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令和7年度以前に実施された市民税・府民税の税制改正内容

2025年4月30日

ページ番号:385042

 令和元(平成31)年度から令和7年度に実施された市民税・府民税に関する最近の主な税制改正の内容について掲載しています。

 令和8年度以降の税制改正については「令和8年度以降の市民税・府民税の税制改正内容」をご覧ください。

 所得税に関する改正内容については、国税庁ホームページ別ウィンドウで開くをご確認いただき、最寄りの税務署別ウィンドウで開くまでお問い合わせください。

令和7年度から実施される主な税制改正

控除対象配偶者以外の同一生計配偶者にかかる定額減税

 令和6年中の合計所得金額が1,000万円を超え1,805万円以下の納税義務者のうち、控除対象配偶者を除く同一生計配偶者(国外居住者を除きます。)を有する納税義務者は、令和7年度の市民税・府民税の所得割額から1万円が減額されます。

 令和6年度に実施された市民税・府民税の定額減税については、「令和6年度市民税・府民税における定額減税について」をご確認ください。

令和6年度から実施された主な税制改正

定額減税

 賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和するため、令和6年度分の市民税・府民税において次のとおり定額減税が実施されます。

  • 対象者
    令和6年度の市民税・府民税所得割の納税義務者のうち、前年の合計所得金額が1,805万円以下(給与収入2,000万円以下に相当)の者
  • 減税額の算出
    納税義務者本人および控除対象配偶者・扶養親族(国外居住者を除く)1人につき1万円
  • 減税の実施方法
    給与特別徴収:定額減税後の税額を令和6年7月分から令和7年5月分の11か月に分割して徴収
    普通徴収:定額減税前の税額をもとに算出した第1期分の税額から順次減税
    年金特別徴収:定額減税前の税額をもとに算出した令和6年10月分の特別徴収税額から順次減税
詳しくは「令和6年度市民税・府民税における定額減税について」をご確認ください。

特別徴収税額通知の電子化

 令和6年度課税分より、全市町村において、電子申告(eLTAX:エルタックス)により給与支払報告書を提出する際に、特別徴収税額通知の特別徴収義務者用と納税義務者用のそれぞれについて、選択により電子データ(正本)による受け取りができるようになりました。

 電子データによる受け取りを選択した場合、eLTAX(エルタックス)を経由して特別徴収税額通知の電子データ(正本)を送信します。(書面による送付は行いません。)

詳しくは「特別徴収税額通知の電子化について」をご確認ください。

上場株式等の配当所得等および譲渡所得等に係る課税方式の統一

 上場株式等の配当所得等および譲渡所得等については、所得税と個人住民税でそれぞれ異なる課税方式を選択することが可能とされていましたが、令和6年度課税分からは、所得税において選択した課税方式が個人住民税にも適用され、所得税と個人住民税で課税方式が必ず一致することとなりました。

 これに伴い、所得税確定申告書(第二表)における「住民税・事業税に関する事項」の「住民税」のうち、「特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部の申告不要」欄が削除されるほか、上場株式等の配当所得等および譲渡所得等について、個人住民税の申告により所得税と異なる課税方式を選択することができなくなりました。

森林環境税(国税)の課税開始

 温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止を図るため、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、平成31年に森林環境税(国税)及び森林環境譲与税が新たに創設されました。

 森林環境税は国内に住所のある個人に対して課税される国税であり、令和6年度より、市町村において個人住民税均等割と併せて年額で1,000円が徴収されます。その税収の全額が、国によって森林環境譲与税として都道府県・市町村へ譲与されます。

 森林環境税・森林環境譲与税の趣旨や仕組み、取組状況など詳細は総務省ホームページ「森林環境税及び森林環境譲与税について別ウィンドウで開く」をご確認ください。

 また、東日本大震災を踏まえ、地方公共団体が実施する防災施策の財源を確保するため、臨時の措置として平成26年度から令和5年度まで、個人住民税均等割に年額で1,000円が加算(市町村民税:500円、道府県民税:500円)されていましたが、この加算期間が終了します。
 これにより、個人住民税均等割と森林環境税の合計額は従前の個人住民税均等割の額と同額となります。

個人住民税均等割と森林環境税の合計額(イメージ)


(注)大阪市では、大阪府条例の規定により、災害防止および暑熱環境の改善にかかる施策の財源(森林環境税)を確保するため、個人府民税の均等割額に300円が加算(令和5年度以前:1,800円、令和6年度以降:1,300円)されますので、市民税・府民税均等割と森林環境税の合計額は5,300円となります。

