万博TIMES Vol.12 (6月25日(水曜日)配信)
2025年4月9日
ページ番号:655726

知っていそうで知らない秘密の場所
ネットには「来場者10数万人」との見出しが頻繁に登場し、えっ!!と驚く方も多いと思う。開幕前に会場の収容人数は30万人まで耐えられると博覧会協会の関係者の方から聞いたことがあるので序の口と言えると思うが、混雑する東ゲートやアメリカ館の前にいる人が2倍にふくれたら身動きが取れなくなるのではと誰もが思うはず(今回の万博は来場日時予約で人数をコントロールできるので一体どこまで入場可とするのかは気になるところ)。
この写真(↓)は6月13日のアメリカ館付近の様子。相当すごいなと驚かれる方も多いと思うが、日陰を求めて大屋根リングの下に集まってくる人の数も正直多く、人酔いしそう。

アメリカ館付近の行列の様子
こんな時におすすめの場所は「静けさの森」。大阪のいたるところから集められた木が植えられ、風が吹くと心地よい。ベンチこそないが、ここに少しだけいればここが会場か?と疑うほど静か。森の外には人が忙しそうに行きかっている様子が見えるが、ここは「知っていそうで知らない秘密の場所」。相当ぜいたくな気分になるはず。
この森にはアート作品も並ぶ(下のURLから詳細はご覧いただける)。
これからの夏は相当暑いと予想されるし、来場人数が減ることはないと思われる。会場内で疲れたら是非ここに足を運んで一時の休息を楽しんでいただきたい。






おすすめのアルジェリア館
大阪・関西万博の会場には友人がたくさんいるが、アルジェリア館には韓国・麗水万博(2012年)以来の友人がいる。プライベートなことなので彼が誰であるかはここには書かないが、いつも私を温かく迎えてくれる。
アルジェリア館は自由入場、自由退場のパビリオンなので滞在時間は各自に任されている。せっかく入館したのだからゆっくりと参観していただきたい。
アルジェリアはアフリカ最大の面積をもつ国で、国土の80%以上をサハラ砂漠が占めている。壁には「アルジェリアは国ではなく、大陸です」と意味深な言葉が書かれ、これは??と私たちの興味を引いている。砂漠がこの国のほとんどを占めるからこそ世界共通の課題である温暖化や砂漠化についての取組を展示・紹介するブースが設けられている。日本語ができるスタッフの方に聞けば丁寧に教えていただけるのでぜひ足を止めて見ていただきたい。先日も砂漠化に対する取組の講演会に参加した(といってもフランス語と英語のお話だったのでもちろん意味は理解でなかったが。(笑)
最後に、イタリア館は本物があって素晴らしいと言われるが、アルジェリア館にもバルド国立博物館から持ち込まれた本物が並ぶ。約240万年前の石器、銀と珊瑚の宝飾品など。
なおアルジェリアではフランス語のほか、ベルベル語を話すそうで、展示の中にアラビア語、ベルベル語と英語の3か国語で併記した展示もあるので。是非探していただきたい。

外観が美しいアルジェリア館

トゥアレグ族の舞踏団の皆さんと

講演会に出席して

銀と珊瑚の宝飾品

3か国語での表記
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