うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト
2023年2月27日
ページ番号:5308
トピックス
- 2023年3月、大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム
が開業します。
- 2023年2月、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称が「グラングリーン大阪
」に決定しました。
- 2022年9月、うめきた2期におけるイノベーション支援の役割を担う中核機能運営法人「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構
」(U-FINO)が設立されました。
うめきたプロジェクトについて

うめきた地区は先行開発区域(グランフロント大阪)と2期区域(グラングリーン大阪)とに分けられます。
先行開発区域(グランフロント大阪)は2013年のまちびらき以来、梅田の新たな顔として多くの市民に親しまれています。
2期区域では2024年夏頃の一部先行まちびらきに向け開発が進められているほか、新駅設置をはじめ数々の都市基盤整備事業も同時に行われており、うめきた地区周辺の道路交通の円滑化や交通事故の解消も期待されています。
うめきたプロジェクトの主な経緯
全体に関すること
2002年7月 都市再生緊急整備地域に指定
2002年9月 大阪駅北地区国際コンセプトコンペの実施(2003年3月公表)
2004年3月 「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」の設立
2004年7月 「大阪駅北地区まちづくり基本計画」を策定
2012年1月 特定都市再生緊急整備地域に指定
2012年9月 「大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会」の設立

先行開発区域に関すること
2004年12月 土地区画整理事業、道路、駅前広場の都市計画決定
2006年2月 地区計画、用地地域等の都市計画決定、URによる開発事業者募集開始
2006年5月・11月 開発事業者決定
2008年2月 地区計画・都市再生特別地区の都市計画変更
2010年3月 工事着工
2013年4月 まちびらき(グランフロント大阪開業)2期区域に関すること
2009年7月 大阪駅北地区2期開発ビジョンを策定
2011年4月 土地区画整理事業、道路、都市高速鉄道、駅前広場の都市計画決定
2013年10月 うめきた2期区域開発に関する民間提案募集(1次募集)を実施(2014年3月公表)
2015年3月 うめきた2期区域まちづくりの方針を決定
2017年1月 地区計画、用途地域等の都市計画決定
2017年12月 URによる開発事業者募集(2次募集)開始
2018年7月 開発事業者決定
2019年3月 都市公園の都市計画決定
2020年4月 地区計画、都市再生特別地区、土地区画整理事業の都市計画変更
2020年12月 開発事業者による民間工事着手
2023年 JR東海道線支線地下化・大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業
2024年夏頃 一部区域の先行まちびらき(予定)
2027年度 うめきた2期区域の全体まちびらき
これまでの詳細な経緯について
うめきたプロジェクトに関するより詳細な経緯は次のページをご覧ください。
先行開発区域(グランフロント大阪)
先行開発区域はうめきた地区の西側約7haを示し、開発事業者12社により提案・開発が進められ、2013年4月にグランフロント大阪が開業しました。
グランフロント大阪は知的創造拠点「ナレッジキャピタル」を核として、商業施設、オフィス、ホテル、住宅から構成されており、その内外にうめきた広場やナレッジプラザ、水景、地上・屋上の庭園などのパブリックスペースが散りばめられています。
これらの施設について、民間のタウンマネジメント組織がまちの一体的な管理・運営を担い、歩道空間を活用したオープンカフェ等の取組みを展開しています。
ナレッジキャピタル
ナレッジキャピタルは、グランフロント大阪の中核となる「知的創造・交流の場」として、北館の地下2階から13階に点在しています。
分野を超えて多様な人々が集まる会員制サロン「ナレッジサロン」や、まだ完成していない技術やプロジェクトを発表できる場・体験できる場「The Lab.」を中心に、イノベーションを生み出すプラットフォームの機能を担っています。
- 運営者:一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO
- 関連ページ:ナレッジキャピタル
タウンマネジメント
グランフロント大阪では、まちの周辺の道路空間がまちのイメージ形成し、まちの価値になると考え、まちと一体的な整備・管理・利活用を進めています。都市再生特別措置法に基づく道路占用許可の特例制度により歩道空間を利活用し、オープンカフェや広告板・バナー等の設置による良好な都市景観の創出並びにまちの日常の賑わいづくりを推進しています。
- 運営者:一般社団法人グランフロント大阪TMO
- 関連ページ:エリアマネジメント活動促進制度
2期区域
2期区域では、【「みどり」と「イノベーション」の融合拠点】をまちづくりの目標にしています。
地区全体でおよそ8haの「みどり」を確保し、世界の人々を惹きつける魅力を備えた「みどり」と一体となって、新産業創出、 国際集客・交流、知的人材育成を図り、イノベーションを創出します。
また、2期区域の都市基盤整備を行うため、JR東海道線支線地下化事業及び新駅設置事業、土地区画整理事業、都市公園事業により、道路や公園等の整備を行うことを計画しています。
JR東海道線支線地下化及び新駅設置事業
JR東海道線支線の大阪駅北付近約2.4kmにおいて鉄道を地下化します。これにより1箇所の踏切除去と2箇所の高さ制限のある鉄道と道路との立体交差部分を解消して都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化も期待されます。
また、新駅(大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム)を設置し、特急「はるか」、「くろしお」を停車させることで、関空、和歌山方面からのアクセスの向上を図り、より強力な国際競争力をもつ地域の形成をめざします。
2023年2月13日にJR東海道線支線の地下化切換を行い、2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)地下ホームが開業されます。
- 事業主体:大阪市建設局道路部街路課鉄道交差担当、JR西日本
土地区画整理事業
この事業は、うめきた2期区域において大阪駅前にふさわしい土地利用を支える道路や駅前広場(大阪西口広場)などの都市基盤の整備を行うものです。これにより、宅地の利用増進と梅田エリアの道路交通の円滑化を図ります。

都市公園事業
2期区域の中心部に約4.5haの都市公園を整備します。広域避難地としても機能する都市公園を整備することで、当区域の防災機能の向上を図るとともに、圧倒的で比類なき魅力を備えた「みどり」を中心とした、世界の人々を惹きつける「大阪の顔」となる都市空間を備えたまちづくりの実現をめざします。
うめきたのまちにふさわしい素敵な“みどり”の空間を多くの皆様とともに「つくり・育てる」ため、「うめきたみどり募金」にも取り組んでおります。
- 事業主体:UR都市機構
、大阪市建設局公園緑化部調整課
まちづくりの方針・計画等
- 大阪駅北地区全体構想(2003年10月策定)
- 大阪駅北地区まちづくり基本計画(2004年7月策定)
- 大阪駅北地区2期開発ビジョン(2009年7月策定)
- 大阪駅周辺地域都市安全確保計画(2013年4月作成)
- 特定都市再生緊急整備地域(大阪駅周辺地域)整備計画(2013年4月作成、2015年7月変更、2021年9月変更)
- 外国企業を呼び込むための地域戦略(2014年9月作成、2017年11月変更)
- 大阪駅周辺地域部会
- うめきた2期区域まちづくりの方針(2015年3月策定)
- 都市再生整備計画「うめきた先行開発地区」(計画期間:平成25年度~平成29年度)
- 都市再生整備計画「うめきた先行開発地区」(計画期間:平成30年度~令和4年度)
- 都市再生整備計画「うめきた先行開発地区」(計画期間:令和5年度~令和9年度)
- 都市再生整備計画「うめきた2期地区」(計画期間:令和4年度~令和8年度)
関連リンク
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 大阪都市計画局拠点開発室広域拠点開発課北エリアグループ
住所:〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16(大阪府咲洲庁舎33階)
電話:06-6210-9327
ファックス:06-6210-9329