国外居住扶養親族における扶養控除等の見直し

 扶養控除の対象となる国外居住親族について、年齢30歳以上70歳未満の者を除外するものとされました。
 ただし、30歳以上70歳未満の者であっても、以下の者については、控除の対象となります。

・留学により国内に住所、居所を有しなくなった者
・障がい者
・扶養控除を申告する納税義務者から前年において生活費または教育費に充てるための支払を38万円以上受けている者

提出書類について

 国外居住親族に係る扶養控除の適用を受けようとする場合には、年末調整や所得税確定申告、市民税・府民税申告の際に次のとおり各種証明書類を添付する必要があります。(提出書類の詳細などは国税庁ホームページ「国外居住親族に係る扶養控除等の適用について別ウィンドウで開く」をご確認ください。)

国外居住扶養親族にかかる提出書類について
国外居住親族の年齢等の区分 申告書の提出時に必要な書類
16歳以上30歳未満又は70歳以上 ・親族関係書類
・送金関係書類
30歳以上
70歳未満
①留学により国内に住所及び居所を有しなくなった者 ・親族関係書類
・留学ビザ等書類
・送金関係書類
②障がい者 ・親族関係書類
・送金関係書類
③納税義務者からその年において生活費又は教育費に充てるための支払を38万円以上受けている者 ・親族関係書類
・38万円送金書類
(上記①~③以外の者) (扶養控除の対象外)
  • 「親族関係書類」
    国外居住親族が納税義務者の親族であることを証する書類(※日本語での翻訳文も必要)(例:戸籍の附票の写しと旅券の写し、出生証明書など)
  • 「送金関係書類」
    その年において国外居住親族の生活費又は教育費に充てるための支払を行ったことを明らかにする書類(※日本語での翻訳文も必要)(例:送金依頼書、クレジットカードの利用明細書の写しなど)
  • 「留学ビザ等書類」
    国外居住親族が外国における留学の在留資格に相当する資格をもってその外国に在留することにより国内に住所及び居所を有しなくなった旨を証する書類(※日本語での翻訳文も必要)(例:ビザに類する書類の写し、在留カードに相当する書類の写し)
  • 「38万円送金書類」
    「送金関係書類」のうち、納税義務者から国外居住親族へのその年における支払の金額の合計額が38万円以上であることを明らかにする書類。
※提出書類が外国語で作成されている場合には、日本語での翻訳文も必要となります。

 

令和5年度から実施された主な税制改正

住宅ローン控除の延長等

 住宅借入金等特別税額控除(住宅ローン控除)について、適用期限が4年延長され、令和4年1月1日から令和7年12月31日までの入居者を対象とすることとなりました。

 当該期間の入居者に対する控除額及び控除期間は次のとおりとなります。

  • 控除額...所得税から控除しきれない控除額がある場合には、所得税の課税総所得金額等の5%を乗じて得た額〔最高97,500円〕が所得割額から控除されます。
    (注)令和4年中の入居者のうち、特例の延長等に該当する場合は、控除限度額が課税総所得金額等の7%を乗じて得た額〔最高136,500円〕となります。
  • 控除期間...新築等の認定住宅等については、令和4~7年入居につき13年、新築等のその他の住宅については、令和4・5年入居は13年、令和6・7年入居は10年、既存住宅については、令和4~7年入居につき10年となります。
    (注)認定住宅等とは、認定住宅(認定長期優良住宅・認定低炭素住宅)及び一定の省エネ基準を満たす住宅をいいます。 詳しくは、国土交通省ホームページ「住宅ローン減税別ウィンドウで開く」をご確認ください。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)の延長等

 スイッチOTC医薬品(要指導医薬品および一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した場合において適用される医療費控除の特例の適用期限が5年延長され、令和8年12月31日までとなりました。

 また、控除対象となる医薬品の範囲の見直しが行われました。詳細は厚生労働省ホームページ「セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について別ウィンドウで開く」をご確認ください。

民法改正に伴う未成年者の非課税措置の改正

 現行制度において、未成年者は、前年中の合計所得金額が135万円以下の場合には非課税となりますが、民法の改正により成年年齢が20歳以上から18歳以上に引下げられたことに伴い、この非課税の対象となる未成年者の年齢も同様に、20歳未満から18歳未満に引き下げられます。

