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浪曲

[2009年3月16日]

保持者

春野百合子(本名 佐伯 昌)

主たる舞台

天王寺区逢坂2丁目6-13 一心寺シアター/他

紹介

春野百合子(本名 佐伯 昌)/写真

 浪曲とは邦楽の中で声楽に分類され、そのうち三味線を伴奏とする大衆的な語り物のひとつである。明治初頭に東京では浪花節と呼称されたが、大正期以降全国的に浪曲と呼ばれた。江戸時代の門付け、大道芸が母胎となり、節調(メロディ)と物語性を加味してできあがった。明治30年代には、落語や講談を上回る人気となった。春野百合子氏は2代目吉田奈良丸、初代春野百合子を両親にもち、天腑の才に加え繊細で情緒豊かな世話物を得意とした。常に新しい試みに挑戦し、文芸浪曲の分野を開拓した。数々の受賞歴が示すように、関西浪曲界の最高峰として長く活躍した。社会的貢献度も高く、長く浪曲親友協会の会長を務め、現在も多数の門人を指導している。