しやすい環境づくりに取り組んでいくために、手話に関する施策を拡充します。
どこまで進んでいるの?
「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」及び「大阪市手話に関する施策の推進方針」に基づき、委託先や関係先と調整を行って、平成29年度より次の施策に取り組みました。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 福祉局障がい者施策部障がい福祉課推進グループ
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