(注)令和5年度の場合、平成17年1月3日以降に生まれた方が未成年者となります。

令和4年度から実施された主な税制改正

上場株式等の配当所得等および譲渡所得等の申告手続きの簡素化

 上場株式等の配当所得等および譲渡所得等について、所得税と個人住民税で異なる課税方式を選択する場合は、申告期限までに、所得税と異なる課税方式を選択するための申告を行う必要があります。
 令和3年分の所得税確定申告から、所得税において申告した上場株式等の特定配当等所得および特定株式等譲渡所得の全部を、個人住民税において申告不要とする場合総所得金額等合計所得金額に含めない場合)は、原則として、所得税確定申告のみで申告手続きが完結するよう簡素化され、所得税確定申告書の様式の改正により当該記載事項が追加されます。

 適用を受けるには、下記のとおり、所得税確定申告書(第二表)の下段「住民税・事業税に関する事項」の「住民税」のうち、確定申告書A様式は「特定配当等の全部の申告不要」欄、確定申告書B様式は「特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部の申告不要」欄に、それぞれ「○」を記載する必要があります。

確定申告書A様式(案)(抜粋)


確定申告書B様式(案)(抜粋)


住宅ローン控除の特例の延長等

 住宅借入金等特別税額控除(住宅ローン控除)について、控除適用期間13年間の特例措置を延長し、一定の期間(注)に契約した場合、令和4年12月31日までの入居者を対象とすることとなります。
 また、この延長した部分に限り、合計所得金額が1,000万円以下の者について面積要件を緩和し、床面積が40㎡以上50㎡未満である住宅も対象となります。
 詳しくは、国土交通省ホームページ「住宅ローン減税別ウィンドウで開く」をご確認ください。

 (注)注文住宅は令和2年10月から令和3年9月末まで、分譲住宅などは令和2年12月から令和3年11月末まで

国や地方自治体の実施する子育てにかかる助成等の非課税措置

 子育て支援の観点から、保育を主とする国や地方自治体(都道府県・市町村)からの子育てにかかる施設・サービスの利用料に対する助成等について非課税となります。

非課税となる助成等の例

 国や地方自治体(都道府県・市町村)からの助成のうち以下のもの

  1. ベビーシッターの利用料に対する助成
  2. 認可外保育施設等の利用料に対する助成
  3. 一時預かり・病児保育などの子を預ける施設の利用料に対する助成

(注)上記の助成と一体として行われる助成についても対象となります。(例:生活援助・家事支援、保育施設等の利用の際の主・副食費や交通費等)

令和3年度から実施された主な税制改正

押印等の見直し

 国において税務関係書類の押印義務が見直され、地方税法施行規則様式等の改正により、令和3年4月から、市民税・府民税に関する申告書・申請書・届出書等について、押印は不要とし、署名(自署による氏名等の記載)は一部を除き記名(機器等による印字を含めた氏名等の記載)でも受け付けることとしました。

 市民税・府民税に関する申告書・届出書等については、「市民税・府民税に関する申告書・届出書等ダウンロード」をご確認ください。

 (注)お手元に押印欄のある申告書・申請書・届出書等をお持ちの場合も、押印は不要です。
 (注)関与税理士の署名・押印が必要な様式については、押印は不要としますが、署名は引き続き必要です。

給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替

 働き方の多様化を踏まえ、働き方改革を後押しする等の観点から、給与所得控除および公的年金等控除の控除額が一律10万円引き下げられ、基礎控除の控除額が10万円引き上げられます(所得税:48万円、個人住民税:43万円)。


所得金額調整控除の創設

 上記の改正により負担増が生じないよう、給与所得控除後の給与所得金額および公的年金等に係る雑所得金額があり、給与所得控除後の給与所得金額と公的年金等に係る雑所得金額の合計額が10万円を超える場合は、給与所得金額から所得金額調整控除額が控除されます。

所得金額調整控除額の計算式

   所得金額調整控除額=(給与所得金額(限度額10万円)+公的年金等に係る雑所得金額(限度額10万円))-10万円

 (注)所得金額調整控除には、給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴う所得金額調整控除のほかに、給与所得控除の見直しに伴う所得金額調整控除があります。
 (注)給与所得控除の見直しに伴う所得金額調整控除の適用がある場合は、その適用後の給与所得金額から控除します。

各種所得控除の所得要件の見直し

 給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴い、次表のとおり各種所得控除の所得要件が見直されます。

