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親子・ともだちと一緒に楽しむ「ふれあい遊び」の紹介

2014年12月11日

ページ番号:44196

 

ふれあい遊び集  様々なふれあい遊びを紹介しています。ぜひご覧ください。

親子・ともだちと一緒に楽しむ「ふれあい遊び」の紹介
 ねらい ・養育者がこどもとふれあうことの大切さを再認識する。
 ・生活場面に取り入れることにより、養育者の育児負担感を軽減する。
 主な活用場所 在宅子育て支援機関、保育所、幼稚園
 主な対象者 0、1、2歳児(0歳児~5歳児)
 はぐくみたい
 生きる力の基礎
 養育者との愛着形成  自我の芽生え、社会性の芽生え
 外の世界への積極性、学びへの意欲  自分も他人も大切にする心
 内容(1) ふれあい遊び・リズム遊びの効用
 ・0歳からおおむね3歳くらいまでの乳幼児への効用
 ・おおむね3歳からの、保育所や幼稚園など集団で活動し始める幼児への効用
(2) ふれあい遊び集の紹介
 ・親子やきょうだい、友達と一緒に楽しめるふれあい遊びについて、これまで、世 代を越えて親から子へ受け継がれてきた手遊びなどを「遊び集」として紹介
 ・こどもの発達段階に応じた遊び方、かかわり方の説明とともに、その遊びの効果(こどもにもたらす発育上の効果、養育者自身の気持ちへの影響)の紹介
 ・日常生活場面(お風呂、着脱時、睡眠前など)の合間合間に取り入れやすい遊び方、かかわり方の紹介

ふれあい遊び・リズム遊びの効用

 乳幼児期にふれあい遊び・リズム遊びをいっぱいすることは、こどもの育ちに大きな意味を持つのです。

ふれあい遊び・リズム遊びの効用のイメージ

概ね0~3歳のこども

1.楽しさの体験

 「いないいないばあ」はこどもの大好きな遊びです。次に起きることをちゃんと予測でき、それがかなえられることがうれしいのです。そのうれしさが笑顔を呼びます。いっぱいの笑顔はとても大事です。

2.大人とのつながりが楽しいと感じる

 あかちゃんは一緒に遊んでくれる人が大好きです。ほほ笑みで始まる日本の育児はゆったりとした中にもリズミカルで躍動感があり、つながり感を高めます。

 ふれあい遊びは誰でもどこでもいつでも何の道具もなしに、必要なときに必要な量できるのです。

3.見よう見まねでやってみることがうれしい

 リズミカルに繰り返されるのを見ている間に、見よう見真似でやろうと気持ちが動き、できたときの楽しさが学習につながります。

4.エネルギーの発散ができる

 集中することはエネルギーを使います。思い切り身体を動かすことで爽快感と満足感が得られます。

5.いつの間にか学びの芽生えができる

 何回も遊んでいる内に、見る→やってみる→楽しさの体験→夢中になるというプロセスは、身体の育ちに加え、学びへの芽生えになります。見ているだけで十分遊んでいるのです。

概ね3歳以上のこども

1.一緒に遊ぶことの楽しさを知る

 ふれあい遊びは簡単なものだからこそ、すぐにみんなが一緒に楽しめ、一緒に遊ぶ快感を得る手段となります。

2.友達と共感できる

 皆とふれあい、時間を共有することは、人と人との共感を覚え、一緒にいる喜びにつながります。ふれあい遊び・リズム遊びは訓練ではなく、遊びながら自然に実行できるところが素晴らしいのです。

3.安心感をもつ

 保育の基本はこどもの気持ちを安定させることにあります。ふれあい遊び・リズム遊びは、ふれあいたい気持ちを満足させるので、こどもの気持ちを安定させます。

4.やり取りのタイミングを感知する

 何気なく遊んでいるようですが、こどもの頭はフル回転です。対話や人間関係のやり取りのタイミングや反応することに集中しながら、それ自体を楽しみ、人の心の流れやタイミングを学習する機会になります。さらに、上手くできたときには成功感や満足感を得る機会になります。

5.人とつながることの楽しさを感じる

 「つながる」ことは信頼関係を長くもちたいという心の表れです。ふれあい遊び・リズム遊びを通して楽しくつながれる体験ができます。

6.身体の器用さを育てる

 幼児期は運動の基礎として、リズム感の育成を通してバランスのよい身体育てが必要です。特定の器官だけを使うのは適切ではありません。心の柔軟さとバランスのよい身体の使用で身体の器用さが育ちます。

7.知的な力を育てる

(1)     数える力

 私たちの学習、特に記憶に関するものはリズムを利用したものが多くあります。無理に数字を教え込むのではなく、数えるリズムを体感すること自体快感です。

(2)     表現する力

 表現は表現することにより磨かれます。ふれあい遊びでは表現する機会をもつことで表現力を育てます。

(3) エネルギーの配分を上手にできる

 リズム遊びは、最小限のエネルギーの使用で最善の動きができます。リズムというのは部分を動きながら全体の動きがわかっているという高度な働きを瞬時に行っているのです。それも遊びながら自然に行っているのです。

(4)  お話上手

言葉にはリズムがあります。リズム感がよい人の話は聞きやすくて上手に聞こえます。

(5) 身体に刺激を与える

 ふれあい遊びは、ふれあう人によってやり方を変える必要があり、身体を刺激します。言い換えると遊びをしながら、頭を育てるのです。

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