食品ロス削減に取り組みましょう!
2022年12月7日
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手つかずのまま捨てられている食品や食べ残しといった、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを食品ロスと言います。
食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えてしまいます。
いま私たちは、食べ物を無駄にせず、大切に消費することが求められています。
ここでは、食品ロスの現状や食品ロスの削減に向けた取組などをまとめましたので、皆さんも一緒に考えてみましょう。
食べ物の無駄をなくしましょう
食品ロスの現状
日本では、食料の多くを輸入に頼っているにもかかわらず、1年間に522万トン(うち家庭系は247万トン)もの食品ロスが発生しています。(農林水産省及び環境省 令和2年度推計)
国民1人あたりでは、毎日、おおよそ茶碗1杯分(約113グラム)の食品を無駄に捨てていることになります。
大阪市では、ご家庭から1年間に排出される普通ごみ31.9万トンのうち、生ごみは11.2万トンで、そのうち4.1万トンが食品ロスとして焼却処分されています。(令和3年度家庭系ごみ組成分析調査結果から推計)

普通ごみとして排出された手つかずのまま捨てられている食品(家庭系ごみ組成分析調査から)
食料自給率の現状
日本の平成30年度における食料自給率(カロリーベース)は37パーセントで、アメリカ132パーセント、フランス125パーセント、ドイツ86パーセント、イギリス65パーセントと、先進国の中では最低の水準となっています。(農林水産省 諸外国の食料自給率等について)
これらを食品ロスの観点からみると、日本の食料自給率(カロリーベース)が37パーセントということは、食料の63パーセントを輸入に頼っているにも関わらず、多くの食品ロスを生んでいるということになります。
できることから始めてみましょう
フードドライブ
賞味期限と消費期限の違い
「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解して、いつまでに食べられるかを確かめ、食べ物の無駄をなくすことが、食品ロスの削減につながります。
生ごみ3きり運動
30・10(さんまるいちまる)運動
「30・10(さんまるいちまる)運動」とは、宴会や会食で、「最初の30分間と最後の10分間はお料理を楽しむことで食べ残しを減らしましょう」という運動です。
調理の工夫で食品ロスを減らす料理の実践
関連ページ
- 食品ロスとは(農林水産省)
農林水産省のホームページに移動します。
- 食品ロスについて知る・学ぶ(消費者庁)
消費者庁のホームページに移動します。
- 食品ロスポータルサイト(環境省)
環境省のホームページに移動します。このコンテンツの中にある「食品ロスダイアリー」を用いて、自宅で発生する食品ロスを調べてみましょう。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 環境局事業部家庭ごみ減量課市民啓発グループ
住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)
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ファックス:06-6630-3581