各種所得控除の所得要件の改正内容
項目改正内容
勤労学生控除合計所得金額の要件を 75万円以下(改正前:65万円以下)に引き上げ
配偶者控除合計所得金額の要件を 48万円以下(改正前:38万円以下)に引き上げ
配偶者特別控除合計所得金額の要件を48万円超133万円以下(改正前:38万円超123万円以下)とし、控除額の算定基礎となる配偶者の合計所得金額区分を下表のとおり変更(注)
扶養控除合計所得金額の要件を 48万円以下(改正前:38万円以下)に引き上げ
雑損控除雑損控除の対象となる資産を有する親族に係る総所得金額等の要件を 48万円以下(改正前:38万円以下)に引き上げ
(注)配偶者特別控除 改正前後の控除額
配偶者の合計所得金額(改正前)配偶者の合計所得金額
(改正後)
納税義務者の
合計所得金額
900万円以下
納税義務者の
合計所得金額
900万円超 950万円以下
納税義務者の
合計所得金額
950万円超 1,000万円以下
納税義務者の
合計所得金額
1,000万円超
38万円超
85万円以下
48万円超
95万円以下
33万円22万円11万円0円
85万円超
90万円以下
95万円超
100万円以下
33万円22万円11万円0円
90万円超
95万円以下
100万円超
105万円以下
31万円21万円11万円0円
95万円超
100万円以下
105万円超
110万円以下
26万円18万円9万円0円
100万円超
105万円以下
110万円超
115万円以下
21万円14万円7万円0円
105万円超
110万円以下
115万円超
120万円以下
16万円11万円6万円0円
110万円超
115万円以下
120万円超
125万円以下
11万円8万円4万円0円
115万円超
120万円以下
125万円超
130万円以下
6万円4万円2万円0円
120万円超
123万円以下
130万円超
133万円以下
3万円2万円1万円0円

個人住民税非課税基準の引き上げ

 給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴い、次表のとおり個人住民税の非課税基準が引き上げられます。

非課税基準の改正内容
項目改正後改正前
均等割および所得割ともに非課税となる方障がい者・未成年・寡婦・ひとり親に対する非課税措置
(注)改正により、ひとり親が追加されます。
合計所得金額が
(125万円+10万円)以下
合計所得金額が
125万円以下
均等割が非課税となる方同一生計配偶者および扶養親族がいない場合合計所得金額が
(35万円+10万円)以下
合計所得金額が
35万円以下
同一生計配偶者または扶養親族がいる場合合計所得金額が次の金額以下
35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族)の人数
+(21万円+10万円)
合計所得金額が次の金額以下
35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族)の人数
+21万円
所得割が非課税となる方同一生計配偶者および扶養親族がいない場合総所得金額等が
(35万円+10万円)以下
総所得金額等が
35万円以下
同一生計配偶者または扶養親族がいる場合総所得金額等が次の金額以下
35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族)の人数
+(32万円+10万円)
総所得金額等が次の金額以下
35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族)の人数
+32万円

給与所得控除の見直し

 給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴い、給与所得控除額が10万円引き下げられます。
 また、勤務関連経費および諸外国の水準を踏まえ、給与等の収入金額が850万円を超える場合の給与所得控除額が195万円に引き下げられます。

給与所得金額 改正前後の計算方法
改正後改正前
給与等の収入金額給与所得の金額給与等の収入金額給与所得の金額
55万1千円未満0円65万1千円未満0円
55万1千円以上
161万9千円未満
給与等の収入金額-55万円65万1千円以上
161万9千円未満
給与等の収入金額-65万円
161万9千円以上
162万円未満
106万9千円161万9千円以上
162万円未満
96万9千円
162万円以上
162万2千円未満
107万円162万円以上
162万2千円未満
97万円
162万2千円以上
162万4千円未満
107万2千円162万2千円以上
162万4千円未満
97万2千円
162万4千円以上
162万8千円未満
107万4千円162万4千円以上
162万8千円未満
97万4千円
162万8千円以上
180万円未満
給与等の収入金額÷4千円=A
(小数点以下を切捨て)
A×4千円×60%+10万円162万8千円以上
180万円未満
給与等の収入金額÷4千円=A
(小数点以下を切捨て)
A×4千円×60%
180万円以上
360万円未満
A×4千円×70%-8万円180万円以上
360万円未満
A×4千円×70%-18万円
360万円以上
660万円未満
A×4千円×80%-44万円360万円以上
660万円未満
A×4千円×80%-54万円
660万円以上
850万円未満
給与等の収入金額 × 90%-110万円660万円以上
1,000万円未満
給与等の収入金額 × 90%-120万円
850万円以上給与等の収入金額-195万円1,000万円以上給与等の収入金額-220万円

所得金額調整控除の創設

 上記の改正により負担増が生じないよう、給与等の収入金額が850万円を超え、次のいずれかの要件に該当する場合は、給与所得金額から所得金額調整控除額が控除されます。

要件
  • 納税義務者本人が特別障がい者に該当する場合
  • 特別障がい者である同一生計配偶者または扶養親族を有する場合
  • 年齢23歳未満の扶養親族を有する場合
所得金額調整控除額の計算式

