学習支援教室「きらきら」で「お菓子でものづくり体験」が開催されました

　令和7年11月17日(月曜日)、学習支援教室「きらきら」で「お菓子のものづくり体験」が開催されました。学習支援教室「きらきら」は、西淀川インターナショナルコミュニティーが毎週月曜日に外国にルーツをもつ小学生を対象とした、日本語習得や教科理解を促すための学習支援教室です。この日は、フィリピン、ブラジル、ペルー、パキスタンにルーツをもつこどもたち9名が参加しました。

　最初に、西淀川区に本社がある縁から、今回ご協力いただいたグリコマニュファクチャリングジャパン株式会社より、チョコレートの製造について講義があり、こどもたちは実際に材料に触れたり、クイズに答えたりしながら、楽しく学びました。

　そのあと、保護者やボランティアの支援者に見守られながら、カプリコやビスコをクリームで貼りつけるなどの工夫をしながら、飛行機や家など、思い思いの作品を作りました。

　あるこどもは、「将来グリコで働きたい」という夢を話してくれました。支援者からは、「通常の活動では、保護者とは送迎で会うものの、あまり話す機会がなく、今回の活動でじっくり話せたのでよかった」との声がありました。

　今後も、西淀川区に暮らす外国にルーツを持つこどもが楽しみながら学習を深めていくことができるような活動が続くことを期待します。