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令和4年度「城東区災害に備える日」掲載記事

2023年11月1日

ページ番号:595546

 

令和4年度「城東区広報誌ふれあい城東」掲載記事

3月号

~3・11の教訓~津波から命を守ろう~

2011年3月11日の東日本大震災では津波で多くの方が亡くなりましたが、仙台市若林区では、地域の皆さんが以前から一時的な避難場所として利用したいと高速道路の管理者へ申し出をしていた「仙台東部道路」へ駆けあがって約230名の方が難を逃れました。大阪市でも南海トラフ地震が発生した場合、最短1時間50分で1mを超える津波が到達すると予想されています。平常時から家族やご近所の方ともしもの時の行動を考えておきましょう。

地震後設置された避難階段の画像(NEXCO東異本提供)
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地震後設置された避難階段

2月号

 平成22年(2010年)2月28日、南米チリで発生した地震により津波が日本にまで到達することが予想され、気象庁は多くの地域に津波警報を発表しました。

 結果的に津波は1m前後でほとんど被害がなかったため、そのことが住民の油断を招き、翌年の東日本大震災の被害を拡大させたとの意見があります。

 警報が発表されたら、自分で勝手に大丈夫と判断せずに、すみやかに安全な場所に避難しましょう。

平成22年2月27日にチリ中部沿岸で発生した地震による津波警報・注意報津波警報・注意報の画像(気象庁)

チリ地震(2010年)で発表された津波警報・注意報(気象庁)

1月号

 1995年1月17日午前5時46分、大阪を含む近畿地方の広い範囲が巨大地震に襲われました。

 淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3のこの地震は、神戸など兵庫県南部を中心に死者6千人以上、全壊家屋10万棟以上という甚大な被害をもたらし、阪神・淡路大震災と呼ばれることとなりました。

 地震は必ず発生します。そして突然襲ってきます。家具の転倒防止や食料の備蓄など、日ごろの備えを怠らないようにしましょう。

4階が圧壊したビルの写真(神戸市中央区西町)

4階が圧壊したビル(神戸市中央区西町)

12月号

 1946(昭和21)年12月21日、「昭和南海地震」が発生し、東海から九州の広い範囲が揺れと津波に襲われ、死者・行方不明者1,400人以上の被害が出ました。

 南海地震は100年を下回る間隔で発生したこともあり、76年が経過する今は、いつ発生してもおかしくない状況にあります。

 家具の固定や備蓄物資の充実など、日頃の備えを確認しておきましょう。


昭和南海地震(昭和46年)の被害の様子(出典:高知県)

今後想定される巨大地震

今世紀前半にマグニチュード8クラスの東南海・南海地震が起こるといわれている

市民防災マニュアル(大阪市)

11月号

 ラニーニャ現象とは、太平洋赤道海域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水域が平年より低くなり、その状態が1年程度続くもので、ラニーニャ現象は数年おきに発生するとされています。

 気象庁の10月~12月の3か月予報では、11月から季節が進み、12月の気温は西日本では平年並みか低くなる予想です。雪に慣れていないために、わずかな積雪でも転倒してケガをするといった被害が出ることがあります。雪の日には、滑りにくい運動靴を履くなどの工夫でケガを防ぎましょう。

海面水温の平年偏差

典型的なラニーニャ現象が発生している時の太平洋における海面水温の平年偏差(平年の12月と1988年12月の温度差を示した画像)

典型的なラニーニャ現象が発生している時の太平洋における海面水温の平年偏差(平年の12月と1988年12月の温度差)

10月号

10月になると台風の上陸数は少なくなりますが、秋の台風は日本付近に南下してきた偏西風に乗って加速し、強い勢力のまま上陸することがあります。

過去には、2017年10月23日静岡県に台風21号が「超大型・強い勢力」上陸しました。

この時、台風を取り巻く発達した雨雲や本州付近に停滞した前線の影響により、西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨となりました。

大阪府下でも、地盤のゆるみによる道路被害、河川の増水による堤防の損傷被害が発生しました。規制基準雨量超過による通行止めが各地で発生し、斜面の崩壊のため長期に渡り通行ができない状態となりました。

台風シーズンが過ぎ上陸数が少なくなっても、油断なく台風に備えましょう。
河内長野市神ガ丘で起きた土砂崩れの写真

土砂崩れ(河内長野市神ガ丘)

千早赤阪村水分で起きた土砂崩れの写真

土砂崩れ(千早赤阪村水分)

9月号

今から88年前(1934年)の9月21日「室戸台風」は、各地に大きな被害をもたらし、大阪での死者・行方不明者は3000人以上に上り、城東区では聖賢小学校・今福小学校が全壊し、児童と職員56人が亡くなりました。

城東区「災害に備える日」は、この痛ましい被害を忘れることのないよう令和2年に制定し、毎月21日にツイッターやフェイスブックで防災に関する情報を発信しています。
鯰江第二尋常小学校(現、聖賢小学校)の校舎が倒壊している写真

鯰江第二尋常小学校(現、聖賢小学校)

鯰江第三尋常小学校(現、今福小学校)の校舎が倒壊している写真

鯰江第三尋常小学校(現、今福小学校)

8月号

ここ数年、7~9月の雨の多い時期に線状降水帯という言葉をよく耳にするようになりました。

次々と雨雲が通過し長時間激しい雨が降ります。

最近の大雨は簡単には通り過ぎないものと覚悟して、避難用品の準備や避難場所を確認しておくなど、日ごろの備えを怠らないようにしましょう。
九州南部に発生した線状降水帯の雨雲レーダー画像(気象庁)

九州南部に発生した線状降水帯(気象庁)

7月号

 毎年7月に入ると雨が多くなります。2018年7月の西日本豪雨では、停滞していた前線に台風の影響が重なり、西日本を中心に長時間にわたり記録的な大雨による河川氾濫や土砂崩れが発生し、245人もの方が亡くなられました。水害ハザードマップ等でお住いのエリアの危険性を確認し、いざという時にどう行動するかを日ごろから考えておきましょう。

土砂に押し流された家屋(広島県安芸郡)出典、一般財団法人消防防災科学センター 災害レポートより

土砂に押し流された家屋(広島県安芸郡)
出典:一財)消防防災科学センター・災害レポートより

6月号

 まだ皆さんの記憶にも新しいと思いますが、4年前の2018年6月18日に「大阪府北部地震」が発生しました。

 東淀川区では児童の見守り活動に向かう途中の男性が、また、高槻市では登校中の小学生が、ブロック塀の倒壊に巻き込まれて亡くなりました。

地震は、いつ、どこで起こるか分かりません。

いつ発生しても自分の命を守ることができるように、備えを怠らないようにしましょう。

地震により倒れたブロック塀の画像

地震により倒れたブロック塀(内閣府提供)

5月号

 皆さんは「遠地津波(えんちつなみ)」という言葉をご存じでしょうか。

 揺れを感じないほど離れた場所で発生した地震による津波が伝播して日本にまで到達するもので、1960年5月に南米チリで発生した地震では、22時間以上たってから日本各地に津波が到達し、被害の大きかった岩手県大船渡市や宮城県志津川町をはじめとして139人が亡くなりました。

 災害は突然襲ってくるという気構えとともに、日ごろの準備を怠らないようにしましょう。
八戸海上保安部敷地に津波の第一波が流れ込む様子の写真

津波第一波の様子(八戸海上保安部敷地)

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大阪市城東区役所 市民協働課防災・防犯グループ

〒536-8510 大阪市城東区中央3丁目5番45号(城東区役所3階)

電話:06-6930-9045

ファックス:050-3535-8685

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