  所得金額調整控除額=(給与等の収入金額(1,000万円を超える場合は1,000万円)-850万円)×10%

 (注)所得金額調整控除には、給与所得控除の見直しに伴う所得金額調整控除の他に、給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴う所得金額調整控除があります。
 (注)給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴う所得金額調整控除の適用がある場合は、この適用後の給与所得金額から控除します。

公的年金等控除の見直し

 給与所得控除・公的年金等控除から基礎控除への振替に伴い、公的年金等控除額が10万円引き下げられます。
 また、世代内・世代間の公平性を確保する観点から、公的年金等収入金額が1,000万円を超える場合の公的年金等控除額に195万5千円の上限が設けられ、公的年金等以外の所得金額が1,000万円超の場合は公的年金等控除額が引き下げられます。

公的年金等控除 改正前後の控除額(65歳未満の場合)
公的年金等の収入金額
(A)
改正後改正前
公的年金等に係る雑所得以外の所得に係る合計所得金額
1,000万円以下1,000万円超
2,000万円以下
2,000万円超
130万未満60万円50万円40万円70万円
130万以上
410万円未満
(A)×25%+27万5千円(A)×25%+17万5千円(A)×25%+7万5千円(A)×25%+37万5千円
410万円以上
770万円未満
(A)×15%+68万5千円(A)×15%+58万5千円(A)×15%+48万5千円(A)×15%+78万5千円
770万円以上
1,000万円未満
(A)×5%+145万5千円(A)×5%+135万5千円(A)×5%+125万5千円(A)×5%+155万5千円
1,000万円以上195万5千円185万5千円175万5千円
公的年金等控除 改正前後の控除額(65歳以上の場合)
公的年金等の収入金額
(B)
改正後改正前
公的年金等に係る雑所得以外の所得に係る合計所得金額
1,000万円以下1,000万円超
2,000万円以下
2,000万円超
330万未満110万円100万円90万円 120万円
330万円以上
410万円未満
(B)×25%+27万5千円(B)×25%+17万5千円(B)×25%+7万5千円(B)×25%+37万5千円 
410万円以上
770万円未満
(B)×15%+68万5千円(B)×15%+58万5千円(B)×15%+48万5千円(B)×15%+78万5千円
770万円以上
1,000万円未満
(B)×5%+145万5千円(B)×5%+135万5千円(B)×5%+125万5千円(B)×5%+155万5千円
1,000万円以上195万5千円185万5千円175万5千円

基礎控除の見直し

 高所得者の基礎控除が見直され、合計所得金額2,400万円超から控除額が段階的に減少し、2,500万円超で控除の適用がなくなります。

基礎控除 改正前後の控除額
合計所得金額改正後改正前
2,400万円以下43万円33万円
(所得制限なし)
2,400万円超
2,450万円以下
29万円
2,450万円超
2,500万円以下
15万円
2,500万円超0円

調整控除の見直し

 基礎控除の見直しに伴い、合計所得金額が2,500万円を超える場合は調整控除の適用がなくなります。
 基礎控除額が逓減する合計所得金額が2,400万円超2,500万円以下の場合の、調整控除における基礎控除の人的控除額の差額は従来どおり5万円として計算します。

 また、配偶者の合計所得金額の範囲と配偶者特別控除額の見直しに伴い、次表のとおり調整控除における基礎控除の人的控除額の差額が見直されます。

調整控除における基礎控除の人的控除額の差額 改正前後の額
納税義務者の合計所得金額配偶者の合計所得金額
改正後
配偶者の合計所得金額
改正前
所得税と個人住民税の
控除額の差額
900万円以下48万円超
50万円未満
38万円超
40万円未満
5万円
50万円以上
55万円未満
40万円以上
45万円未満
3万円
55万円以上45万円以上0円
900万円超
950万円以下
48万円超
50万円未満
38万円超
40万円未満
4万円
50万円以上
55万円未満
40万円以上
45万円未満
2万円
55万円以上45万円以上0円
950万円超
1,000万円以下
48万円超
50万円未満
38万円超
40万円未満
2万円
50万円以上
55万円未満
40万円以上
45万円未満
1万円
55万円以上45万円以上0円

ひとり親控除の創設および寡婦(寡夫)控除の見直し

 婚姻歴や性別にかかわらず、生計を一にする子(前年の総所得金額等が48万円以下で、他の方の同一生計配偶者や扶養親族になっていない方)を有する単身者について、同一の「ひとり親控除」(所得税:35万円、個人住民税:30万円)が創設されます。
 また、ひとり親控除に該当しない寡婦については、引き続き、寡婦控除(所得税:27万円、個人住民税:26万円)が適用され、子以外の扶養親族を有する場合の寡婦控除には、所得制限(合計所得金額500万円)が設けられます。

