万博TIMES Vol.7 (5月21日(水曜日)配信)
2025年4月9日
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四季のある日本で感じる季節
大阪・関西万博の会期は4月13日から10月13日までの184日間。よく考えなくても来年の春とか来年の夏という表現は会場には存在しない。季節はたった1回しかやってこないのだ。もうそろそろ2回目の入場だという方もいるかもしれないが、ぜひ会場の中で季節を感じてほしい。
残念ながら今回の万博では大きなこいのぼりを掲げたパビリオンは見られなかった(パビリオン以外や小さなものがあったとの情報はネットで見たし、私も見た)。20年前の愛・地球博では複数見られたし、七夕やお月見もやっていた。個人的には外国からおこしの方に日本の文化をお伝えすることはとても大事だと思う。
こういう中でいかにアンテナを高くして季節を感じるか。会場内の植物に目を向けることは季節を感じることになる。私は愛知の自宅でガーデニングもするし、畑でお花を栽培することもしている。大阪に来て土いじりができないことほどさみしいことはないが、花を見ると思わず足が止まり、写真を撮ってしまう。季節の移ろいを感じることは四季がある日本ならではだと思う。海外では全く植物が生えない場所も、暑さが続く所もあるからだ。
あとに会場内で見つけた「春」を写真で紹介するが、いよいよ夏本番なので「夏」というテーマで会場をめぐってみるのも楽しいかもしれない。
最後に、私が近くを通ったら必ず寄る場所がある。それは河瀨直美先生の Dialogue Theater ~いのちのあかし~だ。ここには廃校となった学校の校庭から移設されたイチョウの木が植えられている。会期後は再び移設されるとのことだが、開幕当時は何も生えていなかった木々に緑がどんどん増えている。会期終わりにはスタッフの方が身にまとっている服と同じ黄色(光に見立てた黄色)に染まるに違いない。そして落葉。盛大に盛り上がった大阪・関西万博のフィナーレを飾るだろう。

4月18日 西ゲート前で(矢車草)

4月20日 ドイツ館にて

4月26日 イチョウの木の前で


写真に収めずにはいられない展示
会場内では写真に収めずにはいられない展示に出会うことが多い。今まで撮りためたものから数点紹介したい。パビリオンの名前だけを記しておくのでぜひ探してほしい。

Null²1

Null²2

スイス館1

スイス館2

休憩スペースの屋根

パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

EARTH MART1

EARTH MART2

ポーランド館

エジプト館

アラブ首長国連邦館

アゼルバイジャン館

関西パビリオン・鳥取ブース

サウジアラビア館
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