瑞龍寺(ずいりゅうじ)(通称:鉄眼寺)
2015年4月1日
ページ番号:1088
所在地:浪速区元町1丁目10番
黄檗宗萬福寺末寺で薬師三尊を本尊としています。鉄眼和尚は、わが国に一切経の版木がないのを嘆き、全国行脚募財の末、一切経の木版6956巻32万頁を完成しました。その間洪水と飢饉に苦しむ人々を救うため、一切経の募財を救済に投じ、三度目に目的を遂げ「鉄眼は一生に三度一切経を刊行せり」といわれ、その徳の高さから一般に鉄眼寺といわれています。境内には「鉄眼禅師茶毘処地」の碑があります。
大阪市顕彰史跡・顕彰碑
[碑文]
鉄眼禅師荼毘処地
禅師は寛永7年(1630)熊本県に生まれこの地で没するまで、鉄眼版一切経の出版を行うとともに窮民の救済に尽くし救世の大士といわれた。