 (注)ひとり親控除および寡婦控除のいずれも、住民票の続柄に「夫(未届)」「妻(未届)」の記載がある方は適用の対象となりません。

 



給与支払報告書等のeLTAX(エルタックス)・光ディスク等による提出義務範囲拡大

 令和3年1月1日以後の提出分から、給与支払報告書および公的年金等支払報告書について、インターネットを利用した電子申告(eLTAX:エルタックス)または光ディスク等による提出義務の範囲が拡大します。

 所得税におけるe-Taxまたは光ディスク等による提出義務範囲拡大については、国税庁ホームページ「e-Tax又は光ディスク等による提出義務基準の引下げについて別ウィンドウで開く」をご確認ください。

  1. 電子的提出の義務が課される者
     基準年(前々年)の所得税の源泉徴収票の提出枚数が100枚以上(改正前1,000枚以上)の事業者(給与支払者・公的年金等支払者)
  2. 提出の方法
     eLTAX(エルタックス)または光ディスク等による提出
    (注)eLTAX(エルタックス)による提出については、eLTAX(エルタックス)ホームページ「eLTAX(エルタックス):地方税ポータルシステム別ウィンドウで開く」をご確認ください。
  3. 適用時期
     令和3年1月1日以後に提出する給与支払報告書および公的年金等支払報告書
    ※令和元(平成31)年に税務署へ提出された給与所得の源泉徴収票等の枚数が100枚以上であった事業者(給与支払者・公的年金等支払者)は、令和3年1月1日以後に提出する給与支払報告書等について、eLTAXまたは光ディスク等による提出が義務付けられます。

【eLTAX(エルタックス)による給与支払報告書等の提出をお願いします】

 平成29年1月から、個人住民税の給与支払報告書および所得税の源泉徴収票の同時作成・一括送信機能が導入別ウィンドウで開くされ、令和元年10月から、地方税共通納税システムによる複数の地方公共団体への一括電子納税機能が導入別ウィンドウで開くされるなど、大きく利便性が向上しており、納税者の方々の事務負担の軽減とともに、申告・納税手続きの対面機会を減らすことにより感染症拡大防止にも繋がるため、eLTAX(エルタックス)のご利用をお願いします。

退職所得課税の適正化

 現状の退職給付の実態を踏まえ、退職所得の課税の特例が見直され、勤続年数が5年以下の法人役員等以外の方が令和4年1月1日以後に支払を受ける退職手当等について、退職手当等の金額から退職所得控除額を控除した残額のうち300万円を超える部分については、2分の1を退職所得として課税する平準化措置の適用から除外することとなります。
 令和4年1月1日以後の退職手当等にかかる個人住民税の特別徴収において、税額の計算方法にご注意ください。

 (注)勤続年数が5年以下の法人役員等の方は、平成25年1月1日以後に支払を受ける退職手当等から平準化措置(2分の1課税)は適用しないこととなりました。
    法人役員等とは、法人税法第2条第15号に規定する役員(法人の取締役、執行役等)、国会議員・地方議員および国家公務員・地方公務員をいいます。

文化芸術・スポーツイベントの中止等によりチケットの払戻しを受けない場合の寄附金税額控除の適用

 新型コロナウイルス感染症およびその拡大防止のため、国または地方公共団体の要請を受けて、文化芸術・スポーツイベントの中止等(中止・延期・規模縮小)が行われた場合に、令和2年2月1日から令和3年12月31日までの間に、イベントのチケットの払戻しを受けないことを選択(入場料等払戻請求権を放棄)したときは、その入場料等の金額(上限20万円)を寄附とみなして、寄附金税額控除(基本控除額)の対象とすることとなりました。

 詳しくは、スポーツ庁ホームページ「チケットの払戻請求権の放棄を寄附金控除の対象とする税制改正別ウィンドウで開く」をご確認ください。

対象イベントの要件

 次の要件をすべて満たし、主催者が文化庁・スポーツ庁に申請して指定を受けたイベント(注)

  1. 文化芸術またはスポーツに関するものであること
  2. 令和2年2月1日から令和3年1月31日までに日本国内で開催された、または、開催される予定であったものであること
  3. 不特定多数かつ多数の者を対象とするものであること(広く一般にチケット等が販売されているもの)

