ページの先頭です

ヤングケアラー支援について

2022年1月7日

ページ番号:550590

ヤングケアラーはこんなこどもたちです。

 「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っているこどもたちのことです。こどもとしての時間を引き換えに、家事や家族の世話などに時間を費やすことで、友達と遊ぶことや勉強することができなかったり、学校に行けなかったり、遅刻するなど、こどもらしく過ごせていない可能性があります。

 ヤングケアラーが行っているケアの一例は次のとおりです。

  • 障がいや病気のある家族に代わり、買い物、料理、掃除、洗濯などの家事をしている。
  • 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている。
  • 障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている。
  • 目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている。
  • 日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている。
  • 家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている。
  • アルコール、薬物、ギャンブル問題を抱える家族に対応している。
  • がん、難病、精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている。
  • 障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている。
  • 障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている。

 なお、大人のケアラー(こころやからだに不調のある人の「介護」「看病」「療育」「世話」「気づかい」など、ケアの必要な家族や近親者、友人、知人などを無償でケアする方)についても、自分らしい生活が送れるよう支援が必要です。


このイラストは、一般社団法人日本ケアラー連盟が作成したケアの一例になります。

ダブルケアについて

 「ダブルケア」とは、子育てと介護が同時に行われている状態をいいます。
 子育てと介護が精神的、体力的な負担が大きく、また、誰に相談したらよいか分からず、問題を当事者だけで抱え込みがちになってしまいます。
 近年の晩婚化・晩産化や高齢化の進展を背景に、働き盛りの方がケアを担っている場合が多い状況にあることから、周囲の理解、中でも職場における配慮が重要です。

大阪市の取組

区役所のヤングケアラー相談窓口

大阪市の各区役所では、ヤングケアラー相談窓口を設置しています。

  • 自分はヤングケアラーかもしれない
  • 近くにヤングケアラーではないかと気になるこどもがいる

そういった場合は、ひとりで悩まずに各区役所の相談窓口に相談・連絡してください。

各区役所の相談窓口は、「ヤングケアラー相談窓口の設置について」で確認することができます。

ヤングケアラー寄り添い型相談支援事業

大阪市では、令和4年8月からヤングケアラー寄り添い型相談支援事業を実施しています。

  • 気軽にSNSやメールで相談したい。
  • オンラインサロンに参加して、同じ境遇のヤングケアラーと話しをしたい。

そういった場合は、当該事業をご利用をください。

事業の詳細は「ヤングケアラー寄り添い型相談支援事業」で確認することができます。

大阪市ヤングケアラー支援に向けたプロジェクトチームについて

 大阪市では、ヤングケアラーの支援に向け、今後の支援のあり方・対策の方向性を検討するため、副市長をリーダーとするプロジェクトチーム(区役所、福祉局、健康局、こども青少年局及び教育委員会事務局)を設置しています。

第6回会議(令和4年12月23日開催)

  1. 振り返り:大阪市立中学校生徒を対象としたヤングケアラー実態調査結果の概要
  2. 有識者からの意見を踏まえた支援策のとりまとめ状況
  3. ヤングケアラーへの支援策について(令和5年度予算要求事項)
  4. ヤングケアラーへの支援策について(その他)
  5. ロードマップについて
  6. その他

第5回会議(令和4年10月4日開催)

  1. 振り返り:大阪市立中学校生徒を対象としたヤングケアラー実態調査結果の概要(まとめ)
  2. 有識者から頂いた主な意見
  3. 現状と今後の取り組み、方向性について
  4. その他

第4回会議(令和4年7月14日開催)

  1. 大阪市立中学校生徒を対象にしたヤングケアラー実態調査の結果報告について
  2. 令和4年度の取組状況について
  3. 令和3年度実施 関係者及び市職員向けアンケート結果について
  4. その他

有識者からいただいた主な意見

  大阪市立中学校生徒を対象にしたヤングケアラー実態調査の結果報告を受けて、有識者からいただいた意見を掲載しています。

有識者からいただいた主な意見

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

第3回会議(令和3年12月23日開催)

  1. 支援に向けた取組について

     (1)国の取組(第5回PT会議(9月14日)など)

     (2)本市の取組

  2. その他

第2回会議(令和3年7月19日開催)

  1. 支援に向けた取組について

     (1)国の連携プロジェクトチーム報告(令和3年5月17日)

     (2)ヤングケアラーへの支援の状況

     (3)早期発見・把握に向けた研修について

     (4)優先して実施する支援策について

  2. 実態調査について

  3. ロードマップについて

  4. その他

第1回会議(令和3年5月13日開催)

  1. 全国実態調査の結果について
  2. 本市における実態調査の実施について

  3. 令和3年度のスケジュールについて

  4. ヤングケアラー支援への課題について

  5. その他

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • twitterでツイートする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声別ウィンドウで開くへお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市 こども青少年局企画部企画課企画グループ

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

電話:06-6208-8337

ファックス:06-6202-7020

メール送信フォーム

このページへの別ルート

表示