インフルエンザワクチン接種について
2024年4月1日
ページ番号:623095
1. 病気について
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。感染した人の咳やくしゃみにより空気中に広がったウイルスを吸い込む、もしくは手に付着したウイルスが鼻や口の粘膜を通して体内に入り感染します。インフルエンザの症状は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れ、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎を伴う等、重症になることがあります。
2. ワクチンについて
インフルエンザワクチンは毎年、流行予測により選定される、A型株2種類、B型株2種類の型4種類のウイルス株で構成された4価ワクチンです。重症化や合併症の発病を予防する効果は証明されており、高齢者については、接種しなかった場合に比べて死亡の危険を1/5に、入院の危険を1/3~1/2に減少させることが期待できます。ワクチンの予防効果が現れるのは、接種後2週間から5か月程度と考えられています。
3. 副反応について
主な副反応は接種部位の発赤、腫れ、痛みが接種者の10~20%に起こり、全身反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが接種者の5~10%に起こりますが、いずれも通常2~3日でなくなります。
また、稀にみられる重い副反応としては、アナフィラキシー様症状(接種後30分以内に出現する呼吸困難等の重いアレルギー反応のこと)が見られることがあります。
その他、重い副反応としてギラン・バレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑などが報告されています。
4. 実施期間
10月1日から翌年1月31日まで
5. 接種年齢・接種回数
対象年齢 | 接種回数 |
---|---|
65歳以上、及び60から64歳で心臓・腎臓・呼吸器等に身体障がい者1級相当の障がいがある市民 | 1回 |
他のワクチンとの接種間隔については、「予防接種の接種間隔」ページをご覧ください。
6. 接種場所
「各種予防接種委託医療機関」ページをご覧ください。
7. 予防接種の注意事項
「予防接種の注意事項」ページをご覧ください。
8. 関連情報
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