職員紹介(消火隊1)
2024年7月3日
ページ番号:571681
プロフィール
•氏名 山本 大貴
•採用年月 令和2年10月
•現在の担当 警防担当(消火隊)
経歴
- 令和2年10月 消防学校(初任教育)
- 令和3年4月 生野消防署 警防担当(消火隊)
インタビュー
現在の仕事内容
私は消火隊として日々勤務しています。火災現場では、筒先を持ち消火活動を行うことが仕事です。
消防学校を修業して所属へ配置された当初、私は初めての災害現場で先輩にフォローしてもらうばかりで、教わったことが上手くできませんでした。その時のことがとても悔しく、空き時間を見つければホースの延長訓練などを行い、日々自己研鑽を重ねるようにしています。決して上手くいくことばかりでありませんが、訓練を積み重ねてきたことが現場活動で思うとおりに出来たとき、この仕事にやりがいを感じます。
また、火災現場だけではなく、救助現場で救助隊への支援活動や救急の連携活動隊として出場することも多くあります。その他にも建物の立入検査や事務処理業務なども行っており、日々勉強する事ばかりです。しかしながら、その積み重ねが人の命を救うことに必ずつながると思っています。
消防士を選んだ理由
私が消防士をめざしたきっかけは、中学校の時に少年野球時代の監督に「消防士になれ」と言われたことがきっかけです。監督は奈良県の消防署に勤めておられました。それから高校生になり2004年に発生した新潟中越地震で救助隊が土砂崩れに巻き込まれた車から少女を助け出す動画を見る機会があり、その時の消防士の姿が目に焼き付いて忘れられず、いつか自分も災害現場で助けを求めている人を助けたいと言う思いが募り、消防士をめざしました。
職場の雰囲気
私が思う消防署の人は、怖い上司や先輩がいて毎日怒られる日々が続くと思っていました。しかし、実際は優しい方ばかりでたくさんのことを教えてもらっています。もちろん火災現場や訓練では厳しくなりますが、事務や食事をしている時などはとても優しく接してもらっています。
消防学校を修業して所属に配属された当初は災害現場での活動方法や仕事内容など、思うようにうまく対応できませんでしたが、ホース延長方法や消火方法、燃えている建物の構造の違いによって活動の仕方が変わることなど一つひとつ丁寧に教えていただきました。また、救助現場での活動や、救急支援活動などの災害現場での活動方法や、消防の立入検査や地水利調査などの業務のことなど様々なことを教えていただいています。
将来の目標
将来の目標は、救助隊員になり災害現場で助けを求めている人を一人でも多く助けることです。
消防士をめざしたきっかけも、救助隊員が災害現場で勇猛果敢に少女を助け出す姿に憧れたことからでした。現在は消火隊と救急隊の隊員として日々勤務していますが、消火隊や救急隊の知識や技術を習得することで、様々な分野の知識や経験を身に付けた救助隊員になりたいと思っています。
休日の過ごし方
受験生へのメッセージ
私は23歳で消防士になることができました。一度は一般企業に就職し、消防士になることを諦めかけたこともあります。ですが、どうしても消防士になることが諦めきれず、試験勉強と体力トレーニングを続け、5年目で消防士になることができました。消防士をめざす皆さんも時には挫けそうになる時もあると思いますが、絶対に消防士になることを諦めず、頑張ってください。消防の仕事は困難な状況下で活動することがほとんどですが諦めずやり遂げた達成感は素晴らしいものです。