子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について
2024年9月27日
ページ番号:115714
子宮頸がん予防(HPV)ワクチン
20歳代から30歳代に増加している子宮頸がんは、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることがわかっています。HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがHPVワクチンです。
接種を希望される場合は、必ず子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの効果や接種後の副反応などについて医師から説明を受け、十分に理解した上で接種してください。
なお、大阪市においては、接種券を発行しておりませんので、下記の接種できる医療機関・接種方法をご確認いただき、接種してください。(大阪市からの接種に関するご案内はがきは不要です。)
- ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
厚生労働省ホームページです
- HPVワクチンに関するQ&A
厚生労働省ホームページです
- 【動画】子宮頸がんのこと知ってる?
「子宮頸がん」について知っていただくための動画です
- HPVワクチンについて知ってください
HPVワクチンの定期接種の対象の方とその保護者の方に見ていただくための動画です
対象者
生年月日 | 接種期限 |
---|---|
平成9年4月2日~平成21年4月1日 | 令和7年3月31日 |
平成21年4月2日~平成22年4月1日 | 令和8年3月31日 |
平成22年4月2日~平成23年4月1日 | 令和9年3月31日 |
平成23年4月2日~平成24年4月1日 | 令和10年3月31日 |
平成24年4月2日~平成25年4月1日 | 令和11年3月31日 |
定期接種の方へ
令和6年7月19日に、高校1年生相当の接種未完了の方にはがきを送付しました(接種に関するご案内はがきです。接種券ではございませんので、接種時にご持参いただく必要はありません。)
- 小学6年生から高校1年生相当の女子
- 接種期限:高校1年生相当の3月31日まで
※接種時に大阪市に住民登録のある方
参考) 厚生労働省作成リーフレット(各画像をクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)
小学6年生の方にリーフレットを送付しました
小学6年生(平成23年4月2日から平成24年4月1日生まれの)の女子で子宮頸がん予防ワクチン未接種の方とその保護者あて、令和6年3月8日にリーフレットと予診票を同封したお知らせを送付しました。
キャッチアップ接種の方(HPVワクチンの接種を逃した方)へ
- 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性
- 接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日
※接種時に大阪市に住民登録のある方
※未接種の方(一回接種済み、二回接種済みの方は残り回数が対象となります。)
令和6年3月8日に、対象年齢で接種未完了の方にはがきを送付しました(接種に関するご案内はがきです。接種券ではございませんので、接種時にご持参いただく必要はありません。)
接種履歴を確認しよう
接種履歴を確認するためのフローです。クリックすると拡大図が開きます↓
キャッチアップ接種について詳しく知りたい方へ
- 厚生労働省作成リーフレット(画像をクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)
接種種類・接種間隔
種類
- HPVワクチンには、9価ワクチン「シルガード9」(注)、4価ワクチン「ガーダシル」、2価ワクチン「サーバリックス」の3種類があります。
- 委託医療機関で相談し、接種できるワクチンを接種してください。
接種間隔
9価ワクチン「シルガード9」
【2回接種の場合(初回を15歳未満で接種した方のみ)】
- 標準的な接種間隔は、1回目接種から6か月後に2回目を接種
※標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目から5か月以上の間隔をあけて2回目接種
※2回目の接種が初回から5か月未満(ただし、1か月以上あけること)の場合は、
3回目の接種が必要になります。
その場合、3回目は2回目の接種から3か月以上間隔をあけて接種します。
【3回接種の場合】
- 標準的な接種間隔は、1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から3か月以上間隔があいていること)に3回目を接種
※標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目接種
4価ワクチン「ガーダシル」
- 標準的な接種間隔は、1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から3か月以上間隔があいていること)に3回目を接種
※標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目接種
2価ワクチン「サーバリックス」
- 標準的な接種間隔は、1回目接種から1か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後(ただし、2回目接種から2か月半以上間隔があいていること)に3回目を接種
※標準的な接種間隔で接種できない場合は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて2回目接種、1回目から5か月以上、かつ、2回目から2か月半以上の間隔をあけて3回目接種
(注意1)接種間隔については、被接種者の体調等を十分に考慮し、無理のない接種スケジュールとすること。
(注意2)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。 例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日。
2価ワクチン「サーバリックス」・4価ワクチン「ガーダシル」・9価ワクチン「シルガード9」における交互接種について
- HPVワクチンの接種は、原則同じ種類のワクチンで実施します。ただし、サーバリックスまたはガーダシルで既定の回数の一部を完了し、シルガード9で残りの回数の接種を行う交互接種については、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えないこととされています。
- 現時点において、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。
- サーバリックスまたはガーダシルで接種を開始し、シルガード9で接種を完了する場合は、シルガード9の接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。
- 交互接種の場合は、合計3回接種となります。
接種できる医療機関
接種可能な市内の委託医療機関を公表しています。なお、委託医療機関に掲載されていても、接種できない場合がありますので、事前に診療日時や予約の有無などをご確認ください。
※委託医療機関名簿は、最新情報に基づき随時変更しています。
接種方法
事前に委託医療機関に接種日時等を確認の上、母子健康手帳を持参し、接種を受けてください。母子健康手帳が見当たらない場合は、健康保険証など住所・氏名・生年月日が確認できるものがあれば接種することができます。
予診票は次のファイルをダウンロードしてお使いください。定期接種とキャッチアップ接種で別々の予診票です。
※大阪市から送付されたはがきは接種に関するご案内です。接種券ではございませんので、接種時にご持参いただく必要はありません。
予診票(定期接種:平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれ)
- 予診票(定期接種)(PDF形式, 1.24MB)
両面印刷してお使いください。
- 子宮頸がん予防ワクチン接種のお知らせ(PDF形式, 324.22KB)
必ずこのお知らせを読み、理解し、納得したうえで接種することをお決めください。
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
予診票(キャッチアップ接種:平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれ)
- 予診票(キャッチアップ)(PDF形式, 1.20MB)
両面印刷してお使いください。
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
接種費用
委託医療機関で接種した場合は無料です。
自費で接種した方への費用の払い戻し(償還払い)について
キャッチアップ対象者で、令和4年3月31日までに自費で接種をした方(※かつ令和4年4月1日時点で大阪市に住民登録のある方)への償還払いを実施しています。
対象者要件等、詳しくは こちらのページ をご覧ください。
9価ワクチン「シルガード9」償還払いについて
令和5年4月1日より「シルガード9」が新たに定期接種に追加されたことを機に、償還払い制度が拡大しています。
対象要件等、詳しくは、こちらのページをご覧ください。
男性の接種について
HPVは男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの原因にもなっており、日本では令和2年12月に男性(9歳以上)へのワクチン接種(4価ワクチン「ガーダシル」のみ)が承認されています。男性もワクチン接種をすることにより、自分自身だけでなく大切なパートナーを病気から守ることができます。
ただし、定期接種対象者は女性のみであり、男性が接種する場合は全額自費となります。
20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう
HPVワクチンは子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルスに予防効果がある訳ではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら必ず2年度に1度の子宮頸がん検診を受けましょう。
- 子宮頸がん検診について
その他
制度を知っていただくためのポスターです。学校でお使いください。
似たページを探す
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
健康局 健康推進部 健康づくり課 成人保健グループ
電話: 06-6208-9943 ファックス: 06-6202-6967
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
回答には多少お時間をいただく場合がございますが、何卒、ご了承ください。なお、お急ぎの場合は、電話でお問い合わせいただくか、受電可能なお時間、電話番号を入力いただければ担当者より直接電話いたします。