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大阪市の生活習慣病の状況

2017年12月28日

ページ番号:307919

生活習慣病

生活習慣病とは

 不適切な生活習慣(過食・偏食・欠食などの食習慣、運動不足、喫煙、過度の飲酒など)が大きな要因となって発症すると考えられている疾患の総称です。

 不規則な生活習慣によって内臓脂肪が増加すると、内臓脂肪が糖や脂質の代謝、血管へ悪影響を及ぼし、高血糖、高血圧、脂質異常を引き起こします。それらを放置し続けると、心疾患、脳血管疾患、糖尿病(進行すれば腎不全、網膜症)となる可能性があります。

 生活習慣病は、自覚症状がないまま悪化する場合があります。特定健康診査(注1)を受けて、ご自身の健康状態を知ることが大切です。対象となる方は是非受診しましょう。

注1 各医療保険者に義務付けられた健診で、40歳~74歳までの方を対象としています。

生活習慣病の説明の図
注2 内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧・高血糖・脂質異常のいずれか、または複数が重なることにより、心疾患や脳血管疾患がおこりやすくなる状態をいいます。

大阪市における生活習慣病による死亡の状況

 「悪性新生物(がん)」「心疾患」「脳血管疾患(脳卒中)」「高血圧性疾患」「糖尿病」「慢性閉塞性肺疾患(注)」は、生活習慣と関連することが多く、これらの病気による死亡が半数以上を占めています。

 (注)慢性閉塞性肺疾患は従来、肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた疾患の総称で、主として喫煙のために肺に炎症が起こり、やがては咳、痰、息切れ等の症状が進行し、正常な呼吸ができなくなる病気です。

死因別死亡割合

 2017年の死因別死亡割合を男女別に帯グラフで表しています。

 男性では、死因別死亡割合が最も高いのは悪性新生物(がん)で32.5%、2番目は心疾患で13.3%、3番目は脳血管疾患で6.5%となっています。女性では、死因別死亡割合が最も高いのは悪性新生物(がん)で25.0%、2番目は心疾患で16.6%、3番目は脳血管疾患で7.3%となっています。

2017年の大阪市の死因別死亡割合を男女別に帯グラフで表しています。
2017年 死因別死亡割合(%)
 悪性新生物心疾患脳血管疾患慢性閉塞性肺疾患高血圧性疾患糖尿病その他
男性32.513.36.52.31.41.242.7
女性25.016.67.30.81.51.047.8

資料:厚生労働省「人口動態統計」

生活習慣病(循環器疾患)

循環器疾患について

 「心疾患」は大阪市民の死亡の第2位、「脳血管疾患(脳卒中)」は第4位です。(大阪市民の死亡(死因順位)については、大阪市の死亡をご覧ください)

 「心疾患」の中でも、その半数以上を占めるのが「虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)」で、「脳血管疾患(脳卒中)」とあわせて、「循環器疾患」と呼ばれています。

 「循環器疾患」の原因は、「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」「メタボリックシンドローム(注1)」等であり、これらを発見するのが特定健康診査(注2)です。

 大阪市では健康増進計画「すこやか大阪21(第2次後期)」において、「発症予防」および「重症化予防」に取り組んでいます。詳細については、大阪市健康増進計画「すこやか大阪21(第2次後期)」のページをご覧ください。

 (注1)内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧・高血糖・脂質異常のいずれか、または複数が重なることにより、心疾患や脳血管疾患がおこりやすくなる状態をいいます。

 (注2)各医療保険者に義務付けられた健診で、40歳~74歳までの方を対象としています。

国民健康保険特定健康診査受診率の年次推移

 2013年度から2016年度までの国民健康保険特定健康診査受診率(注)の推移を、折れ線グラフで表しています。

 大阪市は、ほぼ横ばい推移しており、国・大阪府に比べて低い状況です。

 (注)国民健康保険加入者のうち、特定健康診査項目のすべてを実施した者の割合

大阪市国民健康保険特定健康診査受診率の年次推移を折れ線グラフで記載しています。
国民健康保険特定健康診査受診率(%)
 2013年度2014年度2015年度2016年度
大阪市19.7 20.9 21.6 22.0
大阪府27.9 29.1 29.9 30.0
国(市町村国保)34.2 35.3 36.3 36.6

資料:【区及び大阪市】大阪市国民健康保険特定健診法定報告用データ【府】国民健康保険中央会「市町村国保特定健康診査・特定保健指導実施状況概要報告書」【国】厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の実施状況に関する結果について」

大阪市国民健康保険 特定健康診査受診者数(国・府・市・24区)

国民健康保険特定健康診査受診者データから見た生活習慣病等の状況

 大阪市国民健康保険特定健康診査受診者データ(2016年度92,881人)を使用しています。大阪市の国民健康保険受給者の割合は、市民全体の25.6%(2016年3月末現在)です。

