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大阪市の水道水について

2023年12月20日

ページ番号:562757

水道水のおいしさ
気になること
水道水の安全性について
大阪市の水道水質向上への取り組み

水道水のおいしさについて

 大阪市の水道水は、そのままでも安心しておいしくお飲みいただけます。

「だから大阪市の水道水は美味しいんです」YouTube映像へのリンク
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(画像をクリックするとYouTubeで再生されます)

「そのまま飲めると知らなかった」

 令和5年度に区民まつりで実施したアンケートでは、移動型給水設備「水色スイッチポータブル」で提供しました水道水を飲用された98%の方から「おいしい」との回答を頂戴しました。ご感想としては、「昔に比べて大阪市の水道水はおいしくなった」「普段から飲んでいます」といった内容が多く、その他には「浄水器を使わなくてもいいのか」「煮沸しないと飲めないと思っていた」といったご意見も頂戴しました。

水道水を飲用いただいた感想の割合の円グラフ おいしい98パーセント おいしくない2パーセント

水道水を飲用いただいた感想(おいしい・おいしくない)の割合

 大阪市水道局では、区民まつりなどの市民が多く集まるイベントに水道局ブースを出展し、移動型給水設備「水色スイッチポータブル」を活用した水道水の飲用利用啓発を行っています。

 大阪市の水道水は飲用利用に適したおいしい水ですので、是非飲用としてのご利用もご検討ください。

区民まつりでの水道局ブースの様子

区民まつりでの水道局ブースの写真

水道水を試飲された方へのアンケートの様子

区民まつりでのアンケートの様子の写真

おいしい水指標

 水道水のおいしさは、昭和59年に厚生省(現、厚生労働省)のおいしい水研究会で検討され、これらに大阪市の独自指標を追加し、「大阪市おいしい水指標」として設定しています(合計10項目)。

 大阪市の水道水は、「おいしい水指標」を高い水準で達成しています!

「おいしい水達成状況」10項目中8項目達成の説明画像
おいしい水指標達成状況(おいしい水研究会)
水質項目直近1年間
平均値
水のおいしさへの影響達成
状況
蒸発残留物100
ミリグラム
パーリットル
適度に含まれている場合は、こくがあるまろやかな味がする。
数値(量)が大きいほど水に苦味、渋味、塩味を付ける。
達成
硬度42
ミリグラム
パーリットル

硬度の低い水は、くせがない。
硬度が高くなると、人によっておいしさの感じ方が異なる。

達成
遊離炭酸1)2
ミリグラム
パーリットル
水にさわやかな味を与えておいしくする。
数値が高いと刺激が強くまろやかさがなくなる。

未達成

過マンガン酸

カリウム消費量

1.0
ミリグラム
パーリットル
数値が高いと渋味や塩素消費量が大きくなり、水の味を損ねやすい。達成


臭気
臭気強度

1

数値が高いと、不快さが増す。達成
残留塩素0.4
ミリグラム
パーリットル
水にいわゆるカルキ臭を与え、濃度の高い場合には水の臭味に影響する。
遊離塩素として0.1ミリグラムパーリットル以上の保持が必須。
達成

おいしい水指標の範囲と達成状況を表した図


1) 河川水から浄水処理している水道水では、一般的に低い傾向となります。

大阪市独自指標達成状況
水質項目

直近1年間
平均値

水のおいしさへの影響達成
状況
有機物(TOC)0.7
ミリグラム
パーリットル
数値が高いと渋味や塩素消費量が大きくなり、水の味を損ねやすい。達成


臭気
残留塩素2)85%数値が高いと、残留塩素のおいしい水指標(0.1ミリグラムパーリットル~0.4ミリグラムパーリットル)を満足している期間が長いことを示す。未達成
2-MIB<1
ナノグラム
パーリットル
数値が低いと、快適さが増す。達成
ジェオスミン<1
ナノグラム
パーリットル
数値が低いと、快適さが増す。達成

