#女子のための性感染症情報
2025年4月1日
ページ番号:646061

女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を送るために、大阪市保健所感染症対策課では、女性の健康のための性感染症情報と、女性の様々な健康問題の相談窓口について情報提供に努めていきます。


女子が知りたい性感染症情報


梅毒って増えているの?
・2024年の報告数は2015年に比べ、女性は12.4倍に急増。
・2015年以降、女性の割合が増加し2023年は約50%を超えました。
・特に女性は15~29歳で男性より多い。
・男女とも10歳代の報告もある。


症状がないから大丈夫でしょ?
性感染症とは、細菌やウイルスなどが、性行為(セックス)によって感染する病気です。(オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。)
症状がなかったり、軽い場合も多く、感染に気づかないまま症状が進行したり、他の人に感染させてしまったりすることがあります。
例えば、梅毒の症状は感染した場所に赤いできものやしこりができるなどから始まりますが、気づきにくく、放っておくと自然に消えます。ところが、治ったわけではなく、病気は進行しています。治療せずに放置すると、目が見えなくなったり認知症のような症状がでたり、まれに死に至ることもあります。


フェラなら大丈夫でしょ?
口腔性交(オーラルセックス)であれば、性感染症に感染しないと考えている人がいますが、オーラルセックスで感染する性感染症には梅毒、淋菌感染症、クラミジア感染症などがあります。膣性交ではなく口腔性交(オーラルセックス)でも性行為には変わりありません。
なお、コンドームは感染症予防には有効な方法です。


検査はどこで受けられるの?お金はかかるの?
検査を受けることができる場所は、医療機関や保健所があります。
大阪市では無料・匿名で検査を実施しています。
・HIV検査は必須、その他性感染症検査(梅毒・クラミジア・B型肝炎)のみの検査はできません。
・検査結果は本人に通知し、電話やメール、送付による結果通知はしません。
一度検査を受けてみたい!という方など、どなたでも検査を受けていただけます。


性感染症にかかると子どもは産めなくなるの?
不妊症になりやすい性感染症は、性器クラミジア感染症や淋菌感染症です。これらの病気は女性だと自覚症状があらわれにくいので、気づかないうちに病気が進行する場合もあります。性感染症に感染すると、妊娠しづらくなったり、子宮外妊娠や流産などにつながったりすることもあるので、早めにみつけて治療することが大切です。



色々な相談窓口


「性・からだ」「友人や家族」「交際相手との関係」「DV」のことなどの相談
・「女性の悩み相談」
女性の不安や悩みについて、電話相談と面談相談(一般相談、心理カウンセリング、からだの相談、法律相談)が利用できます。メールでも相談できます。
・「女の子のためのクレオ保健室」
10代、20代の女性のためのLINE相談です。


・「子育て相談」
0歳から18歳までの子育てに関する総合的な電話相談と面談相談(小児科医、児童精神科医、臨床心理士、弁護士による専門相談)が利用できます。
・「女性のためのライフプラン相談」
女性の社会保険労務士が社会保険・年金などの相談、ファイナンシャルプランナーが家計管理・マネーなどの相談に応じます。
・「女性チャレンジ応援拠点」
地域生活の中で何か活動を始めようと思われている方、地域における様々な活動への参画に関心や意欲のある方、現在行っている活動のステップアップを考えている方などの様々なチャレンジをサポートします。
・「男性の悩み相談」
男性の悩みについて、男性相談員が電話と面談でお話を伺います。

親子や兄弟姉妹、カップル(同性・異性)、友達との関係に関する相談
DVや虐待など、親密な関係の中(男女間カップル、同性カップル、親子、兄弟姉妹、親族、友人など)の暴力から逃れたい、加害者から逃れた後の、生活、制度利用などについて相談を受けています。

LGBTについて、人には相談できない・・・。ご本人の相談だけでなく、ご家族や友人からの相談もできます。
「大阪市人権啓発・相談センター」での相談
多様な人権問題に対応する総合的な拠点施設として、「大阪市人権啓発・相談センター」を開設しています。
人権問題で困ったとき、人権問題について学びたいなどご相談できます。

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SWASH
性風俗などで働くセックスワーカーの健康と安全のために活動する団体です。HIV/性感染症予防啓発やアウトリーチ、労働実態調査、風俗店オーナー研修などを行い、働く人向けの情報サイト「赤い傘」も運営しています。

「女性のための健康情報」大阪市健康局
女性の相談・健診・医療などにおける情報をご紹介する大阪市健康局の情報のサイトです。

「ドメスティック・バイオレンス(DV)等に関する相談機関一覧」大阪市市民局
DVや性犯罪被害、AV出演被害問題などの相談窓口をご紹介する大阪市市民局のサイトです。
大阪市:ドメスティック・バイオレンス(DV)等に関する相談機関一覧 (…>男女共同参画・女性の活躍推進>男女共同参画の取組み)

「女性の健康づくり」厚生労働省
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大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)
電話:06-6647-0656
ファックス:06-6647-1029