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平成30年度の家庭系ごみ組成分析調査結果について

2020年1月10日

ページ番号:444225

平成30年度の家庭系ごみ組成分析調査結果の概要

大阪市では、平成28年3月に改定した一般廃棄物処理基本計画の減量目標「令和7年度のごみ処理量:84万トン」をめざし、これまでの減量施策に加え、市民・事業者・大阪市の連携のもと、ごみの発生抑制や再使用の取組(2R)をより一層進めることとしています。これらの取組を効果的に実施するため、平成30年9月から10月にかけて、家庭系ごみ(普通ごみ、資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類)の組成分析調査を行いました。

調査の結果、家庭系ごみ全体では、重量比で紙類が約39パーセント、厨芥類(食品系の生ごみ)が約21パーセント、プラスチック類が約17パーセントと、3種で約8割を占めていました。また、家庭系ごみのうち、普通ごみに含まれる厨芥類の重量比での割合は約29パーセントであり、そのうち、いわゆる「食品ロス(手を付けていない食料品と食べ残し)」が約11パーセント(生ごみの約3分の1)でした。これは、平成30年度のごみ量から単純に推計すると、約3.7万トンもの量になります。

調査目的

家庭系ごみの組成実態及び分別排出状況を調査することにより、ごみ減量施策の進捗を把握する。

調査の内容

(1)調査対象ごみ
   家庭系ごみ(普通ごみ、資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類)

(2)調査対象地域
   市内6地域(1地域あたり概ね100世帯)

(3)調査期間
   平成30年9月19日(水曜日)から平成30年10月8日(月曜日)

家庭系ごみ全体の組成調査結果

家庭系ごみ全体の組成では、紙類の組成が最も多く(約39パーセント)、次いで厨芥類(約21パーセント)、プラスチック類(約17パーセント)と、3種だけで全体の約8割を占めています。

家庭系ごみ組成率の推移

家庭系ごみ組成率の推移(平成29年度、平成30年度の結果)
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家庭系ごみ組成量の推移

家庭系ごみ組成量の推移(平成26年度から平成30年度)
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(注)棒グラフは家庭系ごみ総量を示す

家庭系ごみのうち普通ごみの組成調査結果

普通ごみの組成結果では、資源化可能な紙類の割合が増えていたものの、容器包装プラスチック対象品目や食品ロスの割合は減少していました。しかし、普通ごみに含まれる資源化可能物は、全体のおよそ4分の1となっており、依然として大きな割合を占めています。

普通ごみの組成率の推移

普通ごみ組成率の推移(平成29年度、平成30年度の結果)
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普通ごみ組成量の推移

普通ごみ組成量の推移(平成26年度から平成30年度)
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(注)棒グラフは普通ごみ総量を示す

普通ごみに含まれる資源化可能物の排出状況

普通ごみに含まれる資源化可能物の排出状況(平成26年度から平成30年度)
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(注)棒グラフは普通ごみ総量を示す

普通ごみに含まれる厨芥類の排出状況

普通ごみに含まれる厨芥類排出状況
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組成分析結果の推移

組成分析調査結果の推移(平成26年度~30年度)

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ごみを減らすために

紙ごみを減らすために

大阪市では、平成25年10月から「古紙・衣類」の分別収集を全市実施しています。新聞、段ボール及び雑誌以外にもシュレッダーした紙、紙箱、はがきや封筒等も対象となります。「普通ごみ」での排出を減らすため、引き続き分別排出の徹底に努めていただきますようお願いします。

厨芥類(食品系の生ごみ)を減らすために

大阪市では、「食品ロス」の削減をはじめとした、生ごみ減量のため、「生ごみ"3きり"(使いきり、食べきり、水きり)運動」「30・10(さんまるいちまる)運動」などをご紹介させていただいています。これからも、市民の皆様が簡単に実践していただける取組事例を積極的に情報発信していきますので、ご協力のほどお願いします。

プラスチックごみを減らすために

容器包装プラスチックの分け方の例をご参考にしていただき、分別収集にご協力をお願いします。
また、大阪市では、平成31年1月大阪府と「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を行い、令和元年5月31日に「プラスチックごみ削減目標」を策定しました。目標達成に向け、「大阪エコバッグ運動(急な買い物の時も含めてレジ袋を使用することのないよう、エコバッグを常に携帯する運動)」等にご協力いただき、プラスチックごみの発生抑制に努めていただきますようお願いします。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 環境局事業部家庭ごみ減量課

住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)

電話:06-6630-3259

ファックス:06-6630-3581

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