大乗坊と毘沙門天王立像
2015年4月1日
ページ番号:1098
所在地:浪速区日本橋3丁目6番
もとは、四天王寺東北方牛崎(筆ヶ崎)にあり天文・天正年間に織田信長の焼き討ちで現地に逃れ再興された大乗坊は、宝暦年間には信者の寄進による広大な寺域を持ち、以来「長町の毘沙門さん」として信仰されてきました。御前立の立像は肩に鬼の面が彫り込まれており鎌倉中期の作品と推定され、重要文化財の指定を受けています。また、本尊秘仏の「毘沙門天王立像」は、日本の四大毘沙門天王像の一つで、5月と11月の第2日曜日に御開帳されます。