 資料:大阪市福祉局「福祉事業統計集」

肥満の状況

肥満度判定基準

 肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index:体重(kg)÷身長(m2))が用いられています。

肥満度判定基準
BMI(数値の範囲)肥満度判定
BMI<18.5やせ
18.5≦BMI<25.0普通
25.0≦BMI肥満

肥満度判定割合

 2016年度の肥満度判定割合を、男女別に帯グラフで表しています。

 男性は女性に比べて肥満の割合が高く、女性は男性に比べてやせの割合が高いです。男性の肥満割合は50歳代が最も高く、年代が上がるごとにその割合は低くなっています。女性のやせ割合は50歳代が最も高く、年代が上がるごとにその割合は低くなっています。

2016年度の肥満度判定割合を、男女別に帯グラフで表しています。
2016年度 年代別肥満度判定割合(男性)
 集計対象者数(人)やせ
(%)
普通
(%)
肥満
(%)
40~49歳6,3393.261.335.5
50~59歳6,1503.159.537.3
60~69歳16,9623.666.030.5
70~74歳10,3383.969.426.7
総計39,7893.565.131.3
2016年度 年代別肥満度判定割合(女性)
 集計対象者数(人)やせ
(%)
普通
(%)
肥満
(%)
40~49歳6,53215.169.215.7
50~59歳7,51415.568.216.3
60~69歳24,79711.969.918.1
70~74歳14,2469.669.620.8
総計53,08912.269.518.3
資料:大阪市福祉局「2016年度 大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

メタボリックシンドロームの状況

メタボリックシンドローム判定基準

 ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧(注1)、脂質異常(注2)、高血糖(注3)の3つのうち2つ以上に当てはまるとメタボリックシンドロームと判定されます。

(注1)高血圧:収縮期血圧130mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上かつ/または血圧を下げる薬の使用

(注2)脂質異常:中性脂肪150mg/dL以上かつ/またはHDLコレステロール40mg/dL未満かつ/またはコレステロールを下げる薬の使用

(注3)高血糖(糖尿病):空腹時血糖110mg/dL以上かつ/または糖尿病の治療にかかる薬の使用

メタボリックシンドローム判定基準の図

メタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者

 2016年度のメタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者割合を、男女別に棒グラフで表しています。

 男性は女性に比べてメタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者の割合が高いです。

2016年度のメタボリックシンドローム基準該当者・予備軍該当者割合を男女別に棒グラフで表しています。
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2016年度 メタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者割合
 評価対象者数基準該当者(%)予備群該当者(%)
男性39,79127.917.9
女性53,0908.15.4
総計92,88116.610.8

 評価対象者数:特定健康診査受診者及び健康診査項目に欠損している項目があっても特定保健指導の対象あるいは非対象者と確定できる者。

 資料:大阪市福祉局「2016年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

メタボリックシンドローム基準該当者数・予備群該当者数(市・24区)

高血圧症・脂質異常症・糖尿病有病者の状況

年齢階級別高血圧症・脂質異常症・糖尿病有病者割合

  2016年度の年齢階級別高血圧症・脂質異常症・糖尿病有病者割合を、男女別に棒グラフで表しています。

 高血圧症有病者の割合は、女性より男性の方が高く、男女とも年齢階級が上がるごとに、その割合も高くなっています。

 脂質異常症有病者の割合は、40歳代は男性が高いですが、50歳代以降は女性のほうが男性より高くなっています。その割合は、男女とも年齢階級が上がるごとに高くなっています。

 糖尿病有病者の割合は、女性より男性の方が高く、男女とも年齢階級が上がるごとに、その割合も高くなっています。

高血圧症有病者:最大血圧値140mmHg以上または最小血圧値90mmHg以上の者および高血圧症の治療にかかる薬を使用している者

脂質異常症有病者:LDLコレステロール140mg/dL以上の者および脂質異常症の治療にかかる薬を使用している者

糖尿病有病者:空腹時血糖126mg/dLまたはHbA1cがNGSP値6.5%以上の者および糖尿病の治療にかかる薬を使用している者

2016年度の高血圧症有病者の割合を、男女別に棒グラフで表しています。
2016年度 高血圧症有病者割合
 【男性】
集計対象者数(人)
【男性】
割合(%)
【女性】
集計対象者数(人)
【女性】
割合(%)
40~49歳6,34021.8 6,5339.1
50~59歳6,15140.8 7,51421.7
60~69歳16,96258.7 24,79740.9
70~74歳10,33864.2 14,24653.8
総計39,79151.5 53,09037.7

