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乳がん検診を受けましょう

2025年4月7日

ページ番号:18725



ページ目次

 クリックすると読みたい項目まで移動することができます。

乳がん検診について
どこで受けられるか
詳しい検査が必要と判定されたら
乳がんについて詳しく知りたい方へ
乳房を意識する4つの生活習慣について

乳がん検診について

検診内容

(1)超音波検査


  • 乳房内の病変の有無、しこりの性状や大きさ、わきの下などの周囲のリンパ節への転移の有無を調べる検査です。
  • 超音波が発生する超音波プローブを乳房の表面にあてて、超音波の反射の様子を画像で確認します。
  • 放射線による被ばくがないため、妊娠中でも検査可能です。

(2)マンモグラフィ


  • 乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んでエックス線撮影する検査です。
  • 小さいしこりや石灰化を見つけます。
  • 挟む時間は数十秒ほどですが、痛みを感じることもあります。月経前1週間はさてけて受診すると、痛みが比較的少ないといわれています。
  • 受診時の年齢や頻度が適切(40歳から2年ごとの受診)であれば、放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。
  • 医療機関によっては視触診検査を併用する場合があります。視触診で精密検査が必要となれば、大阪市がん検診でのマンモグラフィは実施しません。
  • インスリンポンプ及び持続血糖測定器を装着している場合、エックス線により機器に影響が出る可能性がありますので、装着したままでは撮影できません。かかりつけ医に確認しましょう。

受診対象について

対象年齢の大阪市民(大阪市に住民票がある)女性の方
対象年齢と受診間隔
 対象年齢受診間隔
超音波検査30歳~39歳年度中に1回
マンモグラフィ40歳以上2年度に1回

 ※当該年度末(3月31日)時点での年齢です。

 ※「年度」とは、4月1日から翌年の3月31日までです。

受診対象外となる方

マンモグラフィが受診対象外となる方

 ※次の方は、マンモグラフィに適しませんので、超音波検査を受診してください。

  • 妊娠中の方、妊娠している可能性がある方
  • 心臓ペースメーカー装着中の方
  • 前胸部に何かが入っている方
  • 豊胸手術後の方(破損の恐れがあるうえ、精度が劣ります)
その他受診対象外となる方

  こちら

現在授乳中の方へ

  • 卒乳後、乳房の張りがおさまってからの受診をお勧めしています。
  • 妊娠期・授乳期の乳腺は、ホルモンの影響により著しく乳腺の厚みが増し、正常乳腺とは異なり検査では正しい判定ができません。
  • 気になることや自覚症状がある場合は、乳腺専門の医療機関にご相談ください。

費用

  • 超音波検診  1,000円
  • マンモグラフィ 1,500円
 ※対象外の方や、適正な受診間隔をあけずに受診した方は、全額自己負担していただく場合があります。

検診が無料になる場合

検診実施機関

 クリックしてください。

取扱医療機関

マンモグラフィ・超音波検査
条件から医療機関を探す
別ウィンドウで開く
地図から取扱医療機関を探す
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注1

マンモグラフィ時の視触診有無
マンモグラフィと視触診の取扱医療機関を探す
乳がん検診デー
乳がん検診デー取扱医療機関

保健福祉センターなど

マンモグラフィのみ
区保健福祉センターを探す

★1

クレオ大阪南で実施している乳がん検診マンモグラフィのご案内

★2

イオンモール鶴見緑地で実施している乳がん検診マンモグラフィのご案内

★2

★1)保健福祉センターでは、他の検診(骨粗しょう症検診など)を同時受診できる場合があります。予約時にお問い合わせください。

★2)大腸がん検診も同時開催しています。

車いす・休日・外国語・女性スタッフ対応可能な取扱医療機関

車いす・休日・外国語・女性スタッフが対応可能な医療機関

注2

注1)スマートフォンの場合、性能等の都合でアプリで開くとピンが表示されない場合があります。その場合はブラウザで開いてください。

注2)曜日・時間帯によって対応できない場合がありますので、予約の際に直接お問い合わせ下さい。

予約から受診当日まで

  1. 希望される検診実施機関へお電話で、「大阪市がん検診で乳がん検診を受けたい」と予約してください。
  2. 検診実施機関の指示に従い受診してください。
  3. 検診当日は下記の持ち物をご持参ください。

持ち物

  • 年齢・大阪市民であることが確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
    ※無料クーポン券をお持ちの41~59歳の大阪市国民健康保険被保険者の女性は、必ず健康保険証をご持参ください。
  • 検診実施機関から指定されたもの
  • 無料クーポン券(お持ちの方のみ)

「詳しい検査(精密検査)が必要です」と判定されたら

 必ず精密検査を受けてください。より詳しい検査をおこない、本当にがんがあるかどうか調べます。もし、乳がんがあっても早期に発見できれば、治る可能性や治療の選択肢が広がります。早期に発見できる チャンス ととらえて、必ず精密検査を受けましょう。