大阪市独自指標の範囲と達成状況を表した図


2)  水道法に基づく残留塩素濃度0.1ミリグラムパーリットルを確保しながら、おいしい水研究会が発表した「おいしい水の水質要件」における残留塩素濃度の指標を達成するために本市が独自に設定した指標です。
【水質遠隔監視装置の残留塩素濃度の日平均が0.2ミリグラムパーリットル以上0.4ミリグラムパーリットル以下にあった日数】を【水質遠隔監視装置の年間稼働日数】で除し、100をかけ算定しています。

水道水の安全性について

「水道水の安全性」YouTube映像へのリンク
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(画像をクリックするとYouTubeで再生されます)

 大阪市水道局は、社会からの要請と最新の知見に基づき、水道水質の安全性確保への取り組みを続け、現在では220項目を超える水質検査を実施し、監視体制の強化を図ってまいりました。

 すべての項目について、基準値または目標値を十分に満たしております。

 大阪市の水道水の水質検査結果(オープンデータ含む)については、関連サイトで公表しております。

検査項目の図 水道水質検査項目数227項目(うち水質基準項目51項目、水質管理目標設定項目26項目、水質管理目標設定項目(農薬類)115項目、その他項目35項目)

関連サイト)

水道水質基準について
大阪市水道・水質管理計画について
市内給水栓の水質検査結果
水質遠隔監視装置の測定状況
放射性物質測定結果のお知らせ
有機フッ素化合物について

水道水質について気になること

 大阪市の水道水をお使いのお客さまから、よく受け付ける問い合わせをまとめました。

 今後、順次追加していきます。

 

関連サイト)

水質のよくある質問
お客さまサポート
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大阪市の水道水質向上への取り組み

 みなさまにお届けしている大阪市の水道水は、高度浄水処理によって製造していますので、そのまま、おいしく、飲んでいただけます。

  現在、市域全体に高度浄水処理水を供給しており、大阪市の水道水質は大きく向上しました。

「カビ臭の検出はありません」の画像
「塩素濃度が40%減」の画像
「塩素によってできるもの(トリハロメタンなど)が5分の1に減った」画像
「水道水のにおいの強さが約5分の1になった」画像

 このほか、大阪市の水道水について詳しく知りたい方は、各年度の水質試験結果を取りまとめた「大阪市水道局水質試験所調査研究ならびに試験成績」(以下:水質試験所年報)をご覧ください。

 

関連サイト)

「水質試験所年報」ページへのリンクバナー
「水道水ができるまで」ページへのリンクバナー
「高度浄水処理について」ページへのリンクバナー
次に表示されるグラフの数値を知りたい方はこちら

【グラフの説明】

 一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、シアン化物イオン及び塩化シアン、フッ素及びその化合物、塩素酸、臭素酸、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度、遊離残留塩素、残留塩素について調査した結果を、月ごと・大阪市内の21地点ごとに表しています。

 各検査項目名に対して各水質基準値を100%として、その比(%)で表しています。ただし、pH値は0~14、残留塩素濃度は0~1ミリグラムパーリットルを範囲として、その比(%)で表しています。数値で表記できない項目(大腸菌・味・臭気)については、大腸菌は「検出せず」を0%、「検出」を100%、味は「異常なし」を0%、「異常あり」を100%、臭気は「塩素臭」を0%、「塩素臭以外の臭気」を100%として表しています。
 検査項目が表示されていないものは、該当月に検査対象外であることを示しています。

 掲載している2021年4月以降の全ての月・地点において、法で定められた基準を満たした結果になっています。

オープンデータ

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  1. こちらはアンケートのため、ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市水道局工務部水質管理研究センター

〒533-0024 大阪市東淀川区柴島1丁目3番14号(柴島浄水場内)

電話:06-6815-2365

ファックス:06-6320-3259

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