感染性胃腸炎
2024年4月30日
ページ番号:523252
感染性胃腸炎の事案を見てみると...
- 年間を通じて発生していますが、特に12月から1月にかけての冬に多い傾向があります。
- 各年代で発生していますが、20代と70歳以上に多く発生している傾向があります。
予防のポイント
- 石鹸を使って1分以上、手を洗う。(特に排便後、また調理や食事の前)
- 外出時にはマスクの着用を心がける。
- 調理で生ものを使用したまま板や包丁はすぐに熱湯消毒する。
- 牡蠣などの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱する。
様々なウイルス
感染性胃腸炎とは、ウイルスなどが原因となって発症する胃腸炎のことで、病原体によって異なるが、嘔吐、下痢が主症状。その他、発熱や腹痛、悪心などをきたし、免疫の弱い乳幼児や高齢者などは、下痢や嘔吐などで脱水症状を起こすことがあるので、注意が必要である。
主な原因病原体
ウイルス
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど
細菌
カンピロバクタ―、病原性大腸菌、サルモネラなど
発症した場合
- 嘔吐物や衣類、触ったところは薄めた塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒する。(アルコール消毒が効きにくい場合があるため)
- タオルは個人用に使用する。(使い捨て紙タオルも可)
- 入浴は最後にして、毎回浴槽を消毒する。