乳幼児期の予防接種はお済みでしょうか
2024年4月18日
ページ番号:5791
お母さんから赤ちゃんにプレゼントした免疫は時期が過ぎるにしたがって自然に失われていきます。このため、赤ちゃん自身が免疫をつくって病気を予防する必要がでてきます。これに役立つのが乳幼児期の予防接種です。
また、予防接種の種類によっては、乳幼児期の予防接種によってできた免疫を維持するために、小学生で追加接種するものもあります(DT2種混合(ジフテリア・破傷風)2期・日本脳炎2期)。
一度、お持ちになっている予防接種手帳でお子さんの予防接種の実施状況をご確認ください。もし、まだ接種していない予防接種がありましたら、住所地の各区保健福祉センター(保健福祉課または健康課または保健子育て課)にご相談ください。
※新型コロナウイルス感染症の発生に伴う定期予防接種の接種期間の延長を行っています。延長対象の年齢やワクチン種別等の詳細は市ホームページ「予防接種の最新情報」をご参照ください。
予防接種名 | 対象年齢 | 標準的な接種年齢 | 接種回数 | 接種間隔 | |
ヒブ(インフルエンザ菌b型) (注1) | 接種開始時期 | 生後2から7か月に至るまで | 接種開始時期が生後2から7か月に至るまでの間 | 4回 | 27〈20〉日以上の間隔をあけて3回 |
3回終了後7か月以上の間隔をあけて1回 | |||||
生後7から12か月に至るまで | 3回 | 27〈20〉日以上の間隔をあけて2回 | |||
2回終了後7か月以上の間隔をあけて1回 | |||||
生後12から60か月に至るまで | 1回 | ||||
小児用肺炎球菌(15価) (注1) | 接種開始時期 | 生後2から7か月に至るまで | 接種開始時期が生後2から7か月に至るまでの間 | 4回 | 27日以上の間隔をあけて3回 |
3回終了後60日以上の間隔をあけて生後12か月以降に1回 | |||||
生後7から12か月に至るまで | 3回 | 27日以上の間隔をあけて2回 | |||
2回終了後60日以上の間隔をあけて生後12か月以降に1回 | |||||
生後12から24か月に至るまで | 2回 | 60日以上の間隔をあけて2回 | |||
生後24から60か月に至るまで | 1回 | ||||
B型肝炎 (注2) | 1回目 | 生後1歳に至るまで | 生後2から9か月 | 3回 | 27日以上の間隔をあけて2回 |
2回目 | |||||
3回目 | 1回目から139日以上の間隔をあけて1回 | ||||
ロタウイルス (注3) | ロタリックス | 出生6週0日後から24週0日後 | 生後2か月から(初回接種は出生14週6日後までに終えること) | 2回 | 27日以上の間隔をあけて2回 |
ロタテック | 出生6週0日後から32週0日後 | 3回 | 27日以上の間隔をあけて3回 | ||
DPT-IPV-Hib5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ) (注4) | 1期初回 | 生後2から90か月に至るまで | 生後2から7か月 | 3回 | 20日以上の間隔をあけて3回 |
(生後7か月を過ぎて接種を開始しても、初回接種3回を接種する。) | |||||
1期追加 | 1期初回終了後6から18か月 | 1回 | 初回3回終了後6か月以上の間隔をあけて1回 | ||
DPT-IPV4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) (注4) | 1期初回 | 生後2から90か月に至るまで | 生後2から12か月 | 3回 | 20日以上の間隔をあけて3回 |
1期追加 | 1期初回終了後12から18か月 | 1回 | 初回3回終了後6か月以上の間隔をあけて1回 | ||
DPT3種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風 (注4) | 1期初回 | 生後2から90か月に至るまで | 生後2から12か月 | 3回 | 20日以上の間隔をあけて3回 |
1期追加 | 1期初回終了後12から18か月 | 1回 | 初回3回終了後6か月以上の間隔をあけて1回 | ||
DT2種混合(ジフテリア・破傷風) | 2期 | 11歳以上13歳未満 | 小学校6年生 | 1回 | |
ポリオ (急性灰白髄炎) (注4)(注5) | 初回 | 生後2から90か月に至るまで | 生後2から12か月 | 3回 | 20日以上の間隔をあけて3回 |
追加 | 初回終了後12から18か月 | 1回 | 初回3回終了後6か月以上の間隔をあけて1回 | ||
BCG (結核) (注6) | 生後1歳に至るまで | 生後5から8か月 | 1回 | ||
麻しん・風しん(MR) (注7) | 1期 | 生後12から24か月に至るまで | - | 1回 | |
2期 | 5から7歳未満であって小学校就学前1年間 | - | 1回 | ||
水痘(みずぼうそう)(注8) | 1回目 | 生後12から36か月に至るまで | 生後12から15か月に至るまでの間 | 2回 | 3か月以上の間隔をあけて2回 |
2回目 | 1回目終了後6から12か月に至るまでの間隔をおいて1回 | ||||
日本脳炎 (注9) | 1期初回 | 生後6から90か月に至るまで及び特例対象者 | 3歳 | 2回 | 6日以上の間隔をあけて2回 |
1期追加 | 生後6から90か月に至るまで及び特例対象者 | 4歳 | 1回 | 初回2回終了後6か月以上の間隔をあけて1回 | |
2期 | 9から13歳未満及び特例対象者 | 小学校4年生 | 1回 |
(注1)平成25年4月からヒブ、小児用肺炎球菌は定期接種になりました。また、平成26年4月からヒブの接種間隔の上限が撤廃されました。加えて、令和6年4月1日から小児用肺炎球菌の15価ワクチンが開始されました。
(注2)平成28年10月からB型肝炎は定期接種になりました。
(注3)令和2年10月からロタウイルスは定期接種になりました。
(注4)平成24年11月から4種混合が開始されました。また、平成26年4月から4種混合の接種間隔の上限が撤廃されました。また令和5年4月1日から、接種開始年齢が生後3月から生後2月に変更されました。加えて、令和6年4月1日から5種混合が開始されました。
(注5)平成24年9月から不活化ポリオに変更しました。また令和5年4月1日より、接種開始年齢が生後3月から生後2月に変更されています。
(注6)平成25年4月からBCGの対象年齢・標準的な年齢が変わりました。また、令和3年10月1日より大阪市内の委託医療機関においても個別接種を行っています。
(注7)特に希望のある場合は、麻しん、風しん単抗原ワクチンの接種も可能です。3期・4期は平成25年3月31日で終了しました。
(注8)平成26年10月から水痘と高齢者用肺炎球菌は定期接種になりました。
(注9)平成17年度から平成21年度にかけて、日本脳炎ワクチンの積極的な接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方(特例対象者)に対する接種機会の確保が図られることとなりました。また、平成26年4月から日本脳炎の接種間隔の上限の撤廃及び追加接種の接種間隔の下限が明確化されました。
◆予防接種の受け方
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健康局 大阪市保健所 感染症対策課 感染症グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス10階)
電話:06-6647-0813
ファックス:06-6647-0803