スーパーシティの区域に指定されました

　令和4年4月12日(火曜日)に国家戦略特別区域を定める政令の一部を改正する政令が閣議決定され、大阪市域がスーパーシティ型国家戦略特別区域に指定されました。

　大阪市は、大阪府とともに、複数分野の先端的サービスの提供と大胆な規制改革などによって、世界に先駆けて未来の生活を先行実現する「まるごと未来都市」であるスーパーシティの実現をめざしています。

　大阪府・市では、2つのグリーンフィールド（夢洲、うめきた2期）における3つのプロジェクト（夢洲コンストラクション、大阪・関西万博、うめきた2期）で、内閣府の区域指定が得られるよう、令和3年4月16日（金曜日）にスーパーシティ型国家戦略特別区域の指定に関する公募に提案しました。

　その後、内閣府より提案自治体に対して、大胆な規制改革などについて検討のうえ、改めてスーパーシティに関する再提案の提出（令和3年10月15日（金曜日）締切）を求められました。
　このため大阪府・市では、スーパーシティに関する再提案にあたり、当初提案の「健康といのち」という基本コンセプトをベースに、とりわけヘルスケアとモビリティの分野を中心とした「先端的サービス」や「規制改革」について取りまとめ、令和3年10月15日（金曜日）に再提案し、令和4年4月に大阪市がスーパーシティ型国家戦略特別区域に指定されました。

　なお、提案に当たり、住民等の個人情報の取扱いについては、大阪市個人情報保護条例の遵守を前提としています。

　令和3年10月22日（金曜日）13時30分から「CEATEC 2021 ONLINE」の講演動画に登壇し、「グリーンフィールドから始まる未来社会をめざして（大阪府・市）～うめきた2期の街づくり／都市型MaaSの実現～」と題して、大阪府・市が提案するスーパーシティについて紹介しました。

（注）CEATEC 2021（CPS/IoT Exhibition）は、CPS/IoTと共創をテーマとする、あらゆる産業・業種による超スマート社会の実現（Society 5.0）を目指す総合展示会です（主催：一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA））。全てオンライン開催となり今年で22回目となります。
＊CPS・・・実世界（フィジカル空間）にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバー空間で大規模データ処理技術等を駆使して分析／知識化を行い、そこで創出した情報／価値によって、産業の活性化や社会問題の解決を図っていくもの（JEITAホームページより）。

• 令和2年12月25日（金曜日）　スーパーシティ型国家戦略特別区域の指定に関する公募について（内閣府）
• 令和3年1月27日（水曜日）から令和3年2月26日（金曜日）　スーパーシティにおいて実現したいアイデアを募集
• 令和3年2月8日（月曜日）　スーパーシティ・フォーラムを開催
• 令和3年2月8日（月曜日）から令和3年2月22日（月曜日）　スーパーシティの取組みに関する住民等の意見を募集
• 令和3年2月8日（月曜日）　大阪府・市アーキテクト決定
• 令和3年4月16日（金曜日）スーパーシティ型国家戦略特別区域の指定に関する公募に提案
• 令和3年8月6日（金曜日）　スーパーシティ型国家戦略特別区域の区域指定に関する専門調査会（内閣府）において提案自治体に対し再提案を求めることを決定
• 令和3年8月24日（火曜日）　内閣府より提案自治体に対して再提案通知
• 令和3年10月4日（月曜日）から令和3年10月11日（月曜日）　スーパーシティの再提案にかかる住民等の意見募集
• 令和3年10月15日（金曜日）　スーパーシティ再提案
• 令和4年3月4日(金曜日)　第3回スーパーシティ型国家戦略特別区域の区域指定に関する専門調査会（内閣府）
• 令和4年3月10日(木曜日)　第53回国家戦略特別区域諮問会議（内閣府）
• 令和4年4月12日(火曜日)　国家戦略特別区域を定める政令の一部を改正する政令の閣議決定について（内閣府）により、大阪市域がスーパーシティ型国家戦略特別区域に指定されました