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新型コロナワクチン接種について

2024年11月18日

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新型コロナウイルス
NEW 令和6年10月1日から令和7年1月31日まで、新型コロナワクチンの定期接種を実施しています。

1. 病気について

 人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。
 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)については、まだ未知の部分が多くありますが、発熱やのどの痛み、咳が長引くことが多く、強いだるさが特徴で、重症化すると肺炎を起こすと考えられています。また、特に高齢者や基礎疾患のある方等は重症化しやすい可能性が考えられています。

2. ワクチンについて

 定期接種に用いる新型コロナワクチンの種類(ワクチンに含まれる株)は、当面は毎年見直すこととされており、令和6年度は薬事承認された5社の『オミクロン株JN.1系統の1価ワクチン』を使用します。

定期接種で使用可能な新型コロナワクチンについて(5社 順不同)
mRNAワクチン 組み換えタンパクワクチン 
 ・ファイザー社・モデルナ社・第一三共社
・Meiji Seikaファルマ社(レプリコンワクチン)
 ・武田薬品工業社

 新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナ感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。
 2023/24シーズン(令和5年度秋冬の接種)で用いられたオミクロンXBB.1.5系統対応ワクチンの効果として、新型コロナ感染症による入院を約40~70%程度予防した等の報告が国内外で行われています。
※VERSUSStudy第11報(2024)、EuroSurveill.2024;29(1)、JAMAInternMed.2024;e241640、MMWR.2024;73:180-188L

 出典:厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンの有効性・安全性について」別ウィンドウで開く


 新型コロナワクチンの詳細は、厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンQ&A」別ウィンドウで開くをご覧ください。また、5社のワクチンの詳細は、それぞれの製造販売業者の被接種者向けのリーフレットをご確認ください。

3. 副反応について

 新型コロナワクチンの主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。いずれの症状も大部分は接種の翌日をピークに発現し、数日以内に回復しています。
 また、非常にまれですが、重大な副反応としてmRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

各社ワクチンの副反応について
発現割合 症状
mRNAワクチン 組み換えタンパクワクチン
ファイザー社 モデルナ社 第一三共社 Meiji Seika ファルマ 武田社
50%以上 痛み※1、疲労、頭痛 痛み※1、疲労、頭痛 痛み※1、倦怠感 痛み※1 痛み※1、疲労、筋肉痛、頭痛
10~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、下痢、腫れ※1 筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫れや痛み、発熱、腫れ※1、しこり※1、赤み※1 熱感※1、腫れ※1、赤み※1、かゆみ※1、しこり※1、頭痛、発熱、筋肉痛 倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、腫れ※1、しこり※1、赤み※1 倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐
1~10% 赤み※1、リンパ節の腫れや痛み、嘔吐、疼痛 遅発性反応(痛み・腫れ・赤み等)※2 遅発性反応(赤み・腫れ・かゆみ、熱感、しこり、痛み)※2、リンパ節の腫れや痛み、発疹、腋の痛み かゆみ※1、下痢、吐き気・嘔吐 腫れ※1、しこり※1、赤み※1、発熱、手足の痛み

※1 ワクチンを接種した部位の症状
※2 接種後7日目以降に現れる、ワクチンを接種した部位の症状
 出典:厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンQ&A」別ウィンドウで開く(各社の添付文書より厚労省において作成)

4. 接種年齢・接種回数

新型コロナワクチン
接種年齢 接種回数
65歳以上の方 1回
60から64歳で一定の障がいを有する方※ 1回

※60歳から64歳で、心臓、腎臓または呼吸器の機能により、身の回りの生活が極度に制限される程度の障がいのある方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能により、日常生活がほとんど不可能な程度の障がいのある方(身体障がい者1級相当)

他のワクチンとの接種間隔については、「予防接種の接種間隔」をご覧ください。

5.実施期間

10月1日から翌年1月31日

6.接種費用

3,000円(実施医療機関にお支払いください)


次に該当する方は、接種日当日に医療機関の窓口で確認できるものを提示(又は提出)することで、接種費用が免除されます。
(1)生活保護受給者の方
  保護決定通知書又は生活保護適用証明書などを医療機関でご提示ください。
(2)市民税非課税世帯の方(世帯員全員が非課税の方)

