大阪市公立学校教員採用選考テストにかかる先輩教員からのメッセージについて【幼稚園教諭編】

大阪市で勤務する先輩教員から、大阪市教員採用選考テストの受験をお考えのみなさんへメッセージをいただきました。

ぜひ参考にしてください。

　教員という仕事をしているうえで、大切にしていることは、「子どもを1番に考える」ということです。　

　日々の保育の中では、想定通り進まないことも多く、「せっかく用意したのになぁ」「ここまで進めたかったのに、うまくいかなかった」と、困ることもありますが、どの瞬間でも子ども達を想って選択・判断することが大切だと思います。先生が子どもを1番に考え、大切に想っていることは、子ども達にも伝わると思っています。

　採用選考テスト受験に向けて勉強する中で、不安な気持ちになった時は、現場に行って思う存分子ども達と関わり、パワーをもらうといいと思います。私は、子ども達が「本当の先生になれるようにがんばってね」と言ってくれたことが、やる気アップにつながりました。

　教員の仕事は、大変なことも多々ありますが、自分も成長できる仕事だと考えています。毎日がとても濃く、充実しています。

　毎日、子ども達と過ごす中で、子ども達の「できた！」という喜びや「楽しいな」と感じている笑顔を間近で見ることができることに、やりがいを感じます。特に、年長児の修了を迎えた時には、子ども達の成長を実感し、大きな喜びを感じることができました。

　日々、子ども達に関わっているからこそ、一人ひとりの小さな成長も感じ取ることができ、毎日が充実し、楽しいことでいっぱいです。

　私が教員を志望したきっかけは、小学生の時に出会った先生の影響を受けたことです。一人ひとりの子どもに真剣に向き合い、寄り添ってくれる先生との出会いから、教育の基礎を培う幼児期の教育に携わりたいと思うようになりました。

　これから採用選考テストの受験を考えている皆さんにも、それぞれめざそうと思ったきっかけがあると思います。その思いを原動力にして、採用選考テストに臨んで欲しいと思います。

（注）写真・所属等は、取材時（令和4年6月～7月）のもの

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