令和7年度 健康局運営方針
2026年6月10日
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運営方針の進捗管理を実施しました。その結果について、「アウトカム指標の達成状況(定量評価)」、「自己評価(運営方針全体の定性評価)」及び「今後の方針」に反映しています。(令和8年6月10日)
全ての市民がすこやかでこころ豊かに生活できる活力あるまち・健康都市大阪の実現
【使命(どのような役割を担うのか)】
全ての市民が健康で安心して生活がおくれるよう、健康危機から市民を守るとともに、市民ひとりひとりの健康意識を高め、主体的に健康づくりに取り組めるような環境づくりを支援することにより健康寿命の延伸を図る。
【令和7年度 所属運営の基本的な考え方(局長の方針)】
市民の健康の保持・増進を図るため、がん対策や依存症対策などの健康づくりの取組みを推進するとともに、感染症予防対策の充実や安全安心な生活衛生の確保などの諸課題に重点的に取り組む。これらの取組みを推進するためにも、施策の見直しを図るとともに、更なる効果的・効率的な事業運営に取り組む。
重点的に取り組む経営課題
【経営課題1】健康づくりの推進
【課題認識】
市民が生涯を通じて心身ともにすこやかに生活できる状態を目指すため、健康づくりの取組みを進め、健康寿命の延伸を図る必要がある。
【主な戦略(課題解決の方策)】
<がん対策の推進>
- 大阪市健康増進計画「すこやか大阪21(第3次)」に基づき、効果的な普及啓発や受診しやすい環境整備などの取組みを進める
- 万博開催を契機としたがん検診受診率向上事業を推進し、さらなる市民の行動変容につなげる
<ギャンブル等依存症対策の充実>
- ギャンブル等依存症の予防と、早期発見・早期介入により、ギャンブル等依存症の本人やその家族等に対する支援の充実を図る
【アウトカム指標(経営課題の解決に向けた進捗度合を示した指標)】
<がん対策の推進>
- 本市がん検診受診者数が5がん全てにおいて前年度より増加していること
「すこやか大阪21(第3次)」の最終年度(令和17年度)における目標値
市民の各がん検診受診率:60%以上
<ギャンブル等依存症対策の充実>
- 依存症専門相談、家族支援事業、一般向け啓発セミナー
(アンケートによる満足度):各70%以上
- 依存症者支援者育成事業
(アンケートによる理解度):90%以上
【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】
<がん対策の推進>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
- 本市がん検診受診者数が5がん全てにおいて前年度より増加していること:B
本市がん検診受診者数(6年度→7年度)
5がん合計(234,839人→227,578人)
胃がん ▲572人(16,343人→15,771人)
大腸がん +1,459人(61,529人→62,988人)
肺がん ▲1,203人(53,207人→52,004人)
乳がん ▲3,470人(43,167人→39,697人)
子宮頸がん ▲3,475人(60,593人→57,118人)
〔前年度実績〕
- 本市がん検診受診者数(5年度→6年度)
5がん合計(234,389人→234,839人)
胃がん ▲3,453人
大腸がん ▲2,282人
肺がん ▲1,175人
乳がん +5,687人
子宮頸がん +1,673人
<ギャンブル等依存症対策の充実>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
(アンケートによる満足度):A
- 依存症専門相談:96.9%
- 家族支援事業:100%
- 一般向け啓発セミナー:92.9%
(アンケートによる理解度):A
- 依存症者支援者育成事業:97.0%
〔前年度実績〕
(アンケートによる満足度)
- 依存症専門相談:96.9%
- 家族支援事業:96.4%
- 一般向け啓発セミナー:94.0%
(アンケートによる理解度)
- 依存症者支援者育成事業:100%
【経営課題2】感染症予防対策の充実
【課題認識】
市民が感染症に対して安心して生活できる状態を目指すため、感染症予防対策に取り組むとともに、感染症の拡大を防止する必要がある。
【主な戦略(課題解決の方策)】<次なる感染症危機に備えた体制強化>
- 次なる感染症危機に備え、一元的に対応できる保健所施設を整備するとともに、実践的訓練や研修の実施により感染症に関する人材養成を行う
<HIV/エイズ・梅毒対策の推進>
- 青少年に対して学校等を通じたエイズ・性感染症に関する教育を実施し、正しい知識の普及、予防行動の促進を図るとともに、感染が多くみられる対象への啓発や受検者のニーズに対応し、受検しやすい検査機会を提供する