(注)大阪市の個人市民税は、所得税と同じ控除対象となるよう、大阪市市税条例を改正しましたので、下記の文化庁・スポーツ庁が指定したイベントがすべて対象となります。

(注)大阪府の個人府民税についても、下記の文化庁・スポーツ庁が指定したイベントがすべて対象となります。

指定イベント

 文化庁・スポーツ庁が指定したイベントは、次のホームページをご確認ください。

寄附金税額控除を受けるための手続き

  1. イベント主催者にチケットの払戻しを受けないことを連絡のうえ、主催者から「指定行事証明書」および「払戻請求権放棄証明書」の交付を受けてください。
  2. 所得税確定申告書または市民税・府民税申告書において必要事項を記載のうえ、上記1で交付を受けた証明書を添付して提出してください。(所得税確定申告書を提出する場合は、市民税・府民税申告書の提出は不要です。)

(注1)所得税確定申告書を提出する場合は、所得税確定申告書(第二表)の下段「住民税・事業税に関する事項」の「住民税」のうち、「寄附金税額控除」欄の「条例指定分」欄(「都道府県」欄・「市区町村」欄)に、それぞれ控除額を記載する必要があります。

(注2)ふるさと納税(寄附金)のワンストップ特例制度については、所得税確定申告書または市民税・府民税申告書を提出する場合は適用を受けることができないため、ふるさと納税(寄附金)に関する必要事項もあわせて記載する必要があります。

 なお、所得税確定申告書においては、所得税確定申告書(第二表)の下段「住民税・事業税に関する事項」の「住民税」のうち、「寄附金税額控除」欄の「都道府県、市区町村分(特例控除対象)」欄に、控除額を記載する必要があります。

確定申告書B様式(抜粋)

住宅ローン控除の適用要件の弾力化(緩和)

 住宅借入金等特別税額控除(住宅ローン控除)について、新型コロナウイルス感染症およびその拡大防止措置の影響により、入居期限までの入居ができない場合でも、一定の期日までの住宅取得等の契約を行っているなどの要件を満たすときは、適用要件を弾力化(緩和)することとなりました。

 詳しくは、国土交通省ホームページ「住宅ローン減税別ウィンドウで開く」をご確認ください。

 

控除適用期間13年間の特例措置の場合その他の場合は、上記国土交通省ホームページをご確認ください。

緩和内容(入居期限・控除適用期間)

  • 基本内容 入居期限:令和2年12月31日 控除適用期間:令和3年度から令和15年度まで
  • 緩和内容 入居期限:令和3年12月31日 控除適用期間:令和4年度から令和16年度まで

適用に必要となる要件

 次の要件をすべて満たしていること

  1. 新型コロナウイルス感染症およびその拡大防止措置の影響により、住宅への入居が遅れたこと。
  2. 次の期日までに契約が行われていること
  • 注文住宅を新築する場合:令和2年9月末
  • 分譲住宅・既存住宅を取得する場合、増改築等をする場合:令和2年11月末

令和2年度から実施された主な税制改正

ふるさと寄附金税額控除の見直し

 令和元年6月1日以降に支出されるふるさと寄附金(特例控除)の対象となる地方団体を、寄附金の募集を適切に実施しているか、返礼品を送付する場合には返礼品の返礼割合を3割以下とし、かつ地場産品としているかなどの一定の基準に基づき、総務大臣が指定することとされました。

 対象となる地方団体については、総務省ふるさと納税ポータルサイト『ふるさと納税に係る指定制度について別ウィンドウで開く』を参照してください。

(注)非該当団体に対する寄附金については、特例控除部分について対象外となります。

寄附金税額控除の特例控除額部分イメージ図

寄附金税額控除の特例控除額部分のイメージ図

住宅ローン控除の拡充

 住宅の取得等にかかる対価の額または費用の額に含まれる消費税等の税率が10%である場合において、当該住宅を令和元年10月1日から令和2年12月31日までの間に居住の用に供した場合、所得税の住宅ローン控除の適用期間を3年間延長(現行10年間→13年間)することとされました。

 これに伴い、所得税額から控除しきれない額について、現行制度と同じ控除限度額の範囲内において、個人住民税額から控除することとなります。

 (注)新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、入居期限の特例があります。

(参考)住宅ローン控除額の算定方法

居住年

平成26年4月~令和3年12月

(消費税率8%または10%で購入の場合に限る)

令和元年10月~令和2年12月

(消費税率10%で購入の場合に限る)

控除限度額

所得税の課税総所得金額等の7%
(年間最高13.65万円)