  • 介護保険料決定通知書(保険料段階が第1から第4段階の方に限る)
   介護保険負担限度額認定証などを医療機関で提示してください。
  • 課税証明書及び住民票
   世帯員が確認できる住民票及びそこに記載されている者の課税証明書が必要です。

   なお、課税証明書及び住民票を発行するにあたり、手数料が発生します。

(3)災害のために居住地において定期予防接種を受けることが困難な方
  保健福祉センターで申請し、予防接種実施願を医療機関に提出してください。


※以下の方は任意予防接種のため、接種費用は全額自己負担になります。

  • 年齢等が対象外の方の接種(「4.接種年齢・回数」以外の方)
  • 定期接種期間外の接種(「5.実施期間」以外での接種)
  • 定期接種期間中に2回以上接種した場合の2回目以降(定期接種期間中は「1回」のみが接種対象です)
  • 定期接種で使用するワクチン以外の接種(「2.ワクチンについて」以外のワクチンを接種)

7.持ち物・申請書類

健康保険証など住所・年齢が確認できる物を持参してください。
医療機関で「予診票」及び「予防接種実施申込書」をご記入ください。

8. 接種場所

各種予防接種委託医療機関ページをご覧ください。
取り扱いワクチンの種類は医療機関から提供のあった情報を掲載しています。

9. 予防接種の注意事項

予防接種の注意事項」ページをご覧ください。

10.ワクチンの説明書及びちらし

薬事承認された製造販売業者(5社)のリーフレット(順不同)

mRNAワクチン

コミナティ筋注(12歳以上)パンフレット
別ウィンドウで開く

ファイザー社
コミナティ筋注

スパイクバックス筋注(12歳以上)パンフレット
別ウィンドウで開く

モデルナ社
スパイクバックス筋注

ダイチロナ筋注パンフレット
別ウィンドウで開く

第一三共社
ダイチロナ筋注

コスタイベ筋注用パンフレット
別ウィンドウで開く

Meiji Seika ファルマ社
(レプリコンワクチン)
コスタイベ筋注用

組み換えタンパクワクチン

ヌバキソビッド筋注パンフレット
別ウィンドウで開く

武田薬品工業社
ヌバキソビッド筋注

11.新型コロナワクチン接種に関するお問い合わせについて

大阪府の副反応相談窓口

ワクチン接種後の副反応等に関する相談窓口です。
※あくまで電話相談であり、診療などの医療行為は行うことができません。
※明らかに緊急を要する場合は、119番をご利用ください。

  • 電話番号:06-7713-1778
  • FAX番号:06-7223-8319(聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方)
  • 対応時間:平日の9時から18時まで(但し、令和6年1230日から令和713日までを除く)
  • 対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語

厚生労働省の感染症・予防接種に関する相談窓口

感染症・予防接種に関する厚生労働省の電話相談窓口を設置しています。
※令和6年10月1日から電話番号が変わりました。

  • 電話番号:0120-469-283(フリーダイヤル)
  • 対応時間:平日の9時から17時まで(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
  • 対応言語:日本語のみ

12.よくある問い合わせ

Q1.接種券は送付されてくるのですか?

A1.接種券の送付はありません。対象者の方は、大阪市委託医療機関に直接お申し込みください。

Q2.新型コロナワクチンと他のワクチン(インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン等)は、同時接種可能ですか?また、接種間隔をあける必要はありますか?

 A2.新型コロナワクチンと他のワクチンとの同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。

Q3.定期接種として受けるには、65歳になった当日から接種可能でしょうか。

A3.65歳となる誕生日の前日から接種できます(予防接種における年齢の考え方については、誕生日の前日(24時)に1歳年をとると考えるため)。
 参考:厚生労働省通知「定期の予防接種における対象者の解釈について(事務連絡)別ウィンドウで開く

Q4.新型コロナワクチンを接種したことの証明書はもらえますか。

A4.令和6年10月1日以降に定期接種として接種された場合は、新型コロナワクチン接種証明書の発行はできません。接種日当日にお受け取りになる予診票上部が接種した際のお控えとなりますので、紛失されないようお気を付けください。
なお、令和6年3月31日以前に接種した新型コロナワクチンにかかる接種証明書は、必要な場合に申請に基づき発行しています。「令和6年3月31日までに接種された新型コロナウイルスワクチンの特例臨時接種に係る接種証明書について」をご確認ください。

13. 関連情報

予防接種の総合案内

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健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス10階)
電話:06-6647-0813
ファックス:06-6647-0803

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