<次なる感染症危機に備えた体制強化>
- 一元的に対応できる保健所施設の整備
- 健康危機対処計画に示す感染症に関する訓練や研修の実施
<HIV/エイズ・梅毒対策の推進>
- HIV検査受検者数を令和8年度までに12,000人以上とする
(令和4年度:9,232人 令和5年度:9,924人 令和6年度:10,616人 令和7年度:11,308人 令和8年度12,000人以上)
【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】
<次なる感染症危機に備えた体制強化>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
1:建築・電気設備・機械設備の改修工事を実施:A
2:健康危機対処計画に示す感染症に関する訓練や研修を実施:A
・感染症有事における対応研修:1回
・感染症患者発生時対応研修:4回
・机上シミュレーション訓練:1回
・感染症予防計画に基づく保健所参集保健師研修:1回
・健康危機管理担当保健師研修:3回
・防疫・施設等クラスター研修:集合研修1回、各区伝達講習1回
・積極的疫学調査研修:2回
・I HEAT研修:1回
・移送訓練:1回
・保健師研修(基礎編):1回
・保健師研修(応用編):1回
〔前年度実績〕
1:新保健所で不要となる設備や構造物の撤去工事を実施
2:健康危機対処計画に示す感染症に関する訓練や研修を実施
<HIV/エイズ・梅毒対策の推進>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
- 令和7年度HIV検査受検者数:12,697人:A
13,740人
【経営課題3】安全安心な生活衛生の確保
【課題認識】
安全安心な生活衛生を確保するため、食中毒の発生防止など適切な衛生管理に取り組むとともに、人と動物が共生する社会の実現を目指す必要がある。
【主な戦略(課題解決の方策)】<食の安全性の確保>
- 大規模食品製造施設に立ち入り、HACCPに沿った衛生管理を行うために自ら策定した衛生管理計画の検証と見直しを定期的に実施し、その記録を残すように指導する
<動物愛護管理施策の推進>
- 犬猫の引取り数を一層削減するとともに、譲渡を促進するための取り組みを実施する
<食の安全性の確保>
- HACCPに沿った衛生管理を行うために自ら策定した衛生管理計画の検証と見直しを定期的に実施し、その記録を残している大規模食品製造施設の割合:令和7年度末までに100%にする
(3年度:50% 4年度:60% 5年度:75% 6年度:90% 7年度:100%)
<動物愛護管理施策の推進>
- 令和7年度の犬猫の殺処分数を100匹未満にする
<食の安全性の確保>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
- 衛生管理計画の検証と見直しを定期的に実施し、その記録を残している大規模食品製造施設の割合 100%:A
〔前年度実績〕
92.3%
<動物愛護管理施策の推進>
〔令和7年度実績と達成状況〕※A:達成、B:未達成
- 犬猫の殺処分数 119匹:B
〔前年度実績〕
165匹
自己評価(運営方針全体の定性評価)
各経営課題において、主な戦略に沿った各取組みを順調に進めることができ、目標未達成となった取組みが一部あるものの、着実に成果が現れているものと考える。がん対策の推進については、前年度より受診者数が増加した検診種別はあるものの、全体の受診者数が前年を下回っていることから、受診者数の減少に歯止めをかけるため、より効果的な受診勧奨等の取組みを進める必要がある。また、動物愛護管理施策の推進については、目標値には及ばなかったが、「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」を達成した前年度に比しても、犬猫の殺処分数を減少することができていることから、行動計画の各種取組による成果が現れているものと考えられ、引き続き各種取組を効果的に推進していく必要がある。
今後の方針
各経営課題を踏まえながら、市民の健康の保持・増進を図るため、令和8年度においても、がん対策や依存症対策などの健康づくりの取組みを推進するとともに、感染症予防対策の充実や安全安心な生活衛生の確保などの諸課題に引き続き重点的に取り組む。これらの取組みを推進するためにも、施策の見直しを図るとともに、更なる効果的・効率的な事業運営に取り組む。
令和7年度健康局運営方針(令和8年6月10日更新)
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大阪市健康局総務部総務課総務グループ
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