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なんば駅周辺における空間再編推進事業

2025年3月28日

ページ番号:409683

概要(説明)

 なんば駅周辺の道路空間を、車中心の空間から人中心の空間へと再編し、エリアマネジメント活動により、世界をひきつける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出を図ることとしています。

発端(きっかけ)は何?

 地元町会や商店街、周辺企業等で構成される「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会(以下、「地元協議会」という。)」を中心に、なんば駅前及びなんさん通りの歩行者空間化に向けた取り組みが進められており、平成27年に地元協議会から大阪市に、検討組織への参画等について要請がありました。

 平成27年12月に、官民合同で組織する「なんば駅前広場空間利用検討会(以下、「検討会」という。)」を立ち上げ、平成28年3月には、「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画(中間とりまとめ)」を検討会においてとりまとめました。

 また、平成28年11月に、「なんば駅周辺道路空間再編社会実験実行委員会(地元協議会、大阪商工会議所、大阪府、大阪市)」による社会実験を実施し(平成28年 なんば駅周辺道路空間再編社会実験についてはこちら)、この結果を踏まえ、平成29年3月には、「なんば駅前の広場化」を官民が協働して実現するための指針となる「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」を検討会においてとりまとめ、御堂筋から難波中2交差点までの区間を南行き一方通行とする案を前提に、地域への周知や検討を進めてきました。

 その後、整備形態について、関係者の意見を確認しながら検討を深度化するなかで、歩行者と通行車両による事故発生に対する懸念や、賑わいの創出に寄与する駅前広場の空間をより広くする観点から、南行き一方通行以外の整備形態についても検討することとなりました。

 その結果、地元の方々の意向も踏まえながら、歩行者の回遊性向上や賑わい創出の実現に向け、できる限り歩行者空間を拡充した整備形態の検討を進め、令和3年11月から12月にかけて、御堂筋からの車両進入がない形状とした空間再編後の道路線形を具現化し、交通荷さばきの運用や安全性、歩行者空間の利活用を検証するため、社会実験を実施しました(令和3年 なんば駅周辺道路空間再編社会実験についてはこちら)。

 この社会実験での検証結果を踏まえ、なんば周辺における道路空間の整備方針や整備形態等を定める「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」をとりまとめ、多くの皆さまから広くご意見をいただくため、令和4年6月にパブリック・コメントを実施しました。お寄せいただいたご意見を踏まえ、令和4年7月に「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」を策定しました。

寄せられたご意見

 平成28年に実施した「なんば駅周辺道路空間再編社会実験」において、来場者にアンケート調査を実施しました。

 結果概要

 ・歩行者空間化について、約9割が「とてもよい・よい」と評価

 ・どう過ごしたいかについて、「飲食」「休憩」の2つが多い

 ・インフォメーションカウンターで行った着地型(体験型)観光情報の提供により、新たに知った観光スポットに立ち寄るとの回答が8割以上

 令和3年に実施した「なんば駅周辺道路空間再編社会実験」において、利用者、周辺事業者にアンケート調査を実施しました。

 結果概要

 ・歩行者空間化について、利用者の約9割が「とてもよい・よい」と回答

 ・周辺事業者は、約6割が「とてもよい・よい」と回答し、「現状のままでよい」との方が約15%にとどまる

 なお、平成28年実施の社会実験結果及び令和3年実施の社会実験(利活用)の検証結果については、「なんばひろば改造計画Webサイト別ウィンドウで開く」にてお知らせしています。

 また、令和4年6月1日から令和4年6月30日まで、「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」について、多くの皆さまから広くご意見をいただくため、パブリック・コメントを実施しました。

今後の予定は?

 「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」に基づき、引き続き、地元・経済界・行政が一体となり、「なんば駅前の広場化」に向け空間再編推進事業に取り組んでいきます。

どこまで進んでいるのか?

これまでの経過

平成23年 6月 「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会(以下、「地元協議会」という。)」始動(大阪市まちづくり推進団体に認定)

平成27年 4月 地元協議会から大阪市に要請書提出

平成27年12月 「なんば駅前広場空間利用検討会(事務局:大阪商工会議所)」始動

平成28年 3月 「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画中間とりまとめ(なんば駅前広場空間利用検討会)」策定

平成28年11月 「なんば駅周辺道路空間再編社会実験(実施主体:実行委員会(地元協議会、大阪商工会議所、大阪府、大阪市))」実施

平成29年 3月 「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画(なんば駅前広場空間利用検討会)」策定

令和3年11月 「なんば駅周辺道路空間再編社会実験(実施主体:大阪市、なんば広場マネジメント法人設立準備委員会)」実施

令和4年 6月 「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」にかかるパブリック・コメントの実施

令和4年 7月 「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」の策定

令和4年 9月 「なんば駅周辺における空間再編推進事業」工事着手

令和5年 3月 市道南北線を歩行者利便増進道路に指定

令和5年11月 「なんば広場(仮称)」先行オープン 広場の管理運営を行う社会実験を開始

令和6年12月 市道南北線の歩行者利便増進誘導区域を指定

         歩行者利便増進誘導区域指定後のなんば広場(仮称)の利活用

令和7年3月 なんば広場(仮称)における歩行者利便増進施設等のための道路占用者の公募の実施

パブリック・コメントの実施結果

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住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所7階)

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