大阪港の景観特性をとらえる要素・都市景観資源(大阪港景観形成への参考資料)
2020年10月1日
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2.大阪港の景観特性をとらえる要素
2-4.大阪港の都市景観資源
大阪市では、景観的に優れた、新しい建物や歴史的建造物、橋や樹木等、景観形成上の大切な資源を、一人でも多くの方々に知っていただき、地域の景観づくりの中で積極的に活用していただくため、所有者との協議もふまえながら、都市景観資源として登録しています。
大阪港においても、多くの都市景観資源が登録されています。
安治川(あじがわ)

西区川口2丁目、福島区野田1丁目~港区弁天6丁目、此花区西九条7丁目地先
貞享元年(1684年)、幕府の命を受けた河村瑞賢によって開削され、大阪の街の中心へ船の出入りが容易になり大阪の発展に寄与しました。安治川上流の川口は、慶応4年(1868年)に河川港として開港した「大阪港開港の地」でもあります。
港大橋(みなとおおはし)
港区海岸通3丁目-住之江区南港東9丁目間
安治川水門(あじがわすいもん)
港区弁天6丁目
大阪ではジェーン台風や第2室戸台風など高潮による大きな被害を受けてきたことから、その対策として、昭和45年(1970年)に建設された水門です。耐震、耐風の安全性や、船舶航行時の必要上部空間を確保できることからアーチ型水門(幅57m)が採用されました。
築港赤レンガ倉庫(GLION MUSEUM)(ちっこうあかレンガそうこ[ジーライオンミュージアム])

港区海岸通2丁目6番
天満屋ビル(てんまやビル)

港区海岸通1丁目5番28号
昭和10年(1935年)建築で、当初は、天満屋回漕店の事務所兼住宅でした。茶褐色のスクラッチタイル、角に取られた大きなアール、丸窓を置いたモダンなデザインが印象的な建築物で、現在も飲食店等に利用されています。
大阪北港マリーナ(おおさかほっこうマリーナ)

此花区常吉2丁目13番
此花大橋(このはなおおはし)

此花区北港2丁目、北港白津1丁目
此花大橋は、此花区北港(既成市街地)と、舞州(まいしま)(人工島)を結ぶ橋として平成2年(1990年)に完成した、全長1.7kmの長大橋です。主橋部は、世界でも珍しいモノケーブル自碇式吊橋(主径間300m)と呼ばれる形式で、1本のメインケーブルによって橋桁を吊り下げている構造となっています。此花大橋の名前は、此花区のシンボルとなる橋として、市民に親しまれるように命名された橋で、橋上からの眺望はすばらしく、大阪港を代表する橋の一つです。
舞洲工場・舞洲スラッジセンター(まいしまこうじょう・まいしまスラッジセンター)


此花区北港白津1丁目2番28号、2丁目2番7号
新夕陽ヶ丘(しんゆうひがおか)

此花区北港緑地2丁目
大正区の渡船場の景観(たいしょうくのとせんじょうのけいかん)

•甚兵衛渡船場:大正区泉尾7丁目と港区福崎1丁目を結ぶ(岸壁間94m)
•落合上渡船場:大正区千島1丁目と西成区北津守4丁目を結ぶ(岸壁間100m)
•落合下渡船場:大正区平尾1丁目と西成区津守2丁目を結ぶ(岸壁間138m)
•千本松渡船場:大正区南恩加島1丁目と西成区南津守5丁目を結ぶ(岸壁間230m)
•千歳渡船場:大正区鶴町3丁目と同区北恩加島2丁目を結ぶ(岸壁間371m)
•船町渡船場:大正区鶴町1丁目と同区船町1丁目を結ぶ(岸壁間75m)
•木津川渡船場:大正区船町1丁目と住之江区平林北1丁目を結ぶ(岸壁間238m)
大正区は四方を川と海に囲まれた地域であり、橋梁が整備された現在も、渡船は、区民の生活に欠かせない貴重な足としての役割を担っています。市内に8ヶ所ほどある渡船場のうち7ヶ所は大正区にあり、その景観には、水の都に思いを馳せさせるとともに、深く歴史を感じさせる力があります。
木津川水門(きづがわすいもん)

大正区三軒家東3丁目6番
大正内港のはしけ桟橋(たいしょうないこうのはしけさんばし)

大正区千島3丁目24番
千本松大橋と千本松渡船場(せんぼんまつおおはしとせんぼんまつとせんじょう)

大正区南恩加島1丁目11番、西成区南津守5丁目4番
千歳橋と千歳渡船場(ちとせばしとちとせとせんじょう)

大正区北恩加島2丁目5番、鶴町4丁目1番
新木津川大橋と木津川渡船場(しんきづがわおおはしときづがわとせんじょう)

大正区船町1丁目1番、住之江区平林北1丁目1番
野鳥園臨港緑地(やちょうえんりんこうりょくち)

住之江区南港北3丁目5番30号
南港オズ岸壁と大阪南港コスモフェリーターミナル(なんこうオズがんぺきとおおさかなんこうコスモフェリーターミナル)

住之江区南港北2丁目
シーサイドコスモ
住之江区南港北2丁目
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