顔認証マイナンバーカードについて

　暗証番号の設定や管理に不安がある方の負担軽減のため、暗証番号の設定を不要とし、カードに搭載された利用者証明用電子証明書を用いる際の本人確認方法を機器による顔認証又は目視による顔確認に限定したマイナンバーカードです。

　すでにマイナンバーカードをお持ちの方も、現在交付申請中またはこれから交付申請を行う方も、希望する方が申請できます。

　また、医療機関等において外見上区別できるよう、マイナンバーカードの追記欄に「顔認証」と記載します。

　顔認証マイナンバーカードは暗証番号を設定しないため、暗証番号の入力が必要なサービスは利用できません。顔認証マイナンバーカードの申請にあたっては、以下の「利用できるサービス」「利用できないサービス」を確認し、十分ご検討のうえ申請してください。

• 健康保険証としての利用

　健康保険証利用には、別途申し込みが必要です。

　顔認証マイナンバーカードへの切り替え後はマイナポータルやセブン銀行ATMでの健康保険証利用登録を行うことはできません。すでにマイナンバーカードをお持ちの方で健康保険証としての利用をお考えの方は、事前に健康保険証利用登録をお願いします。

　これからマイナンバーカードを受け取る方で交付と同時に顔認証マイナンバーカードへの切り替えを希望される方は、カード受取後に顔認証機能付きカードリーダーを導入している医療機関／薬局にて登録してください。

　マイナンバーカードの健康保険証利用についてはこちらのサイト（外部サイト：厚生労働省ホームページ）よりご確認ください。

　なお、訪問診療等での利用は令和6年10月以降対応予定です。

• マイナンバーカード券面の顔写真や記載事項を用いた本人確認書類としての利用

• マイナポータルの利用

　マイナポータルは、マイナンバーカードに搭載した利用者証明用電子証明書を利用してお手持ちのスマートフォンやパソコンから利用者登録／ログインを行うことで、個人の情報の検索や一部申請・届出における電子申請の利用が可能となるサービスです。利用者証明用電子証明書の暗証番号入力が必要ですので顔認証マイナンバーカードでの利用者登録／ログインを必要とするサービスは利用できません。

なお、利用者登録／ログインの必要がない、行政への手続き窓口や必要書類の検索、申請書のダウンロードなどのサービスは利用できます。

• 証明書コンビニ交付サービス

証明書コンビニ交付サービスは、利用者証明用電子証明書を搭載したマイナンバーカードやスマホ用電子証明書を搭載したスマートフォンを利用して、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍証明書、各種税証明書などが全国のコンビニエンスストア等に設置されておりますキオスク端末（マルチコピー機）から取得できるサービスです。

利用者証明用電子証明書の暗証番号入力が必要ですので顔認証マイナンバーカードでのサービス利用はできません。

• その他、オンライン手続きなど暗証番号の入力が必要なサービス

　お住まいの区の区役所　住民情報担当課（窓口サービス課等）

　各区役所の連絡先等につきましては　戸籍・住民票・印鑑登録に関する問合せ窓口　をご覧ください。

・本人（または法定代理人）が来庁する場合

・任意代理人が来庁する場合

　　委任状、申請者本人のマイナンバーカード、任意代理人の本人確認書類

　　※委任状については、下記に例示しておりますので、印刷して使用されるか、同様の内容のものをご用意ください。

・本人がマイナンバーカードの受け取りに来庁される場合

　マイナンバーカード交付窓口にて、顔認証マイナンバーカードを希望される旨をお申し出ください。

・任意代理人がマイナンバーカードの受け取りに来庁される場合

　申請者本人が交付通知書（ハガキ）裏面を原則すべて記入し、「いずれの暗証番号も設定しない」にチェックを入れて、代理人がお持ちください。（代理人によるマイナンバーカードの受け取りについて、詳細はこちらのサイト（大阪市ホームページ）よりご確認ください。）

　※暗証番号欄は空欄にしてください。

　※「いずれの暗証番号も設定しない」の記載がない交付申請書の場合、暗証番号記載欄付近の余白部分に、暗証番号の設定を希望しない旨を記載してください。

詳細につきましては　マイナンバーカード（個人番号カード）の受け取りについて（大阪市ホームページ）　をご覧ください。