同左

控除期間

10年

13年

令和元(平成31)年度から実施された主な税制改正

配偶者控除および配偶者特別控除の見直し

配偶者控除の改正

 配偶者控除について、控除が適用される納税義務者本人の合計所得金額に所得制限が設けられ、合計所得金額が1,000万円を超えた場合は、配偶者控除を適用しないこととされました。
 また、納税義務者本人の合計所得金額に応じて控除額を逓減することとされました。

 なお、改正以前において配偶者控除の対象となる配偶者(「控除対象配偶者」といいます。)については、改正に伴い「同一生計配偶者」と定義されています。

配偶者控除の改正に伴い新たに定義された同一生計配偶者を解説したイメージ図
配偶者控除額の改正前後
配偶者控除
の区分
改正前
(平成30年度)
改正後(令和元年度以後)
納税義務者の合計所得金額
900万円以下 900万円超~950万円以下950万円超~1,000万円以下1,000万円超
一般(69歳以下)33万円33万円22万円11万円0万円
老人(70歳以上)38万円38万円26万円13万円0万円

配偶者特別控除の改正

 配偶者特別控除について、配偶者控除と同じ所得控除額33万円の対象となる配偶者の所得階層(改正前:38万円超45万円未満)の上限額を90万円に引き上げるとともに、配偶者特別控除が適用できる配偶者の所得上限額(76万円未満)についても123万円に引き上げられました。また、納税義務者本人の合計所得金額に応じて、控除額を逓減することとされました。

配偶者特別控除の改正前後
配偶者の
合計所得金額
改正前(平成30年度)改正後(令和元年度以後)
納税義務者の合計所得金額納税義務者の合計所得金額
1,000万円以下
1,000万円超900万円以下900万円超 950万円以下950万円超 1,000万円以下1,000万円超
 38万円超 76万円未満33万円~3万円0円33万円22万円11万円0円
 76万円以上 90万円以下0円0円33万円22万円11万円0円
90万円超 95万円以下0円0円31万円21万円11万円0円
95万円超 100万円以下0円0円26万円18万円9万円0円
100万円超 105万円以下0円0円21万円14万円7万円0円
105万円超 110万円以下0円0円16万円11万円6万円0円
110万円超 115万円以下0円0円11万円8万円4万円0円
115万円超 120万円以下0円0円6万円4万円2万円0円
120万円超 123万円以下0円0円3万円2万円1万円0円
123万円超0円0円0円0円0円0円

配偶者控除等の見直しに伴う調整控除への所要の措置

 調整控除は、平成19年の国から地方への税源移譲の際に、所得税と個人住民税の所得控除における控除差に起因する負担増が発生しないように設けられたものです。今回の見直しに伴い、新たに配偶者特別控除の適用を受ける者は、平成19年の税源移譲に伴う控除差を起因とした負担が新たに生じることはないため、調整控除の対象としないこととされました。
 一方、納税義務者本人への所得制限の導入により所得税との控除差が減少する部分については、控除差に起因する負担増が減少することとなるため、次のとおり調整控除における人的控除額の差額が見直しされました。

配偶者控除における人的控除額の差額
納税義務者の
合計所得金額
所得税と個人住民税の人的控除額の差額
一般(69歳以下)老人(70歳以上)
900万円以下5万円10万円
900万円超 950万円以下4万円6万円
950万円超 1,000万円以下2万円3万円
配偶者特別控除における人的控除額の差額
納税義務者の
合計所得金額
所得税と個人住民税の控除額の差額
配偶者の合計所得金額
38万円超 40万円未満
配偶者の合計所得金額
40万円以上 45万円未満
配偶者の合計所得金額
45万円以上
900万円以下5万円3万円0万円
900万円超 950万円以下4万円2万円0万円
950万円超 1,000万円以下2万円1万円0万円

少額投資非課税制度(NISA)に関する改正

つみたてNISAの創設

 家計の安定的な資産形成を支援する観点から、特に少額からの積立・分散投資を促進するため、非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度(いわゆる「つみたてNISA」)が創設されました。

 詳しくは金融庁ホームページ「つみたてNISAの概要別ウィンドウで開く」をご確認ください。

非課税期間満了時の上場株式等の移管に係る移管時の価格の上限額の撤廃

 少額投資非課税制度(NISA)および未成年者を対象とした少額投資非課税制度(ジュニアNISA)については、非課税管理勘定での保有期間(最長5年)が終了した場合、他の年分の非課税管理勘定に移管することができ、移管できる上場株式等については、移管時における価額(時価)で120万円までとされていましたが、移管時における価額(時価)の上限額(注)を撤廃することとされました
(注)平成30年12月31日以後に非課税期間が満了する上場株式等について適用されます。

 詳しくは、金融庁ホームページ「NISAの概要別ウィンドウで開く」をご確認ください。

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