第17回 びっくり離職しないで
2025年6月27日
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びっくり離職とは
びっくり離職とは・・・(確定診断を受けるために)がん専門病院を受診するまでに離職することです。
がんの疑いと知り、「体力的に続けられる自信がないから」「周囲に迷惑をかけてしまうから」と、確定診断を受ける前に仕事を辞めてしまっている人は少なくありません。
これからどんな治療をするのかもまだわからない段階で仕事をやめてしまう方がいます。

「がんになっても仕事を続ける」を当たり前に
実は・・・
仕事と治療の両立をめざすことが可能な時代になっています!
最近ではがん全体の5年生存率は60%を超え、「がんは治る時代」と言われています。
さらに!
今のがん治療は通院が中心です。仕事と治療の両立支援もあります

治療と仕事の両立支援
治療と仕事の両立支援は、患者である方が事業所(勤務先)へ申し出ることから始まります。

両立支援の流れ
〈STEP 0〉労働者(患者)が事業所(勤務先)へ申し出
〈STEP 1〉事業所と労働者が「勤務情報提供書」を作成
〈STEP 2〉労働者が主治医へ「勤務情報提供書」を提出
〈STEP 3〉主治医が「主治医意見書」を作成
〈STEP 4〉労働者が事業所へ「主治医意見書」を提出
〈STEP 5〉事業所は「主治医意見書」をもとに両立支援プランを作成

利用可能な支援制度、支援機関
利用できる制度には、傷病手当金、障害年金、助成金(「治療と仕事の両立支援助成金」を除くその他の助成金)等があります。
両立支援の相談ができる機関には、大阪府産業保健総合支援センター、ハローワーク、治療就労両立支援センター、がん相談支援センター等があります。

がんの相談先


大阪市内でも次の病院にがん相談ホットラインがあります。


がんの早期発見・早期治療に向けて
今年度加入している保険(健康保険証に記載のある保険者)や勤務先等でがん検診を受けましょう。
保険者や職場から、がん検診のお知らせが届いていませんか?お手元にない、という方は加入保険や職場へ確認してみましょう。
加入保険や職場等でのがん検診受診機会がない方は、大阪市のがん検診を此花区役所や医療機関で受けることができます。
最近ではがん全体の5年生存率は60%を超え、”がんは治る時代”と言われています。
さらに!今のがん治療は通院が中心です。
治療を受けながら仕事を続けている方も多くいます。できるだけ仕事を続けられるよう、
支援制度や支援機関を活用しましょう。

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