集計対象者:当該検査項目の判定不能を差し引いた者

高血圧症有病者:最大血圧値140mmHg以上または最小血圧値90mmHg以上の者および高血圧症の治療にかかる薬を使用している者

資料:大阪市福祉局「2016年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

2016年度の脂質異常症有病者の割合を、男女別に棒グラフで表しています。
2016年度 脂質異常症有病者割合
 【男性】
集計対象者数(人)
【男性】
割合(%)
【女性】
集計対象者数(人)
【女性】
割合(%)
40~49歳6,34034.3 6,53219.0
50~59歳6,14840.2 7,51444.4
60~69歳16,95845.5 24,79760.6
70~74歳10,33645.6 14,24663.7
総計39,78242.9 53,08954.0

集計対象者:当該検査項目の判定不能を差し引いた者

脂質異常症有病者:LDLコレステロール140mg/dL以上の者および脂質異常症の治療にかかる薬を使用している者

資料:大阪市福祉局「2016年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

2016年度の糖尿病有病者の割合を、男女別に棒グラフで表しています。
2016年度 糖尿病有病者割合
 【男性】
集計対象者数(人)
【男性】
割合(%)
【女性】
集計対象者数(人)
【女性】
割合(%)
40~49歳6,3405.7 6,5321.8
50~59歳6,15111.7 7,5144.2
60~69歳16,96218.7 24,7978.4
70~74歳10,33821.0 14,24610.8
総計39,79116.2 53,0897.6

集計対象者:当該検査項目の判定不能を差し引いた者

糖尿病有病者:空腹時血糖126mg/dLまたはHbA1cがNGSP値6.5%以上の者および糖尿病の治療にかかる薬を使用している者

資料:大阪市福祉局「2016年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

年代別有病者数(高血圧症・脂質異常症・糖尿病)(市・24区)

生活習慣病(がん)

悪性新生物(がん)について

 「悪性新生物(がん)」は大阪市民の死亡の第1位であり、その対策が重要です。

 健康増進計画「すこやか大阪21(第2次後期)」では、一次予防として「がんにならないための生活習慣を身につけること」、二次予防として「がんを早期発見し、早期治療につなげること」をめざしています。

 「禁煙」「節酒」「身体活動」「食生活」「適正体重の維持」は、日本人のがんの予防にとって重要です。この5つの生活習慣を日頃から実践することで、あなた自身の努力でがんになる確率を低くしていくことが可能です。(注)

5つの生活習慣「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」を実践することで、がんになるリスクが低くなります。の図
(注)参考資料:国立がん研究センターがん対策情報センター「科学的根拠に基づくがん予防」

 がんを早期に発見・治療するためには、がん検診を受診しましょう。がん検診は、各区保健福祉センターや市内の取扱医療機関で受診することができます。大阪市のがん検診の詳細については、大阪市がん検診等の一覧をご覧ください。

がん検診受診率

 大阪市では、職域等でがん検診を受ける機会がない方を対象としてがん検診を実施しており、ここではその受診率を掲載しています。

 2017年度のがん検診受診率を、棒グラフで表しています。

 子宮頸がん、乳がん検診の受診率は高く、胃がん、大腸がん、肺がん検診の受診率は低くなっています。

2017年度のがん検診受診率を、棒グラフで表しています。
2017年度 がん検診受診率(%)
 胃がん大腸
がん
肺がん子宮頸がん乳がん
大阪市3.47.86.215.312.8

 子宮頸がん検診受診率=(前年度受診者)+(今年度受診者)-(2年連続受診者)÷対象人口×100

 乳がん検診受診率=[(今年度超音波受診者)+{(前年度マンモ受診者)+(今年度マンモ受診者)-(2年連続マンモ受診者)}]÷対象人口×100

 資料:大阪市健康局調

悪性新生物(がん)の部位別死因割合

 大阪市男女における2017年の「悪性新生物(がん)」の部位別死因割合を帯グラフで表しています。

 男性では、肺がん、胃がん、大腸がん、女性では、肺がん、大腸がん、胃がんの順で死因割合が高いです。

2017年の悪性新生物の部位別死因割合を帯グラフで表しています。
2017年 悪性新生物(がん)の部位別死因割合(%)
 大腸気管、気管支及び肺肝及び肝内胆管乳房子宮その他
男性13.511.526.09.90.0-39.1
女性9.615.115.98.09.14.238.0
資料:厚生労働省「人口動態統計」

悪性新生物(がん)の部位別死亡者数(市・24区)

生活習慣病に関するお役立ち情報(リンク集)

<大阪市国民健康保険特定健康診査についての情報>

<生活習慣病等についての情報>

<がんについての情報>

大阪市の生活習慣病の状況(PDF版)

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局大阪市保健所保健医療対策課企画調査グループ

住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス10階)

電話:06-6647-0687

ファックス:06-6647-0804

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