注意)乳がんは、早期であれば症状が出ないことがよくあるため、「次回の検診まで待とう」「症状がないから大丈夫」など自己判断はせず、精密検査を受けましょう。

精密検査の内容

 一般的な精密検査は、マンモグラフィの追加撮影、超音波検査、細胞診、組織診など、これらを組み合わせておこないます。

  • マンモグラフィ
     必要に応じて、検診で行われたマンモグラフィに追加して特殊な撮影方法をおこなうことがあります。
  • 超音波検査
      超音波を利用して、疑わしい部位を含め詳しく観察します。
  • 針生検下の細胞診や組織診など
     必要に応じて疑わしい部位に針を刺して、細胞や組織を採取し、悪性かどうか診断します。 

大阪市がん検診精密検査協力医療機関

 クリックしてください。

大阪市乳がん検診精密検査協力医療機関を探す

乳がんについて詳しく知りたい方へ

乳がんについて

  • 女性のかかるがんのうち、最もかかりやすいがんです。
  • かかる人は30歳代から増加し、40歳以上の女性で最もかかる人が多いがんです。
  • 早期では自覚症状がないことが多いですが、早期発見によって90%以上の方が治るといわれています。
  • しこり、乳房のひきつれ、乳首から血性の液が出る、乳首の湿疹やただれなど気になる症状がある場合には、すぐに医療機関を受診してください。
  • 乳房の状態に日ごろから関心を持ちましょう。乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するという正しい受診行動を身に着けることが大切です。(ブレスト・アウェアネス「乳房を意識する生活習慣」)

乳がん発生との関連因子

 以下の内容は、乳がん発生と関連があるといわれています。

  • 体内の女性ホルモン(エストロゲン)が多い
  • エストロゲンを含む経口避妊薬の使用
  • 閉経後の長期のホルモン補充療法
  • 初経年齢が低い、閉経年齢が高い
  • 出産経験がない、授乳経験がない、初産年齢が高い
  • 異形乳管過形成をはじめとする異形を伴う上皮病変にかかったことがある

ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する4つの生活習慣)をはじめましょう!


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乳房のセルフチェック

 ブレスト・アウェアネスは、普段の乳房と変わりがないかという気持ちで気軽に「乳房のセルフチェック」をする生活習慣です。着替えや入浴、シャワーなどの際に乳房を見て、触って、感じ、「いつもと変わりないかな?」と自分の乳房を気軽に意識する時間を持ちましょう。

乳房を見て、触って、感じる


上半身裸の状態で鏡の前に立ち、腕を上げ下げして乳房の状態を確認します。


入浴時に、指にボディソープなどをつけて滑りをよくし、4本の指をそろえてくるくるとうずまき状に動かしながら、乳房表面にしこりや皮膚の異常がないかを確認します。


寝る前に仰向けになった時に、腕を上げ、乳房を指のはらで軽く圧迫しながら調べます。わきの下も手を入れて触れて違和感がないか調べます。胸を指でつまむとしこりがあるように錯覚しやすい傾向があります。乳房はつままず、4本の指をそろえて滑らせるように触れましょう。

乳房セルフチェックのポイント

  • 生理が終わって4~7日後に行いましょう。
  • 閉経している方は、日を決めて行いましょう。
  • 乳房のセルフチェックで、明らかなしこりや乳首からの分泌液(血が混ざっている)などがある場合は、速やかに乳腺専門の医療機関で診察を受けてください。

新型コロナワクチン接種にかかる反応性リンパ節腫大について

新型コロナワクチンを接種された方へ

新型ワクチン接種後に、接種した側の脇や首などのリンパ節が腫れることがあります。これは免疫が反応しているためと考えられており、時間の経過とともに自然に治るものです。

 

ワクチンによるリンパ節の腫れは、一時的なものですので、乳がんによって起こりうるリンパ節の腫れとは異なるものです。

乳がん検診は、ワクチン接種前に受けるか、ワクチン接種後に受ける場合は、リンパ節が腫れている原因について誤った判定がなされないよう、いつ、どちらの腕にワクチン接種を受けたか、問診時にお伝えください。

 なお、日本乳癌検診学会は、マンモグラフィはワクチン接種前に施行するか、接種後に施行する場合も、接種から46週間の間隔をあけることを考慮してもよいが、必要以上に間隔をあけることは推奨しない、としています。

 

●厚生労働省 新型コロナワクチンについて

新型コロナワクチンQ&A【2024年3月時点】|厚生労働省 (mhlw.go.jp)別ウィンドウで開く

 

●日本乳癌検診学会

日本乳癌検診学会 Japan Association of Breast Cancer Screening (jabcs.jp)別ウィンドウで開く

大阪市がん検診についてのお問い合わせ先

がん検診専用電話

電話 (06)6208-8250 (受付時間 平日9時~17時)

ファックス (06)6202-6967

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

健康局 健康推進部 健康づくり課 成人保健グループ
電話: 06-6208-9943 ファックス: 06-6202-6967
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

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