RSウイルスワクチン接種について
2026年2月20日
ページ番号:668730

これを踏まえ、大阪市においても、令和8年4月1日からの定期接種の実施に向けて準備を進めており、本ページでは現時点でお知らせできる令和8年4月1日から実施予定の内容を掲載しています。なお、今後、詳細が決まりましたら、本ページを更新しお知らせします。
1. 病気について
RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症で、乳幼児から大人まで誰もが感染します。2歳までにほぼすべての乳幼児が一度は感染し、その後も一生の間に何度も感染します。
感染すると、2~8日の潜伏期間ののち、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続き、一部では気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現します。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなど重症化することがあります。2010年代には、生後24か月未満の乳幼児における年間のRSウイルス感染症発生数は12 万人~18
万人であり、3万人~5万人が入院を要したとされています。また、入院例の7%が何らかの人工換気(人工呼吸器等の補助的療法)を必要としたとする報告もあります。
2. ワクチンについて
RSウイルスによる下気道疾患(細気管支炎・肺炎等)を予防する組換え(不活化)ワクチンです。妊婦が接種すると、RSウイルスに対する抗体が体内で作られ、この抗体が胎盤を通じて胎児へ移行することで免疫(母子免疫)がつきます。
|
予防効果(医療機関受診を必要とした感染症) |
生後3か月時点 |
生後6か月時点 |
|---|---|---|
|
下気道感染症の予防 |
6割程度 |
5割程度 |
|
重症下気道感染症の予防 |
8割程度 |
7割程度 |
3. 副反応について
主な副反応は注射した部位の痛み(疼痛)(40.6%)、赤くなる(紅斑)・腫れる(腫脹)(10%未満)で、全身的な反応としては頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)、発疹・じんましんがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー(急性の強いアレルギー反応)があらわれることがあります。
4. 接種対象期間・接種回数
| 接種対象期間 | 接種回数 |
|---|---|
| 妊娠28週から37週に至るまで(妊娠28週0日から36週6日まで) | 1回 |
- 過去の妊娠時にRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象です。
- 接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師にご相談ください。
他のワクチンとの接種間隔については、「予防接種の接種間隔」ページをご覧ください。
5. 持ち物・申請書類
「母子健康手帳」をご持参ください。
医療機関で「予診票」及び「予防接種実施申込書」をご記入ください。
6. 接種場所
詳細が決まり次第、大阪市ホームページ「各種予防接種委託医療機関について」にてご案内します。
※里帰り出産等で大阪市外の医療機関で定期接種を受ける場合、手続きが必要になる場合があります。「大阪市外の医療機関で定期接種を受ける場合について」をご覧いただき、接種予定の医療機関にご相談ください。
7. 予防接種の注意事項
「予防接種の注意事項」ページをご覧ください。
8. ワクチンの説明書及びちらし
ご活用ください
RSウイルスワクチンについての説明書(PDF形式, 584.07KB)
RSウイルスワクチンのお知らせ(PDF形式, 300.74KB)
(ポスター)RSウイルスワクチン予防接種(PDF形式, 379.52KB)
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
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9. よくあるお問い合わせ
Q1:なぜ定期接種としての対象者は妊娠28~37週に至るまでの人なのですか?
A1:臨床試験において、妊娠28週から37週に至るまでの者(妊娠28週0日から36週6日までの方)に接種した場合に有効性がより高い傾向が認められたためです。
(重症例に対する有効性は、妊娠24週~27週で43.7%、妊娠28週~31週で88.5%、32週~36週で76.5%)
Q2:胎児へ影響はありませんか?
A2:児の安全性に関する報告では、妊娠中にRSウイルスワクチンを接種しても、早産、死産、低出生体重、先天異常のリスクはワクチンを接種していない場合と差は認められないといわれています。
Q3:妊婦自身へ影響はありませんか?
A3:母子免疫ワクチンの接種により、早産や死産等の頻度が増えるという報告はなく、現時点で安全性に関する懸念は示されていません。しかし、臨床試験において妊娠高血圧症候群の発症リスクがワクチン群でわずかに高い傾向にあるため、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方は予防接種を受ける際、医師とご相談ください。
10. 関連情報
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このページの作成者・問合せ先
健康局 大阪市保健所 感染症対策課 感染症グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス10階)
電話:06-6647-0813
ファックス:06-6647-0803







