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大阪港の景観特性をとらえる要素・活動(大阪港景観形成への参考資料)

2020年10月1日

ページ番号:432131

2.大阪港の景観特性をとらえる要素

2-3.大阪港の活動・営み

物流・コンテナ

 大阪港は、近畿圏の経済・産業活動や安定した市民生活を支える都市型港湾としての役割を果たしており、現在、年間約8,000万トンの貨物を取扱い、世界約150の国と地域、約700の港と結ばれています。

 定期コンテナ航路は、北米・豪州・アジアなど世界の主要港と312便/月運航されており、夢洲・咲洲のコンテナ埠頭では、約210万個のコンテナ貨物が取り扱われています。こうした多彩な色のコンテナを積載するコンテナ船は、大阪港内で目にする機会が多い船であり、ガントリークレーンを有するコンテナふ頭とともに物流景観を形成しています。

 コンテナの色は濃い赤茶から白まで様々ですが、大阪港では、赤茶系、青系の色のコンテナが多いように思われます。
コンテナターミナル
コンテナ埠頭等位置図
夢洲コンテナターミナル
写真






物流・フェリー

 大阪港の内航フェリーターミナルからは、西日本各地を結ぶ大型フェリーが1日5便就航し、国内最大級の中・長距離フェリー拠点となっています。夜間に運航し、昼間はフェリーターミナルに停泊している船が多く、港の景観要素となっています。

 咲洲の国際フェリーターミナルでは、上海、釜山間で定期外航フェリーが就航しており、2018年には年間約6万人の乗客が利用し、約90万トンの貨物を取り扱っています。

 これら内航、外航フェリーは、ほとんどが明るい白を船体の基調とし、オレンジや青など各社のカラーで塗り分けやシンボルマークを描いています。
フェリーターミナル
フェリーターミナル位置図
さんふらわあターミナル
大阪南港フェリーターミナル
大阪港国際フェリーターミナル
写真



クルーズポート

天保山客船ターミナル

 国際集客都市としての海の玄関口である天保山客船ターミナルには、毎年多くのクルーズ客船が寄港しています。大阪港は、港外から天保山岸壁まで高さの障害となる橋梁がないため、超大型船の入港が可能です。

 近年、クルーズ船は大型化が進んでおり、2016年に寄港した超大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」は、全長348m、全高71m、総トン数168,666トンにも及びます。クルーズ船の上部構造は、概ね真っ白の船体に客室が並び、ファンネル(煙突)を各社のシンボルカラーや模様で描かれることが多く、また、船の下部が濃紺や黒などで塗り分けられた船もあります。クルーズ船の寄港時には、その規模や華やかさから船が景観の主要素となっています。
天保山客船ターミナル位置図
天保山客船ターミナル
写真



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