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子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について

2025年4月1日

ページ番号:115714

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン

20歳代から30歳代に増加している子宮頸がんは、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることがわかっています。HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがHPVワクチンです。

接種を希望される場合は、接種履歴を確認のうえ、必ず子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの効果や接種後の副反応などについて医師から説明を受け、十分に理解した上で接種してください。

なお、大阪市においては、接種券を発行しておりませんので、下記の接種できる医療機関・接種方法をご確認いただき、接種してください。(大阪市からの接種に関するご案内はがきは不要です。)

対象者

接種期間(令和7年度の対象者)
生年月日接種期限 
平成25年4月2日~平成26年4月1日
(小学6年生)
 令和12年3月31日
 平成24年4月2日~平成25年4月1日
(中学1年生)
令和11年3月31日
  平成23年4月2日~平成24年4月1日
(中学2年生)
 令和10年3月31日
 平成22年4月2日~平成23年4月1日
(中学3年生)
 令和9年3月31日
 平成21年4月2日~平成22年4月1日
(高校1年生相当)
令和8年3月31日
平成9年4月2日~平成21年4月1日
(接種期限の経過措置の対象の方のみ)
令和8年3月31日

定期接種の方へ

①対象者:小学6年生から高校1年生相当の女子(接種時に大阪市に住民登録のある方)

②接種期限:高校1年生相当の3月31日まで 

参考) 厚生労働省作成リーフレット(各画像をクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)

小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ 概要版
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概要版

小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ 詳細版
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詳細版

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ
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接種後

平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの方にかかる接種期限の経過措置について

①対象者:キャッチアップ接種期間(令和4年4月1日~令和7年3月31日)に1回以上接種した平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女子(接種時に大阪市に住民登録のある方

②接種期限:令和8年3月31日まで

令和7年2月6日に、上記対象の方に案内はがきを送付しました

はがき
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以下は、接種履歴を確認するためのフローです。クリックすると拡大図が開きます↓

接種履歴を確認しよう

接種履歴を確認するフロー
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接種種類・接種間隔

種類

  • HPVワクチンには、9価ワクチン「シルガード9」(注)、4価ワクチン「ガーダシル」、2価ワクチン「サーバリックス」の3種類があります。
  • 委託医療機関で相談し、接種できるワクチンを接種してください
    厚生労働省ホームページです

接種間隔

9価ワクチン「シルガード9」

【2回接種の場合(初回を15歳未満で接種した方のみ)】

  • 標準的な接種間隔は、1回目接種から6か月後に2回目を接種
    ※標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目から5か月以上の間隔をあけて2回目接種

   ※2回目の接種が初回から5か月未満(ただし、1か月以上あけること)の場合は、
    3回目の接種が必要になります。
    その場合、3回目は2回目の接種から3か月以上間隔をあけて接種します。

【3回接種の場合】

  • 標準的な接種間隔は、1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から3か月以上間隔があいていること)に3回目を接種
    標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目接種


4価ワクチン「ガーダシル」

  • 標準的な接種間隔は、1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から3か月以上間隔があいていること)に3回目を接種
    標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目接種

 

2価ワクチン「サーバリックス」

  • 標準的な接種間隔は、1回目接種から1か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から2か月半以上間隔があいていること)に3回目を接種
    標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、1回目から5か月以上、かつ、2回目から2か月半以上の間隔をあけて3回目接種

 

(注意1)接種間隔については、被接種者の体調等を十分に考慮し、無理のない接種スケジュールとすること。

(注意2)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。  例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日。

接種間隔図
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標準的な接種スケジュール

2価ワクチン「サーバリックス」・4価ワクチン「ガーダシル」・9価ワクチン「シルガード9」における交互接種について

  • HPVワクチンの接種は、原則同じ種類のワクチンで実施します。ただし、サーバリックスまたはガーダシルで既定の回数の一部を完了し、シルガード9で残りの回数の接種を行う交互接種については、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えないこととされています。
  • 現時点において、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。
  • サーバリックスまたはガーダシルで接種を開始し、シルガード9で接種を完了する場合は、シルガード9の接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。
  • 交互接種の場合は、合計3回接種となります。

接種できる医療機関

接種可能な市内の委託医療機関を公表しています。なお、委託医療機関に掲載されていても、接種できない場合がありますので、事前に診療日時や予約の有無などをご確認ください。
※委託医療機関名簿は、最新情報に基づき随時変更しています。

接種方法

事前に委託医療機関に接種日時等を確認の上、母子健康手帳を持参し、接種を受けてください。母子健康手帳が見当たらない場合は、マイナンバーカードや運転免許証など住所・氏名・生年月日が確認できるものがあれば接種することができます。

予診票は次のファイルをダウンロードしてお使いください。定期接種とキャッチアップ接種で別々の予診票です。


予診票(定期接種:平成21年4月2日~平成26年4月1日生まれ)

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

予診票(キャッチアップ接種:平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれ)

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

接種費用

委託医療機関で接種した場合は無料です。

男性の接種について

HPVは男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの原因にもなっており、日本では令和2年12月に男性(9歳以上)へのワクチン接種(4価ワクチン「ガーダシル」のみ)が承認されています。男性もワクチン接種をすることにより、自分自身だけでなく大切なパートナーを病気から守ることができます。

ただし、定期接種対象者は女性のみであり、男性が接種する場合は全額自費となります。

20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう

HPVワクチンは子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルスに予防効果がある訳ではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら必ず2年度に1度の子宮頸がん検診を受けましょう。

その他

関連ページ

  • 予防接種に関する各区保健福祉センターお問い合わせ先はこちら

 

制度を知っていただくためのポスターです。学校でお使いください。

高校生1年生向けポスター
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高校1年生向け

中学生向けポスター
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中学生向け

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このページの作成者・問合せ先

健康局 健康推進部 健康づくり課 成人保健グループ
電話: 06-6208-9943 ファックス: 06-6202-6967
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

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