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うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト

2024年2月28日

ページ番号:5308

トピックス

うめきたプロジェクトについて

 うめきた地区とは、旧梅田貨物駅にあたる約24haの区域を指し、鉄道4社7駅が乗り入れ、1日約240万人が行きかう西日本最大のターミナルエリアに位置します。このポテンシャルを活かし、大阪、関西の発展をけん引し日本の国際競争力を強化する新たな拠点として2002年から開発が始動しました。

うめきた地区の全景

 うめきた地区は先行開発区域(グランフロント大阪)と2期区域(グラングリーン大阪)とに分けられます。

 先行開発区域(グランフロント大阪)は2013年のまちびらき以来、梅田の新たな顔として多くの市民に親しまれています。

 2期区域では2024年9月6日(金曜日)の先行まちびらきに向け開発が進められているほか、新駅設置をはじめ数々の都市基盤整備事業も同時に行われており、うめきた地区周辺の道路交通の円滑化や交通事故の解消も期待されています。

うめきたプロジェクトの主な経緯

全体に関すること

2002年7月 都市再生緊急整備地域に指定

2002年9月 大阪駅北地区国際コンセプトコンペの実施(2003年3月公表)

2004年3月 「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」の設立

2004年7月 「大阪駅北地区まちづくり基本計画」を策定

2012年1月 特定都市再生緊急整備地域に指定

2012年9月 「大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会」の設立

先行開発区域に関すること

2004年12月 土地区画整理事業、道路、駅前広場の都市計画決定

2006年2月  地区計画、用地地域等の都市計画決定、URによる開発事業者募集開始

2006年5月・11月 開発事業者決定

2008年2月  地区計画・都市再生特別地区の都市計画変更

2010年3月  工事着工

2013年4月  まちびらき(グランフロント大阪開業)

2期区域に関すること

2009年7月  大阪駅北地区2期開発ビジョンを策定

2011年4月  土地区画整理事業、道路、都市高速鉄道、駅前広場の都市計画決定

2013年10月 うめきた2期区域開発に関する民間提案募集(1次募集)を実施(2014年3月公表)

2015年3月  うめきた2期区域まちづくりの方針を決定

2017年1月  地区計画、用途地域等の都市計画決定

2017年12月 URによる開発事業者募集(2次募集)開始

2018年7月  開発事業者決定

2019年3月  都市公園の都市計画決定

2020年4月  地区計画、都市再生特別地区、土地区画整理事業の都市計画変更

2020年12月  開発事業者による民間工事着手

2022年9月  一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)を設立

2023年     JR東海道線支線地下化切換(2月)・大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業(3月)

これまでの詳細な経緯について

うめきたプロジェクトに関するより詳細な経緯は次のページをご覧ください。

うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト 事業経緯

今後の予定

20249月6日(金曜日)先行まちびらき

  • 北街区賃貸棟(ホテル、中核機能施設、商業施設)
  • うめきた公園のサウスパークの全面区域及びノースパークの一部区域
  • 西口広場(うめきたグリーンプレイス)内の歩行者デッキ

2025年春頃

  • 南街区賃貸棟(オフィス、ホテル、中核機能施設、商業施設)
  • 西口広場(うめきたグリーンプレイス)全面開業(商業施設、歩行者広場、駅前広場 等)

202512月下旬 北街区分譲棟完成

2026年度末 基盤整備完了

2027年度 全体まちびらき

先行開発区域(グランフロント大阪)

 先行開発区域はうめきた地区の東側約7haを示し、開発事業者12社により提案・開発が進められ、2013年4月にグランフロント大阪が開業しました。

 グランフロント大阪は知的創造拠点「ナレッジキャピタル」を核として、商業施設、オフィス、ホテル、住宅から構成されており、その内外にうめきた広場やナレッジプラザ、水景、地上・屋上の庭園などのパブリックスペースが散りばめられています。

 これらの施設について、民間のタウンマネジメント組織がまちの一体的な管理・運営を担い、歩道空間を活用したオープンカフェ等の取組みを展開しています。

ナレッジキャピタル

 ナレッジキャピタルは、グランフロント大阪の中核となる「知的創造・交流の場」として、北館の地下2階から13階に点在しています。

 分野を超えて多様な人々が集まる会員制サロン「ナレッジサロン」や、まだ完成していない技術やプロジェクトを発表できる場・体験できる場「The Lab.」を中心に、イノベーションを生み出すプラットフォームの機能を担っています。

タウンマネジメント

 グランフロント大阪では、まちの周辺の道路空間がまちのイメージ形成し、まちの価値になると考え、まちと一体的な整備・管理・利活用を進めています。都市再生特別措置法に基づく道路占用許可の特例制度により歩道空間を利活用し、オープンカフェや広告板・バナー等の設置による良好な都市景観の創出並びにまちの日常の賑わいづくりを推進しています。

2期区域

 2期区域では、【「みどり」と「イノベーション」の融合拠点】をまちづくりの目標にしています。

 地区全体でおよそ8haの「みどり」を確保し、世界の人々を惹きつける魅力を備えた「みどり」と一体となって、新産業創出、 国際集客・交流、知的人材育成を図り、イノベーションを創出します。

うめきた2期区域都市基盤整備事業
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 また、2期区域の都市基盤整備を行うため、JR東海道線支線地下化事業及び新駅設置事業、土地区画整理事業、都市公園事業により、道路や公園等の整備を行うことを計画しています。

JR東海道線支線地下化及び新駅設置事業

 JR東海道線支線の大阪駅北付近約2.4kmにおいて鉄道を地下化します。これにより1箇所の踏切除去と2箇所の高さ制限のある鉄道と道路との立体交差部分を解消して都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化も期待されます。

 また、新駅(大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム)を設置し、特急「はるか」、「くろしお」を停車させることで、関空、和歌山方面からのアクセスの向上を図り、より強力な国際競争力をもつ地域の形成をめざします。

 2023年2月13日にJR東海道線支線の地下化切換を行い、2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)地下ホームが開業しました。

土地区画整理事業

 この事業は、うめきた2期区域において大阪駅前にふさわしい土地利用を支える道路や駅前広場(大阪西口広場)などの都市基盤の整備を行うものです。これにより、宅地の利用増進と梅田エリアの道路交通の円滑化を図ります。

2期開発区域の都市基盤整備概要

都市公園事業

 2期区域の中心部に約4.5haの都市公園を整備します。広域避難地としても機能する都市公園を整備することで、当区域の防災機能の向上を図るとともに、圧倒的で比類なき魅力を備えた「みどり」を中心とした、世界の人々を惹きつける「大阪の顔」となる都市空間を備えたまちづくりの実現をめざします。

 うめきたのまちにふさわしい素敵な“みどり”の空間を多くの皆様とともに「つくり・育てる」ため、「うめきたみどり募金」にも取り組んでおります。

中核機能運営組織

 まちの中核機能である新産業創出に向けて、2022年9月に「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)」が開発事業者により設立されました。

 U-FINOには、開発事業者の他、大阪府、大阪市、公益社団法人関西経済連合会及び大阪商工会議所が参画し、官民一体で、新技術を持つ研究者や事業者などの多様な人材を繋げ、研究開発等のプロジェクト創出をコーディネートする役割を担うことをめざし、活動を行っています。

まちづくりの方針・計画等

関連リンク

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 大阪都市計画局拠点開発室広域拠点開発課北エリアグループ

住所:〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16(大阪府咲洲庁舎33階)

電話:06-6210-9327

ファックス:06-6210-9329

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